加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケットから:160121】知恵比べ

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第141号
☆彡:当面見通し&方針
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急進
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は115円(ちょい割れあり)から125円
(4)反発のきっかけは「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
>昨日、突然、小田原の24日のセミナーに6名のお申し込みをいただいた。
・「こんなマーケットだから、お金はらっても、どうしたらいいか聞きたい」との声が圧倒的だった。
・前から「加藤さんのセミナーに出ると元気になる」とのお声は確かに多い…
・投資で元気をなくすなんて馬鹿らしい…常に目線は前向きに!!
・どんな時でも加藤の気持ちは変わらない…
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版からの引用コメントです
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>ジェットコースターは下りのスピードを落とさない・・・
【日本株概況:ムード好転せず…連日の大幅下落】
東京時間15:25現在
・日経平均          16017.26(-398.93 -2.43%) ・TOPIX              1301.49(-37.48 -2.80%)
・東証マザーズ    726.92(-24.27 -3.23%)    ・ジャスダック    101.52(-3.13 -2.99%)
・東証REIT指数     1620.89(-14.63 -0.89%)
▼前場と後場でムード一変
>前場:買い先行
∵(1)ドル円相場が117円台を回復
∵(2)NY原油先物下げ渋り
∴前日の売り込まれた銘柄を中心に買いが膨らむ
→後場寄り直後…一時16734.58円まで高値を伸ばす
>後場:売り一色に一変
∵(1)ドル円が再び117円割れ
∵(2)NY原油も軟調に推移
∵(3)上海株が下げ幅
∵(4)来週の日銀決定会合での追加緩和に否定的な報道*1
→日経平均下げ幅を400円近くまで拡大…1万6千円割れ寸前で大引け
●昨日とあわせ下落幅は1000円に迫る。安値引けとなり、ムードの弱さが示された格好。
*1:資産効果消えれば「なにも残らない」アベノミクス…株価対策を打ってくるという期待は(・・?
<柴山首相補佐官>
・「日銀の追加緩和を判断するにはまだ早い」
<黒田日銀総裁>
・「物価の基調自体は高まっている」…強気の姿勢堅持
※東証1部
(騰落銘柄数)↑60↓1860→15(出来高)31億8594万株(売買代金)3兆846億円…商い活発☆
<富国生命保険:山田一郎株式部長>:*B
・「プレーヤーが変わっているようだ」
・「個人が日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信を売っている」
・「銀行はかなりETFを切らざるを得ない」
・「今はこうした国内のフローが外国人投資家のフローより大きい」
・「資金の流れが変化している背景には米国の利上げ局面入りがある」
・「立て続けに年4回行うと米連邦準備制度理事会(FRB)の主要メンバーが発言しているが、
そのペースはマーケットとの感覚とは食い違いがある」
☆彡:珍しく「真っ当な」コメントだ…
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>海外でも「慎重」コメントが続く…
<ブルンバーグ>
★著名運用会社の投資のプロたち:相次ぐ株式相場の一段の下落予想
∵(中国経済減速)・(原油急落)・(中央銀行の政策手詰まり)などが下げ止まりを難しくしそう…
<グッゲンハイム・パートナーズ:スコット・ミナード最高投資責任者(CIO)>
・「S&P500種株価指数がさらに10%下げ1650に」
・「原油は1バレル当たり20ドルまで下がる可能性も」
<T・ロウ・プライス:ジェフリー・ロッティングハウス>
・「株式相場があと10%下落する状況はあり得る」
<ダブルライン・キャピタル:共同創業者;ジェフリー・ガンドラック>
・「S&P500の長期下落を予想する」
<ブラックロック:グローバルチーフ投資ストラテジスト;ラス・ケステリッヒ>
・「相場の底打ちが示唆されるためには…予想以上に良い企業業績か経済指標or中国経済の改善と
いったファンダメンタルなきっかけが必要だ」
<ヘッジファンド・ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者:レイ・ダリオ>
・「経済が長期にわたる債務サイクルの終わりに近づくのに伴い世界の市場のリスクは非対称的に
下向きだ」
<ジャナス・キャピタル・グループ:ビル・グロース>
・「中央銀行は景気てこ入れのための手段を使い果たした」
・「市場は成長の可能性がないことを感じ取っており…主要新興国でリセッション(景気後退)が始まって
いると認識している」
☆彡:安いところまで来たという認識はある。だが、売り方は「儲かる限り」売るし、最後は「損しても
いい」気持ちで売ってくる。
☆彡:加藤自身は反転の兆しは中国の「財政」に関するコメントがある日突然「買い材料」となった時
と思っているが…
【米国株式市場】
▽上昇
*S&P 500種株価指数…前日の1年9カ月ぶり安値から上昇
…エネルギー株高い
☆欧州中央銀行(ECB)…追加緩和の可能性示唆
<ベル・エア・インベストメント・アドバイザーズ:グローバルエクイティ調査バイスプレジデント;
アーロン・ジェット>
・「反発して良かった。株が売られ過ぎている中で買い手がまだいることがわかり安心した」
・「市場参加者は神経質になっている」
・「原油市場は特にそうだ」
・「下押し圧力が強いことから今の段階で自信を持ってロングポジションを立てるのは厳しいだろう」
・「当社は顧客と非常に率直に話している。投資家はかなりナーバスになっている」
☆彡:「逃げてはだめ」「でも勝負してはだめ」…マーケットとの知恵比べだ。

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