加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケットから:160201】

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第147号

☆彡:根本的解決を認識しない限り、一時的な上げ下げで「騒ぎ」「燥ぐ」のは己が愚かさを露呈する
だけだと心に刻もう

☆彡:偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通しを載せておく
※「騰落表」メールでお送りしたもの
<当面の注意事項>:山崎氏自身はまだ買っていない…忘れないこと
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
<どのように買いに入るか(・・?>
・第1目途:1万6857円(この相場の始動点:8,665円…12年11月14日衆院解散決定日→天井2万952円…15年6月24日)までの3分の1押し…ここら少しずつ買い始める。
・第2目途:1万6283円
・第3目途:25日移動平均線との12%乖離(1月21日がピッタリこれだった。現に翌日は1日で940円高した)。
・第4目途:1万5701円(14年10月末の黒田バズーカ第2弾の時の窓)
・第5目途:1万4809円(始動点から大天井までの半値押し)
※第5めどのころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ。

☆彡:私がこれまで申し上げてきたことと(下記)大筋で合っていることを確認できてホッとしている
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【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加あり…(6))
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急進
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は115円(ちょい割れあり)から125円
(4)反発のきっかけは「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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>これは頭に入れておいていいだろう…
(日経電子版)

【株高でも進まぬ円安】=マイナス金利でも消えない不安
経済部 湯田昌之>2016/2/1 18:12[有料会員限定]
※原文もとに加藤が要約

>2016年01月29日
▽日銀がマイナス金利政策の導入を決定…一時121円70銭まで円が売られた
>2016年02月01日
※外国為替市場…円相場は1ドル=121円台前半での小動きに終始…利益確定の円買い・ドル売りも

▽国内債券市場…長期金利が連日で大幅に低下
▽国内株式市場…日経平均株価が大幅続伸
●円相場=一線を画す動き…円高抑制要因消えず
∵要因:1
・「120円台では企業が海外収益を円に換えようとする実需の動きが出てくる」(メガバンク)
∵要因:2
<メリルリンチ日本証券:山田修輔FXストラテジスト>
・「日銀の決定は中期的な円高リスクを中立化させるまでには至っていない」
・年初から市場を悩ませてきた2つの不安(「原油安」&「中国市場混乱」)は未だ消えず…
■日銀のマイナス金利導入…その決定的な対策にはならず
★「原油安」:原油=安値での取引が続く可能性大
∵(1)原油生産の調整弁となっていた石油輸出国機構(OPEC)は働きを失って久しい。
∵(2)米国も原油輸出を再開
∵(3)中国経済の鈍化に伴い…世界の原油需要は当面緩和状態が続くとの見方主導的
★「中国市場の混乱」:日銀のマイナス金利導入で一層深まる可能性が(・・?
∵日銀のマイナス金利やECBのドラギ総裁による追加緩和示唆
→米ドル相場が上昇
→米ドルとの連動性が高い人民元を押し上げ
<みずほ銀行:唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミスト>
・「人民元高が続けば…その先には再び中国人民銀行による大幅な元切り下げが待っている」
…市場の不安定化につながる(・・?

(マイナス金利導入)
◎日銀による円高への対応手段は増えた。
∴今後は投機的な円買いをしかけにくくなる

●先行きの世界の不安材料は大きく変わらず…むしろ増大した可能性すらある…
∴円相場はしばらく狭いレンジで神経質な動きとなりそう…
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>まあ、こうなるんだろうが…
【日本株概況:大幅続伸】:マイナス金利を受けた強気相場継続 
東京時間15:21現在
・日経平均       17865.23(+346.93 +1.98%)
・TOPIX             1462.67(+30.60 +2.20%)
・東証マザーズ     864.47(+33.13 +4.02%)
・ジャスダック       111.12(+2.19 +2.02%)
・東証REIT指数  1848.64(+67.64 +4.01%)

▽日経平均…先週末に続いて大幅な上昇
∵(1)先週金曜日の日銀決定会合で想定外のマイナス金利導入発表→ポジティブ・サプライズ
∵(2)ドル円相場が121円台で底堅く推移…円安の動きが好感された面も強い
▼中国製造業PMI_<予想で一時上げ幅を縮小も
*中国上海総合指数: 2688.85(-48.75 -1.78%)
▽その後再び買われる…一時1万7900円台をつける場面も

<T&Dアセットマネジメント:山中清運用統括部長>:*B
・「米国が利上げに向かう中で、マイナス金利は金利差拡大で円安方向に振らせる力がある」
・「不安心理の増幅で相場は危うい状況にあっただけに『いざとなれば、中央銀行が政策を打つ』ということを示した点は大きく、日銀は大きな安心材料を与えてくれた」
☆彡:この運用会社の行く末が心配になるコメントだな…(笑)
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>NYは取り敢えず一服か…

NY株式1日(NY時間16:12)
・ダウ平均   16449.18(-17.12 -0.10%)
・S&P500          1939.38(-0.86 -0.04%)
・ナスダック   4620.37(+6.41 +0.14%)
・CME日経平均先物 17760(大証終比:-110 -0.62%)

▼下に往って来いの動き
∵(1)中国製造業PMI=景気減速を示す内容<50…警戒感広がる
∵(2)OPECの減産に懐疑的な見方もあり原油が急落
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※【NY原油市場概況:大幅反落】
・NY原油先物3月限(WTI)(終値):1バレル=31.62(-2.00 -5.95%)
・ブレント先物4 月限(ICE)(終値):1バレル=34.24(-1.75 -4.86%)
∵(1)中国のPMIが景気減速を示す内容となった
∵(2)サウジアラビアが臨時総会の開催を支持せずの報道→OPECの減産期待後退
…UAEやクウェートなどもサウジと足並みをそろえている模様
∵(3)欧米の経済制裁が解除されたイランの増産の影響がまだ見極められない
∵(4)OPECとロシアなどOPEC非加盟国の会合開催模索…実現を疑問視する見方強い

∴3月限は一時31ドル台前半まで急落
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▽米株…売りが先行⇔売りが一巡後は引けにかけて買戻しが優勢に
∵米利上げ期待後退が株式市場をサポート
…この日のフィッシャーFRB副議長も3月のFOMCについては不透明との認識示す
∴ダウ平均…一時166ドル安まで下落したものの→前日付近まで戻す

*フィッシャーFRB副議長
・「世界的な市場の動揺の意味を今判断するのは困難。」
・「金融環境が長期に引き締まるならば影響も。」
・「ただ、最近の似た事例では経済への影響はほとんどない。」
・「3月に再利上げするかは分からないので答えられない。」

<ルツェルン州立銀行:トレーダー;ベンノ・ガリカー>
・「新しい月を前向きにスタートできると期待していたが、実際にはまだ不安定だ。」
・「2月も容易ではなさそうだ」
・「焦点は中国と原油そして企業決算だ。」
・「中国から出てくる弱い経済統計と原油安が株式市場の上値を抑えている」
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☆彡:為替は米ドルが弱含む中、ドル円だけが「マイナス金利」導入で円安水準…
☆彡:豪ドル円が<鉄則>通り、跳ね返ってきた…

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