加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【20160404のマーケットから】再開

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第184号

**日記**
>3月28日 ~4月5日
・3月28日大阪へ
・3月29日:午後…堺市の病院へ 「検査」と「手術」のため入院
・3月29日:午前…「手術」長引く・無事終了も体中に違和感…退院先送り
・4月02日:違和感消え始める(右手の痺れ残りPC打てず)
・4月03日:右手の痺れも消える…【新騰落表】のいデータ更新
・4月04日:退院許可出る
・4月05日:午前中に退院予定…帰京(正しくは帰葉(笑))…連載再開します!!

≫今回はか・な・リ…しんどかった…ものすごくお腹が空いている…(笑)
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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>>:日経から

【米雇用統計に反応しなかった円相場】 >経済部 湯田昌之:2016/4/4 14:43

※原文もとに加藤要約&補足&コメント

■外国為替市場進む円高■

>4日…一時・前週末比90銭以上高い1ドル=111円32銭まで↑…3月22日以来の高値

>1日:米国市場
☆堅調な米雇用統計☆…円安・ドル高につながりやすい材料⇔★反応は限定的★

∵市場の目…イエレンFRB議長が気にする他の国々(新興国)の経済情勢に移行(・・?

※日米経済指標は「円安材料」だが…

【米国】:米雇用統計(3月)
◎非農業部門雇用者数=+21万5千人>市場予想
◎平均時給=前月比+0.3%>予想
⇒「雇用」の『量』と『質』の両面で改善を示唆…米国経済の底堅さ確認

<みずほ銀行:唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミスト>:「通常ならば非の打ち所がない円安材料…」

【日本】:企業の消費者物価上昇率見通し(1年後)
●+0.8%…初めて1%割り込む
●3年後や5年後の物価見通しも2015年12月調査と比べて引き下げ
⇒鈍化傾向…一段と鮮明に
∵円高や新興国経済の不調による需要鈍化など

<SMBCフレンド証券:岩下真理チーフマーケットエコノミスト>
「日銀の追加金融緩和実施可能性高まった」
∵追加緩和=日本の金利低下→日米金利差拡大の連想…円安材料となりやすい

※なぜこうした円安材料に反応しなかったのか…(・・?

◇現在…市場が気にしているのはFRBの政策スタンス…
>3月29日
<イエレンFRB議長>
・「海外経済が引き続きリスクになっている」
・」追加利上げについて慎重に進める」
 ↓  ↓  ↓
・米国利上げに対する市場の観点変化
 ↓  ↓  ↓
<みずほ銀行:唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミスト>
>従来:「世界経済が弱くとも…米経済が堅調であればFRBは利上げする」
>現在:「むしろ米国以外の世界経済が利上げ動向を左右する」

∴日銀の政策動向にも米雇用統計に対しても円相場が反応しにくくなっている


>7日:米国でのパネル討議

・4FRB議長…「夢の競演」(笑)
<ボルカー>・<グリーンスパン>・<バーナンキ>そして<イエレン>

・わかり易く言えば、FRB議長の身長が低くなるにつれて米国金利は低くなった…(笑)

<ボルカー>:第12代議長
・「FRBの仕事はパーティーが最高潮になる前にバケツで水をぶっかけることだ」と言い、実際に「荒療治」で米国をスタグフレーションから救い出した。
・2メートル近い身長から「キリン」と呼ばれた。

<グリーンスパン>:第13代議長
・就任直後の「ブラックマンデー」への迅速な対応(潤沢な資金供給)で市場からの信認を得る
・そのせいか「インフレはすぐそこにある」と言いながら一貫した緩和スタンスを維持
・「マーケットとの対話」路線は民主・共和問わず政府との関係も良好で4人5期の大統領からの指名を受けた。
・しかし、現在の世界経済の「緩和依存症」の元を作ったとも言われ、「リーマンショックの影の立役者」とも言われている。

<バーナンキ>:第14代議長
・前任者のとばっちりを喰らう形で就任早々「リーマンショック」に遭遇する。
・「ヘリコプターベン」の異名通り、流動性供給の積極的。
・米国にゼロ金利やQEなどの「非伝統的手段」を導入した

…さて、イエレンは誰の言うことを聴いてこの難局を乗り切るのだろう(・・?
…慎重スタンスを彼女が維持する限り「円高」局面もまた維持されるだろう…

 イエレン議長は米国時間の7日にパネル討議に参加する予定だ。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)からイエレン議長が一貫して維持してきた慎重スタンスがここでも保たれるようなら、円相場は一段と上値を追う可能性がある。
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**昨日の各市場概況**
【国内株】:5日続落
掲載日時: 【掲載日時: 2016年4月4日(月)15:57:00
・日経平均  16123.27(-40.89 -0.25%)…引値ベース:3月1日以来の安値
・TOPIX    1302.71(+1.31 +0.10%)…5日ぶり反発
・東証マザーズ    1003.15(+11.91 +1.20%)
・ジャスダック    108.15(-0.02 -0.02%)
・東証REIT指数    1904.88(+45.13 +2.43%)

▼ドル円=軟調地合い…円高嫌気
▼原油価格下落…投資家心理冷やす
▽先週末の良好な米経済指標を好感した買い+一部主力銘柄には押し目買いも

※東証1部(売買代金):2兆896億円

<三井住友アセットマネジメント:市川雅浩シニアストラテジスト>;*B
・「円高が日本株の重しとなっている」
・「米経済統計の内容は悪くなく…米国株も上げており…リスク回避一色ではない」
・「現状の為替は…企業の想定よりも円高・ドル安水準にあり…利益の圧迫要因となる。」
・「企業業績の下振れははっきりしてきており…追加緩和を催促する材料になりやすい。」
・「政策期待は日本株を支える一つの要因」

>>:伊勢志摩サミットで日本が世界主要国が協調した財政出動を牽引できるか(・・?

<大和証券:三宅一弘チーフストラテジスト>:*B
・「米国の景況感の拡大は続いているが…現在の物価情勢から言えば利上げは急がなくても良い。」
・「為替のドル安・円高は日本株にとってはマイナスで…喜び半分。」
・「日本の業況感悪化への懸念があり…プラスマイナスが拮抗(きっこう)している」

【米国株】:反落
NY株式4日(NY時間16:26)
ダウ平均   17737.00(-55.75 -0.31%)
S&P500    2066.13(-6.65 -0.32%)
ナスダック   4891.80(-22.75 -0.46%)
CME日経平均先物 16135(大証終比:+85 +0.53%)

▼手掛かり材料に乏しく全体的には様子見気分が強い

※現在の株価
◎年初の下げを回復…年初来高値水準に上昇
▽FRB…利上げに慎重姿勢…株式市場にフォロー
▼更にその先の上値追いには材料不足
⇒来週からの決算を確認したいとの声も

<パイオニア・インベストメンツ:米株式調査責任者クレイグ・スターリング>:*B
・「このところの上昇がヘッドフェイク(騙し)なのかどうかについては…さまざまな見方がある」
・「売買高のあまり多くない状況で上昇してきており…今はある種の転換点にある。」
・「原油が一段安となったり…悪い内容のマクロ経済データが示されたり…あるいは金利市場が株式に不利な方向となれば…年初の状況に戻ることになる」

>>:そうでなければ…上昇ということなんだろう…日米ともに「千日手」に入ったのか(・・?

【NY外為】 : ドル円下落

■日本円が上昇…対ドルで約1年半ぶりの高値に迫る
∵(1)1~3月(第1四半期)の円上昇*1=日銀の金融政策…通貨安誘導に限界との懸念広がる

*1:
>第1四半期
*日本円*:6.8%上昇…3年に及ぶ刺激策はすでに織り込まれていることを示唆
<日銀>:1月29日…マイナス金利政策導入=サプライズ⇔円の上昇を抑制できず

∵(2)世界的な景気減速懸念…リスク回避円買い

<BNPパリバ:通貨ストラテジスト;バシーリ・セレブリアコフ>:*B
・「今年初めに強まった世界経済に対する慎重な見方すべてを、円が受け止めている」
・「日銀は円安に誘導できていない」

>>:先のG20での「サプライズ優先」の日銀の金融政策に対して主要国は苦言を呈していたが…市場参加者はそのあたりもしっかり「聞いて」いたのだろう。
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■エリオットの波■は日経平均では…「下げの鼓動」最後の調整波にあり、その中での(下げ)→(上げ)→(下げ)か(・・?
■エリオットの波■:加藤のチャート利用法
※mixiコミュ:「SCMTBはじめくん」に掲載!!
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※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である…突破「18000円」が想定内にも反落
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※4月04日で乖離は▲4.2%・騰落レシオは106.6%(乖離率:割安・騰落レシオ<120%…正常)
◎乖離率からは「短期的な」反発が見込まれる

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
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<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…2回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急伸
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ※03月01日の時点で円高目処を112.30円→111.50円→110.90円 と算出
  ※現在値(04/05):111.30円水準では111.80円が上値抵抗に。110.59円が下値抵抗
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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**お知らせ**
■4月のセミナー■:「前向き!!投信ゼミナール!!」
>4月23日(土) 11:15-12:45(時間が15分後ろにずれました)
・会場:SOBIZGATES 2FA会議室(東京都新宿区新宿5-11-2 SOBLD)…前回と同じです
・都営新宿線「新宿三丁目」駅&都営副都心線「新宿三丁目」駅より徒歩1分
・JR山手線「新宿」駅より徒歩5分
・定員:36名(参加費:1000円) …定員オーバー満席御礼!!
※なんと…九州からもご参加申し込みあり!!
>4月24日(日) 13:30‐15:00 
・会場:小田原(おだわら市民交流センターUMECO…前回と同じです
・小田原FP事務所さんのご協力をいただいています
・小田原駅から徒歩1分)
・定員:20名(参加費:1000円…リピーター・ペア割引あり)

※お問い合わせは…mstb2021139@goo.jpまで

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