加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【160412のマーケットから】安堵感?

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第190号

**日記**
>4月12日
・家内の提案で「大多喜」へ筍の買い出しに(運転は家内)
・勝浦まで足を延ばして「担々麺」をいただく。(力みなぎる味!!)
・帰路、本多忠勝(徳川16将の一人)の居城「大多喜城」へ寄る
・体力が戻ってきているのを感じる…

・長い間、このコミュを読んでくれた方から「疲れた…」と退会のメール…
・何も言わず去っていった人も多い…僕には止められないなにかがあるのだろう…
・やはり寂しい…
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
・信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
・今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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**ブルンバーグ・コラムから**

【IMF】:世界成長見通しを再度下方修正…経済停滞リスクを警告

※原文を基に加藤が要約・補足・コメント

【国際通貨基金(IMF)】
>12日
*世界成長率*:予想
>2016年:3.2%(<1月時点予想=3.4%)…下方修正
>2017年:3.5%(<1月時点予想=3.6%)…下方修正

*世界経済見通し(WEO)*
・「低成長の長期化により世界経済は…負の衝撃に一段と晒され…停滞期に陥るリスクが高まっている。」

<IMFチーフエコノミスト:モーリス・オブストフェルド>:記者会見用資料
・「低過ぎる成長が長引いている。」
・「もはや失敗が許される余地はあまりない。」★
・「だが…各国当局者が共に直面するリスクをはっきり認識し…それに備える協調行動を取ることにより…信頼感を高め成長を促進し…景気回復の脱線リスクを効果的に防ぐことができる。」☆
・「長引く低成長が傷痕となって潜在生産力や消費、投資を抑制する恐れもある。」
・「将来の経済見通しの連続的な下方修正には…世界経済が失速状態に入って広範囲にわたる長期停滞局面に陥るリスクを伴う。」

▼更なるリスクとして…政治と地政学上の複数の圧力にも言及
・欧米でのポピュリズム(大衆に迎合して人気をあおる政治姿勢)の台頭
・英国の欧州連合(EU)残留の是非を問う6月の国民投票の行方
・大量の移民・難民流入で高まる欧州の緊張など…した。

*各国・地域別見通し*
【米国】
●輸出不振や投資鈍化で曇り模様
>2016年:2.4%(▲0.2%)…(1月時点からの修正幅)
>2017年:2.5%(▲0.1%)
【ユーロ圏】
>2016年:1.5%(▲0.2%)
>2017年:1.6%(▲0.1%)
【日本】
●消費税率引き上げ
●最近の円高と新興国需要の減少
★先進国で最も大幅に下方修正
>2016年:0.5%(▲0.5%)
>2017年:▲0.1%(▲0.4%)…消費増税に耐えきれず
【中国】
◎回復力ある内需とサービス業の成長が製造業の弱さを埋め合わせる兆候あり
>2016年:6.5%(+0.2%)
>2017年:6.2%(+0.2%)

<先進国>
>2016年:1.9%(▲0.2%)
<新興国>
>2016年:4.1%(▲0.2%)

>>:ちなみにインドが今年も来年も下方修正なしの7.5%成長を維持
>>:これは、「金融政策」+「インフラ投資を核にした財政政策」を打ち出した国が不況を抜け出していくことを示している…

>>:米国・ユーロ圏・日本…3本の矢が折れかけているのは要注意だ

**昨日の各市場概況**

【国内株】:反発
>東京時間15:27現在
・日経平均  15928.79(+177.66 +1.13%)
・TOPIX    1299.35(+19.56 +1.53%)
・東証マザーズ    1053.06(-22.14 -2.06%)
・ジャスダック    107.39(+0.35 +0.33%)
・東証REIT指数    1894.57(-4.36 -0.23%)

▽円高一服
*ドル円*…108円台前半で下げ渋り
*クロス円…資源国通貨主導で円安方向に
→輸出株などに好感

※東証1部:(業種別)↑27/33業種・(騰落銘柄数)↑1331↓515→105・(売買代金)2兆848億円(出来高)21億3832万株

<DIAMアセットマネジメント:武内邦信エグゼクティブポートフォリオマネジャー>:*B
・「一気に円高が進んだ後…麻生財務相発言で為替が小康状態となっており…下げを先導してきた自動車や銀行株中心に買い戻しが入っている。」
・「いったん下げ過ぎの反動」★

【米国株】:反発
>NY株式12日(NY時間16:20)
・ダウ平均   17721.25(+164.84 +0.94%)
・S&P500    2061.72(+19.73 +0.97%)
・ナスダック   4872.09(+38.69 +0.80%)
・CME日経平均先物 16120(大証終比:+190 +1.18%)

▽原油価格上昇*1
…*WTI*…42ドル台まで上昇
→資源関連を中心に買い優勢。
*1
>4月17日:カタールのドーハで産油国による増産凍結協議
◎ロシアとサウジが事前に増産凍結で合意との報道

●決算に対する警戒感は根強い(きのう引け後の決算を発表したアルコアは下げ)
…今週の大手銀の決算を前に投資家は警戒感を高めている模様
∴銀行株のオプションのボラティリティは通常の決算前よりも上昇

<ガイドストーン・キャピタル・マネジメント:グローバル投資ストラテジスト;デービッド・スピカ>:*B
・「原油価格がセンチメントを動かしている。」
・「よりハト派的な金融政策当局や継続的な原油価格の上昇…さらにドル軟調といった株式にとって明るいセンチメントが続いている。」
・「今年の第1四半期決算は金融危機以来で最も厳しいと予想されている。」
・「アナリストの間では第1四半期利益は10%減が見込まれている。特に銀行では20%減益が予想されている。」
・「力強い増収がない。それがアルコアの決算でも示された。」
・「特に賃金上昇圧力があるため…力強い増収を見ない限り…株価上昇を裏付けるのは困難だ。」

>>:市場参加者は冷静に「株は企業収益」とみている…

【NY外為】 :ドル反発

▽直近の円上昇ペースを不安に思ったトレーダーら…日米両経済の比較に注目
<IMF>:2016年の成長率…【米国】=2%>【日本】=0.6%成長
▽*米ドル*…モメンタムの目安である指標が下げ過ぎの可能性を示唆
…対円で1年半ぶりの安値から持直す…円は全面安の展開
▽<麻生太郎財務相>:12日…「一方的な偏った投機的な動きがあれば必要な措置を取る。」

<野村インターナショナル(ロンドン):シニアエコノミスト;チャールズ・サンタルノー>:*B
・「米ドルは…これまでの軟調を経て値固めに入ったのだろう。すでにかなり低い水準を付けた。」
・「日本からは引き続き…いつか介入に踏み切る可能性はまだあるとの話が聞こえる。」
・「今よりもドルが対円で高い状況の方が好ましいことを市場に思い起こさせた。」

<クレディ・アグリコル:G10通貨戦略責任者;バレンティン・マリノフ>:*B
・「円が過小評価されているとの見方はもはや通用せず…市場はこれ以上円を買い進めることには慎重になっている。」
・「円は市場の多くが適正水準と見なすレベルに近づいた。」

>>:先週末とは一転した空気が流れているようだ。

>>:そして…また「ギリシャ」の季節がやってくる。借入金返済時期はまた巡ってくる。そして、今年は若年層失業率49%!!という現実に移民問題が加わり、「歴史の王国」の存在意義がこれまで以上に問われるようになるだろう…

>>:つかの間の「戻りに」Sンドのため息をついいている余裕はなさそうだ…
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■エリオットの波■は日経平均では…「下げの鼓動」最後の調整波にあり、その中での(下げ)→(上げ)→(下げ)→(上げ)か?…戻りは少しで再び長い下げに入るだろう
■エリオットの波■:加藤のチャート利用法
※mixiコミュ:「SCMTBはじめくん」に掲載!!
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※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である…突破「18000円」が想定内にも反落
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※4月12日で乖離は▲4.2%・騰落レシオは91.2%(乖離率:割安・騰落レシオ<120%…正常)
◎乖離率からは「短期的な」反発が見込まれる

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
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<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…3回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急伸
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は106円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)…160408
  訂正前:ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ★03月01日の時点で円高目処を112.30円→111.50円→110.90円 と算出…突破!!
  ※04月08日の時点で円高目処を108.00円→106.50円→105.20円と算出
  ※現在の水準108.60円(04月13日)で上値抵抗109.85円は下値抵抗は108.10円
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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**お知らせ**
■4月のセミナー■:「前向き!!投信ゼミナール!!」
>4月23日(土) 11:15-12:45(時間が15分後ろにずれました)
・会場:SOBIZGATES 2FA会議室(東京都新宿区新宿5-11-2 SOBLD)…前回と同じです
・都営新宿線「新宿三丁目」駅&都営副都心線「新宿三丁目」駅より徒歩1分
・JR山手線「新宿」駅より徒歩5分
・定員:36名(参加費:1000円) …定員オーバー満席御礼!!
※なんと…九州からもご参加申し込みあり!!
>4月24日(日) 13:30‐15:00 
・会場:小田原(おだわら市民交流センターUMECO…前回と同じです
・小田原FP事務所さんのご協力をいただいています
・小田原駅から徒歩1分)
・定員:20名(参加費:1000円…リピーター・ペア割引あり)


※お問い合わせは…mstb2021139@goo.jpまで

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