□■前向き！！投信ゼミナール！！■□第２１６号

＊＊日記＊＊
＞5月31日
・いろんなことがあった。
・突然、「湯治」に行くことになった。3月の手術以来消えない倦怠感と持病の腰痛…
・知人の紹介で明日から週末まで「草津」の古い湯治場へ行く。まだまだ動きたいから…
＞6月１日　気象記念日（天気予報が始まった日…だそうです）

＊＊気になったニュース＊＊
【中国株…再び空売り投資家の標的に】：＊Ｂ
＞マークイット&ブルームバーグが集計したデータ
＊ＣＳＯＰ・ＦＴＳＥチャイナＡ50ＥＴＦ＊
・中国本土株に連動する香港最大級の上場投資信託（ＥＴＦ）
●空売り額が今月に入って約５倍に膨らむ…１年ぶりの高水準
●前回空売りが同水準となった後…中国の強気相場が大幅な下げに
∴慎重な見方に十分な根拠があったことが証明

（先行きに悲観的な投資家）
・最近の人民元下落を睨み…中国株に再び売り圧力がかかるとの予想に基づいてポジションを構築
※人民元：今月このままいけば…昨年８月の実質切り下げ以降…月間ベースで最大の下落率
∵（１）中国経済の見通し悪化
∵（２）米金融当局が利上げ準備を進めていることを受けたドル上昇

＜ＵＢＳグループ：陸文傑ストラテジスト＞
・「一部のマクロファンドが通貨の動きから利益を得ようと指数先物を空売りする機会を探っている。」
・「米利上げの可能性が高まっていることで…人民元に下落圧力がかかっている。」

＞＞：確信犯は秘かに爪を研ぐ…
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※ご注意ください！！　
・本ブログの情報は…
・信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
・今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。　
・＊Ｂはブルンバーグから＊ｎは日経電子版から＊Ｒはロイターからの引用コメントです
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＊＊昨日のマーケット＊＊
◎国内株式市況◎
＞2016年5月30日（月）16:20:00
・日経平均　 17234.98（+166.96　+0.978%） ＜騰落レシオ＞111・8＜25日乖離率＞2.7％
・ＴＯＰＩＸ　　　 1379.80（+13.79　+1.009%）
・東証マザーズ　　　 1144.64（+12.15　+1.07%）
・ジャスダック　　　 113.32（+0.56　+0.49%）
・東証ＲＥＩＴ指数　　　 1895.71（+6.15　+0.32%）

＊日経平均株価＊
◎５営業日続伸（４月27日以来の高値・5営業日続伸は2015年11月17日～24日以来）
▽ドル円：111円台と円安水準で推移
▽消費増税延期観測や財政刺激策期待

＜麻生太郎財務相＞：31日午前の閣議後会見
・「日本経済のファンダメンタルズは総じて悪くないが…個人消費は低迷している。」
・「消費税は今上げる時期ではない。決まればそれに従う。」
・「2020年度の基礎的財政収支の黒字化は…最大限努力する姿勢は変わらない。」
＞＞：一昨日からの「茶番」に幕…

▽鉱工業生産（前月比＋0.3％＞予▲0.15％）
▽実質消費支出（前月比＋0.2％…３カ月連続プラス）
⇒買い優勢

※東証１部：（売買代金）２兆8740億円…約２週間ぶりに２兆円台のせ（売買高）２５億2840万株（業種別騰落）↑32/33業種（銘柄別騰落）↑1955↓1336）

＜証券ジャパン：大谷正之調査情報部長＞：＊Ｂ
・「麻生氏本人から消費税の延期と第２次補正予算の話が出て好感された。」
・「増税の悪影響は前回の引上げ時に個人消費の低迷という形で表れており…需要を増やさなければならないのは間違いない。」

＜野村証券：小高貴久エクイティ・マーケット・ストラテジスト＞：＊Ｂ
・「鉱工業生産は業種別では強弱入り交じるが…前向きに受け止められる。」
・「家計調査は前月比でみると増加し…消費が落ち込んでいるという感じもない。」
＞＞：万年強気「野村」の真骨頂発揮だな（笑）

＜チューリッヒ生命：竹田憲充チーフ・インベストメント・オフィサー＞：＊Ｂ
・「米国経済が回復傾向にあり…利上げ観測が高まる中で…このまま６ー７月にかけてドル高・円安は続くのではないか。」
・「国内では安倍晋三首相が消費税増税の延期を決めた。増税延期はこれ以上の景気悪化を抑えてくれる薬。」
・「さらなる財政出動の話もあり…景気が上向く期待値は高まっている。」
・「短期的には…日経平均が１万7500円を付けてもおかしくない。」
＞＞：17,500円抜くとちょっと見方がかわってくるかも？

＜フィリップ証券：庵原浩樹リサーチ部長＞：＊Ｂ
・「海外では…為替＆原油が今の市場のドライバー。」
・「イベントを活用する投機筋が相場を動かしている。』☆
＞＞：これがホントのとこだとは思うが…
ドイツの失業者数は５月にエコノミストが予想した以上の減少となり、失業率は東西ドイツ統一以後の最低を更新した。

■海外経済指標■
【印度】：インド統計局
＞31日発表
＊ＧＤＰ１－３月（第４四半期）速報値
・前年同期比＋7.9％（＞予想平均＋7.5％）・前期＋7.2％
＊16年度（15年４月－16年３月）成長率＋7.6％=政府予測（前年度成長率＋7.2％）
⇒利下げ圧力弱まる

【独】：独連邦雇用庁
＞31日発表
＊雇用統計：5月＊
・失業者数（季節調整済）：２６９万5000人（前月比▲１万1000人＞予想▲5000人）
・失業率：6.1％
＜独連邦銀行（中央銀行）＞「経済は基調的な強さを維持する。」

【ブラジル】
＊失業率（4月）＊
・結果　11.2%＞予想　11.1%：前回　10.9%…悪化

【カナダ】
＊GDP（3月）＊
＞前月比
・結果　▲0.2%＜予想　▲0.1%：前回　▲0.1%
＊GDP（第1四半期）＊
＞前期比年率
・結果　＋2.4%＜予想　＋2.8%：前回　＋0.5%（0.8%から修正）
＞＞：財政出動をサミットで表明

【米国】
＊個人所得（4月）＊
＞前月比
・結果　＋0.4%=予想　＋0.4%：前回　＋0.4%
＊個人支出（4月）＊
＞前月比
・結果　＋1.0%＞予想　0.7%：前回　0.0%（0.1%から修正）
＞＞：消費はそこそこ
＊S&Pケースシラー住宅価格（3月）＊
（20都市・前年比）
・結果　＋5.43%＞予想　＋5.16%：前回　5.43%（5.38%から修正）
＞＞：住宅は「バブル」に向かっている
＊シカゴ購買部協会景気指数（5月）＊
・結果　49.3＜予想　50.5：前回　50.4…悪化
＊コンファレンスボード消費者信頼感指数（5月）＊
・結果　92.6＜予想　96.3：前回　94.7（94.2より修正）…悪化

●米国株式市場●
＞NY株式31日（NY時間16:19）
・ダウ平均　　　17787.13（-86.09　-0.48%）
・S&P500　　　　2096.93（-2.13　-0.10%）
・ナスダック　　　4948.06（+14.55　+0.29%）

＊ダウ平均＊
▽朝は堅調…一時は約３週間ぶりの高値
▼経済指標軟調…ドル安株安進行
・シカゴ購買部協会景況感指数・コンファレンスボード消費者信頼感指数
…アンケート調査などに基づく先行性の高い重要指標が軒並み予想を下回る弱めの結果（上記）
▼ＥＵ離脱をめぐる英国の最新世論調査結果…離脱派が優勢となったことによるリスク警戒感の動き

※英国のEU離脱について
＜英紙ガーディアン：ICMによる最新世論調査結果＞
・電話及びオンライン合同の結果（離脱・残留の意思を示した意見のみ）
（離脱）　52％　（残留）　48％
・電話による結果（未定・不明含む）
（離脱）　45％　（残留）　42％　（不明・未定）　13％

＜ブリンマー・トラスト：アーニー・セシリア最高投資責任者 （ＣＩＯ）＞：＊Ｂ
・「６月利上げは適切との見方に市場は慣れつつある。」
・「経済統計は良好で原油相場は狭いレンジで推移しており…劇的なことは何もない。」
・「薄商いの中をじり安になっている。」
・「相場を動かすような材料がない時はじりじりとした動きになりやすい。」
＞＞：こういうおっさんはきっと1日中、コーヒー飲んでドーナツ食べてる（笑）

●ＮＹ外為市場●
▼株式市場と同様…予想を下回る先行指標で米ドルが売られ、ＥＵ離脱支持派が上回った英ポンドも売られた。

＜ＢＮＰ：外為ストラテジスト；マイケル・スネイド＞：＊Ｂ
・「金融当局は利上げを望んでいるが…その機会は来ないだろう。」
・「経済データが当局の動きを押しとどめている。」
・「ドルは最近の上昇の一部を失うことになるだろう。」

＞６月３日発表
＊米国雇用統計：５月＊
・連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）６月会合での政策決定に影響を及ぼす
・エコノミスト調査の中央値：雇用者数＋16万人（昨年11月＋28万人）

＞＞：弱気のＢＮＰはなにかを握ったのか？それともポジュショントークか？
＞＞：「明日はどっちだぁ！？」（笑）…当面続くだろう…

■エリオットの波■は日経平均（月足）では…「下げの鼓動」最後の調整波にある。
■エリオットの波■：加藤のチャート利用法
※mixiコミュ：「SCMTBはじめくん」に掲載！！
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※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

＜偉大な先達「山崎和邦」氏（元野村證券支店長：現武蔵野大学大学院教授）の見通し…＞
＜日経平均は二番底をつけたか？＞
（１）2011年１月安値から2015年6月高値（20952円）までの上げ幅の半値押し
…2016年02月12日（一番底）14865円
（２）一番底からの半値戻し…2016年4月21日17381円…この後、少し上げて下げへ
（３）1990年代以降…一番底→二番底の平均日数＝54日…5月18日！！16513円…
（４）つまり、今年のセルインメイはすでに通過したことになる…
（５）これは二番底なのか？
（６）山崎師は「中間反騰に過ぎず」と切り捨てる。
（７）ここからは師の経験に基づくものだが…「大相場＝日経平均が2～2.5倍になる相場（アベノミクスを含め過去50年で5回）には大天井から4月21日までの日数が11カ月と短すぎる」と言う。
（８）そして…師は更に2016年が二黒の年であり、過去「９」（２＋０＋１＋６＝９）に係わった年は非常に強い何か（よくも悪くも）を生み出す…としている…
（９）二番底がまだついていない…とすれば…当面続くと思われる上げは「売り場」ということになるが…

＜加藤の予測＞
【当面見通し＆方針：1511末時点】 （追加（６）・…訂正（４）＆（３）…３回目）
（１）年初急落…持ち直しは年央以降…年末急伸
（２）日経平均は14000円（ちょい割れあり）から22000円
（３）ドル円は106円（ちょい割れあり）から125円（リスクは円高に）…160408
　　訂正前：ドル円は110円（ちょい割れあり）から125円（リスクは円高に）
　　訂正前：ドル円は113円（ちょい割れあり）から125円 （年央までなら120円）
　　★03月01日の時点で円高目処を112.30円→111.50円→110.90円 と算出…突破！！
　　※04月08日の時点で円高目処を108.00円→106.50円→105.20円と算出
　　※現在の水準110.70円（06月01日朝）で上値抵抗は111.30円・下値抵抗は110.00円
　　★為替は苦手だぁ！！
（４）反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること （金融政策ではない！！）
　　訂正前：「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
（５）新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する（投信で言えば基準価額が２０％下がったら
買い下がる）
（６）買い下がったもので利益が出たものは１０％毎に利食い
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＊＊お知らせ＊＊
＜セミナー＞
＞７月10日（日）　13：30‐15：00　
・会場：小田原（おだわら市民交流センターＵＭＥＣＯ…前回と同じです
・小田原ＦＰ事務所さんのご協力をいただいています
・小田原駅から徒歩1分）
・定員：２０名（参加費：1000円…リピーター・ペア割引あり）

＞７月30日（土）　11：15-12：45
・会場：SOBIZGATES　２ＦＡ会議室（東京都新宿区新宿5-11-2　SOBLD）…前回と同じです
・都営新宿線「新宿三丁目」駅＆都営副都心線「新宿三丁目」駅より徒歩1分
・ＪＲ山手線「新宿」駅より徒歩5分
・定員：３６名（参加費：1000円）
※おかげさまで前回も定員をオーバーするご参加をいただきました。お早目のお申込みを！！

＞７月30日（土）　17：00-18：30
・会場：日本カルチャー協会　東村山教室：Studio Avanti（スタジオ・アヴァンティ）　
・住所：東京都東村山市本町 2-21-3
・電話番号：042-397-1475
・体験講座として実施（体験講座料　500円）
・今後の定期的開催を予定しております（曜日・時間は再度見直し予定）

＞５月２８日 から開講しております。
・新入銀行員のためのマーケット知識基礎講座
…「ストリートアカデミー」　https://www.street-academy.com/steachers/62329
・日程・時間はいかようにもアレンジ可能です。おひとりでもグループ（割引あり）でもお受けします！！

※上記、お問い合わせは…mstb2021139＠goo.jpまで