加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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 解説します!!

【週初雑感3】

>ご希望者にお送りしている【新騰落表】160801‐05のレターコメントです。
・アップしたつもりが漏れていました。 すいません。


<ロイター記事より>

■7月の米雇用統計(米労働省)
・非農業部門雇用者数:+25万5000人(>市場予想:+18万人)…過去2カ月分の雇用者数の増加幅も上方修正
・賃金は上昇

※市場関係者のコメント

<フェデレーテッド・インベスターズ:首席株式ストラテジスト;フィル・オーランド>
『良好だが9月より12月利上げがより自然』
◎前週のさえない国内総生産(GDP)を埋め合わせるような内容
◎時間当たり賃金の増加や労働参加率の上昇など期待していたものがすべて盛り込まれた格好

●結果が良好だったが…FRBが11月の大統領選を待たずに利上げに踏み切ると考えるのは間違いではないか…?
●個人的には12月利上げのほうがより自然だとおもわれる。
◎ただ9月の利上げ観測が高まるほど今回の内容がよかったことは認めざるを得ない。

<連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ):首席エコノミスト;ダグ・ダンカン>
『年内利上げへの追い風に』
◎雇用情勢の観点から見た米経済がFRBの望む方向に向かっていることが示され…年内利上げの実施を支える内容となった。

●欧州の銀行をめぐり何らかの問題が発生する可能性は残っており…FRBはなお海外情勢を注視している
【英中銀】:包括的な刺激策を実施…英経済指標はこれまでに欧州連合(EU)離脱決定に伴う悪影響が及んでいる兆候は示唆せず

<ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュート:グローバル市場ストラテジスト主任;ポール・クリストファー>
『好調も年内利上げの可能性なし』
◎極めて堅調な内容だった。
◎年初の天候状況の影響で雇用が一部冬期に前倒しとなり…春期は幾分軟調となったが…より堅調なトレンドに戻りつつある。

●雇用循環を踏まえると…賃金・労働時間の増加や労働参加率の改善が見られる中…月間の雇用者数の伸びは今後15万─16万台の水準にとどまる可能性がある。
●FRBは今回のような好調な指標によって…利下げに動く必要はないとの確信を強めるだろうが…世界を取り巻く不透明要因はくすぶり、市場が緩和を望んでいるのは事実だ。
●FRBが利上げに踏切れば…ドルへの追い風となるだろうが…市場にとっては悪材料となりかねず…恐らく経済をも脅かす恐れがある。

>>:強い指標に「安堵感」は出た。
>>:しかし…「大人」の米国市場はこれを冷静に受け止め過度な「期待感」には繋げなかった。
>>:土曜日の日経夕刊(ウォール街:ラウンドアップ)の米国「成功者」の注意喚起も影響しているのかも知れない。

<日経平均>
http://kabutan.jp/stock/chart?code=0000…日経平均は短期的には「上昇トレンド」への移行期に入った(・・?
<NYダウ>
http://kabutan.jp/stock/chart?code=0000…NYダウは「天井圏」でのペナントを上に跳ねた
<ドル円>
http://kabutan.jp/stock/chart?code=0950…ドル円は依然「大底圏」での推移

>>:週初の「東京」のはしゃぎぶりには要注意。乗らないほうが無難だろう…

※お尋ねが多いので…今週の主要通貨予想レンジ
<ドル円>:99.85⇔103.00・<ユーロ円>:110.75⇔114.75・<豪ドル円>:75.00⇔80.40

>>:昨日は立秋…まだまだ暑い日は続きそう。みなさん、体調管理は完璧に!!


>>:加藤

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