＞外為市場が「米国利上げ」に敏感に反応し、期替りの国内生保の外債買いも巻き込んで一気に
水準訂正を行ったのに対し…株式市場は依然として「金融緩和」状態を前提とした「安堵感」と「期待感」で方向感の定まらない動きを繰り返している。

＞先週の「只今考え中」でもお話ししたが、再度、現在のマーケットに燻る懸念材料を確認しておこう

★１：米国利上げ…12月は織り込み済み…米国経済が利上げに耐えうるだけ強いかが課題に
★２：石油価格動向…現在はＯＰＥＣの価格調整機能の復活期待で＋要因…11月総会待ち
★３：中国景気動向…先週久しぶりに「貿易統計低調」▲要因に…ジリジリとした人民元安継続も懸念
★４：欧州景気…ハード・ＢＲＥＩＸ懸念が強まる…現在は予想以上の堅調だが…
★５：欧州金融機関経営悪化…先々週▲要因…潜在的リスクとして引き続き要注意
★６：日銀金融政策…２年で２％の物価上昇果たせぬまま迷走…中銀の独立性の欠如
★７：ＩＳ関連テロ拡散傾向 …ＩＳとの協議必要

＞先週のマーケットはどうだったか
（１）米国株式市場は、利上げは年内にあるとして、米国経済がその利上げに耐えうるかを測るために
第３Ｑ企業業績に注目が移った。ドル高の影響も意識して、業績発表後の取引は手控えられたがＭ週末に。予想ほど悪化していなかった米大手銀行の連結純利益をみて反発した。
（２）外為市場は、米金融当局者からの年内利上げを示唆する発言に英国懸念もあって、米ドル買いの流れが止まらなかった。

＞＞：上記は、動かない市場に耐えきれない短期的売買すじの動きが導いたものであり、その動きが小幅に留まっているのをみても大半の投資家は★１～★７をひとつひとつ吟味しながらの慎重な投資行動を崩していないと思われる。

＞＞：ＮＹダウが週間マイナスとなる中で、日経平均は踏みとどまる…米国市場との連動が薄まったことは、外国人投資家が日本株式市場から撤退した(・・?という疑問の答えになるだろう。

＞＞懸念材料が多い中で、上げているのはやはり「不自然な」動きと理解すべきである。
＞＞：それを打ち消す「上げ材料」がでてこない限りは…
＞＞：「陶酔は突然に醒める」の言葉は胸に刻んでおきたい

＜投資信託＞
＞９月一ヵ月は国内株式（大型グロース）の資産純増額・資金流入額とも上位をしめていたが
＞先週は、またしても国際リートが上位に来た。
＞おそらく、あっちへいったりこっちに来たりの繰返し（顧客ではなく、販売担当者側が…）なのだろう。
＞顧客の投資余裕資金は細る一方…というのが現実だろう。

＞月間リターンのカテゴリートップは「小型グロース（株式）」だが、このリスクを取れない人は米国利上げが近づいている現状では「ヘッジ付外債」（月間リターン：カテゴリー２位）の活用を考えるべきだろう。

＞投資信託データーについては【新騰落表】でご覧ください。

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★関西のみなさま！！お待たせしました！！
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・定員：３０名（参加費：1000円…リピーター・ペア割引あり）
★前回はおかげさまで満席になりました！！お早目のご予約を！！
※新宿は11月12日です！！（一番最後の段をご覧ください）

＜11月は新宿です！！＞
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・住所：東京都新宿区新宿5-11-2　SOBLD
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・定員36名
★毎回満席…ありがとうございます…お早目のお申込みを！！

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