【思考回路:26】170216
【注目】
<日本:安倍首相>:参議院本会議答弁
・米国に対し…現在の日本の金融緩和は…
…為替操作ではなく、デフレ脱却のために必要であることについて理解を得られた。
・アベノミクスの3本の矢の1つとして金融政策を活用していくことの重要性について合意した。
・貿易交渉に関しては…今後の日米対話でどのような枠組みが最善かを含めて議論したい。
>>:ってことはまだ「合意」はない…と同じだよね(・・?
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◎国内株式市場◎:201702015【3日ぶり反落】
*TOPIX*:終値=1551.69(前日比+14.57 +0.9%)
*日経平均株価*:終値=1万9437円98銭(前日比+199円00銭 +1.0%)
☆連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言
▽米国の早期利上げ観測拡大…長期金利上昇+ドル高・円安
<ニッセイアセットマネジメント:西崎純チーフ・ポートフォリオ・マネジャー>:*B
・「FRB議長発言を受けて市場は米国の年3回利上げを確信。」
・「多少懐疑的だった向きは軌道修正を強いられた。」
・「1回目の利上げは3月だろう。」
・「日本株は業績安心感とそれを支える米景気順調が重って投資しやすい環境になっている。」
>>:国内株式市場は一貫性のない「その日暮らし」が続いている。
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
※移動平均線循環分析(日経平均:短期>中期>長期…反発…陰線)
☆「下降トレンド」への「▼移行期▼」から「天井圏」へ逆循環中(経過観察要!!)
◆「トランプ相場はトランポリン相場」は続く
◆ローソク足的には「上位の上放れ陰線」…下落バイアス存在中
◎NY株式市場概況◎170215
・ダウ平均 20611.86(+107.45 +0.52%)
・S&P500 2349.25(+11.67 +0.50%)
・ナスダック 5819.44(+36.87 +0.64%)
・CME日経平均先物 19455(大証終比:+15 +0.08%)
*ダウ平均*…最高値更新続く
・銀行株が上げを先導…指数をサポート
▽イエレンFRB議長議会証言…「銀行規制の見直しにFRBは全面的に協力する。」
…銀行が抱える規制負担を懸念
▽米小売売上高・消費者物価(CPI)>予想
…FRB議長は具体的には利上げの時期について明言せず
⇔強い指標…市場=3月利上げの可能性も選択肢に浮上(・・?(可能性はまだ低いが…)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800
※NYダウは依然「天井圏」。5日線・25日線も上向き。まだ売り込み難いだろう。
…「トランポリン相場」が続くだろう。
●NY外為市場概況●
■為替が一歩先に行く
*ドル円*:後半になってドル売りが強まる…一時113円台に下落する場面も
▽朝方発表された米小売売上高と消費者物価が伴に予想を上回る
…ドル買いが強まりドル円も一時114.95付近まで上昇。
▼心理的節目の115円付近の上値抵抗も強く急速に押し戻される。
>>:前日のイエレンFRB議長の議会証言を受けた急上昇で短期筋の利益確定売りが強まる
>>:16日…115.00のオプション期日到来大量観測(≒40億ドル)…オプション絡みの動きも(・・?
☆イエレン議長の議会証言…米利上げ期待高まる※
☆トランプ大統領の経済政策への期待
>>ドル円…上向きのモメンタムを高め始めている様子…とのコンセンサス
>>113円台では押し目買いも入り…直ぐに114円台に戻した。
*ユーロドル*:朝方の米指標で一時1ユーロ=1.0520付近まで下落…後半には1.06台まで戻す
★政治リスクへの懸念が台頭
★トランプ相場が本格的に再開…パリティ(1ユーロ=1.00ドル)を目指す展開との見方根強い。
※<イエレン議長>:下院での議会証言
☆前日同様に利上げに前向き
☆バランスシート縮小の議論についても言及
☆移民は労働市場の重要な源…急激な変化は潜在成長に影響する
☆雇用…ある意味十分との認識も示す
☆ドル高は利上げ期待を反映
★国境税の貿易や為替への影響はかなり不透明…トランプ大統領の保護主義への懸念示す
>>:FRB議長は言ううことは言ううのだ…
【経済指標:米国】
・1月消費者物価指数:前年比+2.5%>予想:+2.4%・12月:+2.1%
・1月消費者物価コア指数:前年比+2.3%>予想:+2.1%・12月:+2.2%
・1月消費者物価指数:前月比+0.6%>予想:+0.3%・12月:+0.3%
・1月消費者物価コア指数:前月比+0.3%>予想:+0.2%・12月:+0.2%
・1月小売売上高:前月比+0.4%>予想:+0.1%・12月:+1.0%←+0.6%
・1月小売売上高(自動車除く):前月比+0.8%>予想:+0.4%・12月:+0.4%←+0.2%
・2月NY連銀製造業景気指数:18.7>予想:7.0・1月:6.5)
1月設備稼働率:75.3%<予想:75.4%・12月:75.6%←75.5%
・1月鉱工業生産:前月比▲0.3%<予想:0.0%・12月:+0.6%←+0.8%
・12月企業在庫:前月比+0.4%=予想:+0.4%・11月:+0.8%←+0.7%
・2月NAHB住宅市場指数:65<予想:67・1月:67
*ドル円*
>現在値=114.20円 本日予想レンジ=113.80円⇔115.00円
今週予想レンジ=110.50円⇔115.20円
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
☆75日線が予想に反してサポートラインとなり反発
☆日々線>5日線>25日線となり【天井圏】への逆循環(要経過観測)
☆2/07の111.60がエリオット波動の調整の4波の底ならば…
…118.66(17/12/15)を抜いてくることになるが…
◆依然「常識外」の「トランポリン相場」だけに予断許さず
*豪ドル円*: 景気持ち直し期待が下支え
>現在値=87.95円 本日予想レンジ=87.50円⇔88.50円
今週予想レンジ=84.00円⇔88.50円
[経済指標]
*Westpac消費者信頼感指数(2月)*:結果+2.3%>前回+0.1%
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【現在の懸念材料】
(1)米国動向
<トランプ大統領>
・税制改正はそう遠くない将来に準備整う。
<イエレンFRB議長>:下院での証言
◆米国経済について
・米経済はユーロ圏より急速に回復した。
・米経済はFRBの目標に接近。
・成長は期待ほどではないが雇用は目標に接近している。
…ある意味、雇用は十分だと考えている。
…失業率の安定には月間7.5万~10万人の雇用増が必要。
…建設業から熟練労働者と物件の不足が報告された。
…移民は労働力を拡大する重要な源。・移民の急激な変化は潜在成長に影響。
◆金融政策について
・バランスシートは徐々に縮小させる。
…バランスシートは大きなリスクになっていない。
…バランスシートの縮小開始は経済次第。
・新たな経済政策はFOMCに影響しかねない。
◆為替市場について
・ドル高は市場の利上げ期待を反映。
・国境税の貿易や為替への影響はかなり不透明。
(2)中国動向
◎景気の先行き楽観視拡がる
☆貿易統計上振れ
☆1月金融統計…良好な内容(下記)
[経済指標]
>14日
*中国人民銀行(中央銀行):金融統計*
・2017年1月:国内金融機関の人民元建て新規融資
結果=2兆300億人民元(約33兆7980億円)>前月実績=1兆400億人民元(+95.2%)
<市場予想=2兆4400億人民元
*社会融資総量(広範囲な流動性指標)
結果=3兆7400億人民元>市場予想=3兆人民元(前月実績=1兆6260億人民元)
(3)石油価格動向…>2月15日:WTI:1バレル(3月)=53.11(▲0.09 ▽0.17%)【続落】
*米エネルギー情報局(EIA)統計*(バレル・前週比)
●原油在庫:+952.7万 ●ガソリン:+284.6万 留出油:▲68.9万
(クッシング地区)◎原油在庫:▲70.2万
▽受渡場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫…減少
▼全体の原油在庫…予想以上に急増(ガソリン在庫とともに過去最高を更新)
(4)欧州動向 (含 欧州金融不安…消えては浮かぶタイマー付爆弾)
[経済指標]
*ユーロ圏貿易収支(12月)*:季調済
・結果+245億ユーロ>予想+220億ユーロ・前回+222億ユーロ(227億ユーロから修正)
(5)BREXIT
[経済指標] ★ポンド売り
*失業率(1月)*:結果 2.1%<予想 2.3%・前回 2.3%
★昨年10-12月期:週平均賃金*:前年比
結果:+2.6%<予想・前回=+2.8%
・除賞与:結果:+2.6%<予想・前回=+2.7%
(6)日銀緩和政策
<黒田日銀総裁>:衆院財務金融委員会答弁
・緩和は為替水準の変化および相場を目的としたものでない。
・金融政策だけで為替説明するのは理論的に正しくない。
…金利格差が為替に関係する時もしない時もある。
…日米金利差は経済物価対応したそれぞれの政策の結果。
・ETF購入は市場に安心感をもたらしている。
…リスクプレミアムの低下に効果を発揮。
<ETF購入>:2月15日
・従来型ETF=0億円(2月購入2回・総額1407億円)
・設備・人材投資企業支援関連ETF=12億円購入 (2月購入7回=計84億円)
・J-REIT=0億円(2月購入0回=0億円)
[経済指標]
*鉱工業生産・確報値(12月)*
>前月比:結果+0.7%>前回 0.5% 前年比:結果+3.2%>前回 3.0%
*設備稼働率(12月)*>前月比:結果+0.6%<前回+3.0%
(7)新興国景気懸念…強いドルによる資金流出
※全体としての…☆サポート材料 ★懸念材料
☆中国経済指標堅調 ★★米トランプ大統領保護主義的通商政策 ☆石油価格安定
>14日
【インド】
*1月:消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)*
結果=+3.17%…約2年ぶりの低水準
▼高額紙幣の廃止に伴う流動性不足…小売業界打撃
【ブラジル】
<世界銀行レポート>
・「景気低迷が続いているブラジルでは…貧困人口が大幅に増加する可能性が高い。」
※貧困人口=月収140レアル(約5000円)という貧困ライン以下
・年末までに約360万人が増加…貧困人口は2960万人に拡大する見通し
・低収入世帯が受ける「生活補助金」も景気後退で影響を受けている
…年末までに116万世帯が新たに補助対象になると予測
<ブラジル中央銀行>:エコノミスト約100人を対象に実施した最新調査
>2017年 ・GDP成長率=+0.48% ・インフレ率=4.47%
・テメル政権の構造・財政改革…着実に実施しなければ経済の建て直しは困難
…2018年の大統領選挙にも影響
…2016年10月の地方選挙…連立与党躍進(テメル政権の構造改革などへの追い風)
>>:ここにも「期待」を受けている政権がある
(8)IS国テロ…地政学的リスクの「拡散」
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【各国金融政策】
【スウェーデン】:中銀政策金利=▲0.50%:【据置】=予想通り
【米国】:連銀総裁発言
<ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁>
☆年内3回の利上げが適切と再表明。
☆2017年のGDPは2%をやや上回る。
…米経済は完全に健全な状態に近い。
…経済にはもっと人手が必要(移民は助けに。)
<ローゼングレン・ボストン連銀総裁>
☆今年の経済成長は利上げ加速を要する可能性。
☆労働市場に残るスラックは非常に限定的。
☆現段階でバランスシートを協議するのは適切。
<ブラード・セントルイス連銀総裁>
☆経済指標を考慮すると年内に利上げできる。
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