【思考回路:27】信頼&楽観
【注目】
<共和党のヘンサーリング委員長>:下院金融サービス委員会
>15日 イエレンFRB議長へ
・「ゼロ金利やFRBのバランスシート拡大が健全な経済に資すると裏付ける材料は全く存在しない。」 ・「FRBが政策ルールを無視した場合…議会が金利政策を監視する規制案を計画する。 」
(イエレンFRB議長…FRB(中央銀行)の独立性が脅かされることを強く警戒)
★トランプ大統領…FRBに対する議会の影響力を大幅に高めることを計画
…FRBの金融政策における自由度はかなり低下する可能性
…金利見通しの不確実性は高まりドル高継続の思惑はやや後退する可能性が
>>:中央銀行の独立性の侵害がFRBにまで及ぶか(・・?
>>:「一番怖いのは…行動力のあるバカだ…」(いい意味でも悪い意味でも…)
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●国内株式市場●:201702016【反落】
*TOPIX*:終値=15『1.07前日比▲2.62 ▲0.2%)
*日経平均株価*:終値=1万9347円53銭(前日比▲90円45銭 ▲0.5%)
★為替がドル安・円高方向に振れたことを嫌気
<JPモルガン・アセット・マネジメント:重見吉徳グローバル・マーケット・ストラテジスト>:*B
・「今後の為替変動に対する警戒心は強い。」
・「トランプ米大統領の保護主義政策への懸念は拭えず。」
・「1ドル=115円台を超えて円安には振れにくい。」
・「国内企業の決算内容は良かったが…
…米国で税制変更などがあると想定され…日本企業は海外投資に二の足を踏む。」
・「今後の手掛かりはつかみにくい。」
>>:国内株式市場は一貫性のない「その日暮らし」が続いている。
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
※移動平均線循環分析(日経平均:短期>中期>長期…反落…陰線=4日連続)
☆「下降トレンド」への「▼移行期▼」から「天井圏」へ逆循環中(経過観察要!!)
◆「トランプ相場はトランポリン相場」は続く
◆ローソク足的には本日陰線が出ると「上位の陰線五本」…「利食い千人力」を実感する局面(・・?
◎NY株式市場概況◎170216
・ダウ平均 20619.77(+7.91 +0.04%)
・S&P500 2347.22(▲2.03 ▲0.09%)
・ナスダック 5814.90(▲4.54 ▲0.08%)
・CME日経平均先物 19290(大証終比:▲40 ▲0.21%)
*ダウ平均*:小幅高
★最高値更新続き高値警戒感…利益確定売り
☆下押す動きまではない。
>今週…イエレンFRB議長の議会証言通過
<FRB>:3月の可能性も含み利上げに前向きな姿勢示す
※市場は次の材料探し
…トランプ大統領の税制改革の具体案を確認したいムードも
>>:利上げの「懸念」⇔税制改革への「期待」
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800
※NYダウは依然「天井圏」。5日線・25日線も上向き。まだ売り込み難いだろう。
…反り返るように「陽線」が連続している(上位の連続陽線)
…ローソク足の定石からは徐々に「利食い」となるが…
…「トランポリン相場」が続くだろう。
●NY外為市場概況●
■為替が一歩先に行く
*ドル・円*:1ドル=113円85 銭から113円09銭へ下落し113円30銭で引け。
◎予想を上回った米国の住宅や雇用関連指標
◎33年ぶりの高水準に達した2月フィラデルフィア連銀景況指数
…一時ドル買いが強まる。
●株式相場や米国の債券利回りが伸び悩み
●ドルも高値警戒感…から利食い売りが優勢に
*ユーロ・ドル*:1ユーロ=1.0633ドルから1.0679ドルへ上昇し1.0660ドルで引け。
●欧米金利差の拡大観測後退。
*ユーロ・円*:1ユーロ=121円14銭から120円69銭へ下落。
*ポンド・ドル*:1ポンド=1.2519ドルから1.2460ドルへ下落。
【経済指標:米国】
・1月住宅着工件数:124.6万戸>予想:122.6万戸・12月:127.9万戸←122.6万戸
・1月住宅建設許可件数:128.5万戸>予想:123.0万戸・12月:修正値122.8万戸
・先週分新規失業保険申請件数:23.9万件<予想:24.5万件・前回:23.4万件
・米・失業保険継続受給者数:207.6万人>予想:205.0万人・前回:207.9万人←207.8万人
・2月フィラデルフィア連銀景況指数:43.3>予想:18.0・1月:23.6
*ドル円*
>現在値=113.25円 本日予想レンジ=112.80円⇔114.20円
今週予想レンジ=110.50円⇔115.20円
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
☆75日線が予想に反してサポートラインとなり反発
☆日々線>5日線>25日線となり【天井圏】への逆循環(要経過観測)
☆2/07の111.60がエリオット波動の調整の4波の底ならば…
…118.66(17/12/15)を抜いてくることになるが…
◆依然「常識外」の「トランポリン相場」だけに予断許さず
*豪ドル円*: 豪雇用統計は強弱まちまちで中立的
>現在値=87.15円 本日予想レンジ=86.50円⇔88.00円
今週予想レンジ=84.00円⇔88.50円
[経済指標]
*雇用者数(1月)*結果+13.5千人>予想+10.0千人・前回+16.3千人(13.5千人から修正)
*失業率(1月)*結果=5.7%<予想+5.8%・前回=5.8%
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【現在の懸念材料】
(1)米国動向
<トランプ大統領>:ツイッター
・「株式市場はここ数十年で最長の期間の連騰とともに最高値を更新している。」
・「すごいレベルでの信頼感と楽観主義だ…まだ税制改革プランが発動していないのに。」
・「大統領選勝利やフォード・GMとの交渉以降…雇用は増加している。」
・「来週に新たな大統領令を発令。」
<トランプ減税効果>
◎米6大銀行の通期利益…トランプ大統領の法人税減税が実施で平均で14%増加する可能性
>ブルームバーグの集計データ
◎今回の法人税減税…6行合計で年間120億ドル(約1兆3700億円)が減免
☆トランプ大統領・「法人税を現行の35%から15%に引き下げる。」
(2)中国動向
<中国人民銀行(中央銀行)>
◎金融引き締めへの警戒感への対応
>13日 リバースレポ再開
>15日 「中期流動性ファシリティ(MLF)」…国内22金融機関に計3935億人民元を供給
…連日で資金供給を実施。
◎「両会」(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)開幕まで残り半月ほど
…各種の産業支援策に対する期待感高まる
(3)石油価格動向…>2月15日:WTI:1バレル(3月)=53.36(+0.25 +0.47%)【反発】
☆買戻し
(4)欧州動向 (含 欧州金融不安…消えては浮かぶタイマー付爆弾)
[経済指標]
*ユーロ圏貿易収支(12月)*:季調済
・結果+245億ユーロ>予想+220億ユーロ・前回+222億ユーロ(227億ユーロから修正)
(5)BREXIT
[経済指標] ★ポンド売り
*失業率(1月)*:結果 2.1%<予想 2.3%・前回 2.3%
★昨年10-12月期:週平均賃金*:前年比
結果:+2.6%<予想・前回=+2.8%
・除賞与:結果:+2.6%<予想・前回=+2.7%
(6)日銀緩和政策
<黒田日銀総裁>:預金保険機構(DICJ)・国際預金保険協会(IADI)国際コンファレンス講演
・「多くの先進国の中央銀行は…
…低成長・低インフレからの脱却を図るために極めて緩和的な金融政策を行ってきている。」
・「こうした政策自体は必要不可欠なものだが…
…同時に長期にわたる低金利の継続は金融機関の低収益性の問題となり…
…金融システムを巡るグローバルな課題になっている。」
・「今後の課題は…
…規制強化が所期の効果を発揮しているか意図せざる副作用を生じさせていないか…
…といった観点から、規制強化の影響を不断に検証していくことである。」
<ETF購入>:2月16日
・従来型ETF=704億円…2月07日以来の購入(2月購入3回・総額2111億円)
・設備・人材投資企業支援関連ETF=12億円購入 (2月購入8回=計96億円)
・J-REIT=12億円…2月06日以来の購入(2月購入2回=24億円)
[経済指標]
(7)新興国景気懸念…強いドルによる資金流出
※全体としての…☆サポート材料 ★懸念材料
☆中国経済指標堅調 ★★米トランプ大統領保護主義的通商政策 ☆石油価格安定
>15日
【ブラジル】
●テメル大統領の支持率が大幅に低下
★最新世論調査…テメル大統領の支持率=24.4%<10月=31.7%
・・・構造改革の遅れ懸念を強まる。
(8)IS国テロ…地政学的リスクの「拡散」
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【各国金融政策】
【米国】
<ロックハート・アトランタ連銀総裁>
・世界的にインフレ圧力がやや見られる。
・当局のインフレ目標達成は想定以上に早い。
・自らの見通しは年2回の利上げを前提。
・会見の予定なくても金利変更は可能。
・完全雇用に近い状況だが、なおスラックは残る
・さらなる雇用改善を待つのは賢明ではない。
・ドル高は経済を抑制し得る要因。
【ユーロ圏】
<ECB議事録>(1月18-19日開催分)
・刺激策の規模縮小はインフレの進展を危うくする
・基調インフレは説得力のある上昇トレンドとしては欠けている
・成長の下方リスクは幾分後退した
・成長に対するリスクはより均衡してきている
・賃金の二次的波及はゆるやか
【インドネシア】
<中銀政策金利>:+4.75%【据え置き】=予想通り
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※加藤の夢…もう一度「東京フォーラム」でセミナーを!!