文責：☆彡緋色の龍[暁天雄飛] ☆彡

【注目】
　【米国】＜ＦＲＢ＞：第４四半期の家計資産
　　　　・発表：９２．８兆ドルに上昇…過去最高ｎ。
　　　　　▽トランプ大統領の経済政策への期待…昨年末の株価大幅高が要因
　　　　　▽住宅価格の上昇が続いていることも資産を拡大
　　　　　　＞前四半期比：保有株式純資産価値＋７２８０億＄　※不動産純資産価値＋５５７０億＄
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　＜ＩＭＦ：ライス報道官＞
　　　　・今月のＧ２０では為替が議題に上る。★
　　　　・Ｇ２０の焦点は経済成長や政策統合になるであろう。
　　　　・中国の経済の脆弱性は依然として拡大している。★
　　　　・中国は過度な信用拡大に注視しなければならない。
　　　　・ＩＭＦの見解は公正で自由な貿易。★
　　　　・ＩＭＦがギリシャへの支援を見込むのは時期尚早。★
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　＜オランダ総選挙＞：15日実施
　　　　・オランダ…開放的で生活水準が高いとのイメージを持たれやすい
　　　　・直近の経済指標をみると必ずしもそうとは言い切れない。
　　　　　＞2月16日：1月失業率＝5.3％
　　　　　　　▽1年前の6.5％からは大幅に改善
　　　　　　　▼2008年のリーマン・ショック前の3％台と比べれば回復の遅れが目立つ。
　　　　⇒ウィルダー氏率いる極右政党の自由党が躍進する余地あり
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◎国内株式市場◎：20170309【反発】
　＊ＴＯＰＩＸ＊：終値＝１５５４．６８（前日比＋4.43　＋0.3％）
　＊日経平均株価＊：終値＝１万9318円58銭（前日比＋64円55銭　＋0.3％） …6営業日ぶり反発

　　☆米国の民間雇用統計＞予想…米長期金利上昇→為替のドル高・円安推移好感
　　
　　＜東京海上日動火災保険・資産運用第２部：桑山祐介課長代理＞：＊Ｂ
　　　　・「米国のＡＤＰ雇用統計は想定以上に良かった。」
　　　　・「10日の雇用統計も良ければ…市場は短期的には利上げの加速を織り込む可能性がある。」
　　　　・「本日のＥＣＢ理事会で…多少でもタカ派的な態度の変化が見られれば…欧州金利も上昇。」
　　　　・「米金利も上昇… 円安方向になる。」→「日本株にはフォローの風が吹きやすい。」
　　　＞＞：これは完全なポジュショントークだな…

　　　　【チャート】　　　https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000

　　※移動平均線循環分析（日経平均：短期＞中期＞長期…反発…陰線）
　　☆「下降トレンド」への「▼移行期▼」から「天井圏」へ逆循環中（経過観察要！！）
　　☆日々線を25日線が支えた
　　★ローソク足も「利食い千人力」ポイント継続だろう
　　◆「トランプ相場はトランポリン相場」は続く

◎ＮＹ株式市場概況◎170309【横這い】
　・ダウ平均　　　20858.19（+2.46　+0.01%）
　・S&P500　　　　2364.87（+1.89　+0.08%）
　・ナスダック　　　5838.81（+1.26　+0.02%）
　・CME日経平均先物　19415（大証終比：+245　+1.27%）

 　□ポジション調整が優勢…上値重い展開続く
　　　▼大型減税などトランプ大統領の経済政策の詳細を更に確認したい雰囲気強い
　　　▼米雇用統計を控え株式市場は様子見ムード強まる。

　　　▽米雇用統計を前に…米国債利回りの上昇⇒銀行株は堅調に推移。
　　　▽ＥＣＢ理事会の結果＆ドラギ総裁の会見
　　　　…景気の先行きへの慎重な見方後退→欧州債利回りも上昇

 　　【チャート】　https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800

　　※NYダウは依然「天井圏」。５日線が下を向き日々線が５日線を割り込んだ。
　　…ローソク足は先週水曜日の大陽線で「化け線」…材料の信憑性の確認必要
　　…「トランポリン相場」が続くだろう。 （21000を達成…普通なら調整だが…）

◎ＮＹ外為市場概況◎　■為替が一歩先に行く
　＊ドル・円＊：１ドル＝114円54銭から114円98銭まで上昇
　　▽米2月雇用統計が3月の利上げをより確実にする結果になるとの期待感…ドル買いに更に拍車
　＊ユーロ・ドル＊：１ユーロ＝1.0542ドルから1.0615ドルまで上昇。
　　＜ＥCB定例理事会＞
　　　　□政策金利…市場の予想通り据置
　　　　▽国内総生産（GDP）の成長率やインフレ見通しを引き上げ。
　　＜ドラギ総裁＞：「追加金融緩和策の緊急性がなくなった。」
　　⇒ユーロの買戻しに拍車。
　＊ユーロ・円＊：１ユーロ＝120円87銭から121円88銭まで上昇。
　【経済指標：米国】
　　・先週分新規失業保険申請件数：24.3万件＞予想：23.8万件・前回：22.3万件
　　・失業保険継続受給者数：205.8万人＜予想：206.2万人・前回：206.4万人←206.6万人
　　・2月輸入物価指数：前月比+0.2％＞予想：+0.1％・1月：+0.6％←+0.4％
 
　【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
　　＊ドル円＊　　
　　　＞現在値＝１１４．９５円　本日予想レンジ＝１１４．３５円⇔１１５．７５円
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 今週予想レンジ＝１１２．１５円⇔１１５．８５円
　　　
　　　・長期（75日）＞短期（5日）＞中期（25日）
　　　　★【大底圏】から【下降トレンド】へ逆循環（要経過観察）
　　　　…ＦＲＢ３月利上げ確実で米ドルは買われてきたが→ＮＥＷＳで買って事実で売る…展開か(・・?
　　　　…直近は米国雇用統計関連指標好調で利上げ可能性の高まりをはやす
　　　　★ローソク足は水曜日の「陽のコマ」が投資家の「上昇期待の中の気迷い」を示す。
　　　　⇒いずれにしても今夜だ…
　　　　★「トランポリン相場」は続くだろう。
　　　
　　＊豪ドル円＊：中国CPIの伸び縮小を懸念
　　　 ＞現在値=８６．２５：本日予想レンジ＝８５．８５円⇔８６．８５円
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今週予想レンジ＝８4.１５円⇔８８．８０円
　　　　[経済指標] 　
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【現在の懸念材料】
（１）米国動向
　　　＜ギャラップ調査＞：3月6～8日
　　　　　＊トランプ大統領支持率＊：結果=４１％…前回調査の４２％からやや低下
　　　　　　※不支持率：結果=５３％（前回と変わらず）
（２）中国動向
　　　■資金ひっ迫懸念再燃
　　　　＜中国人民銀行（中央銀行）＞：9日
　　　　　　★リバースレポを通じた資金供給を見送り…供給見送りは約1カ月ぶり。
　　　　　　※上海銀行間取引金利（SHIBOR)
　　　　　　　　▽オーバーナイトなどの短期金利は落ち着き
　　　　　　　　▼1カ月以上の比較的に長い期間の金利は高止まり
　　　　　　　　　※1カ月物は昨年11月の2.7％台から足元では4.1％台に上昇…約1年半ぶりの高水準　　　　[経済指標]
　　　　＊消費者物価指数（2月）＊：＞前年比：結果＋0.8%＜予想＋1.8%・前回＋2.5%
　　　　＊生産者物価指数（2月）＊：＞前年比：結果＋7.8%＞予想＋7.7%・前回＋6.9%

（３）石油価格動向…＞３月08日：ＷＴＩ：1バレル（4月）＝ 49.28（▲1.00 ▲1.99%）【続落】
　　　　★OPEC主導の減産効果への懐疑的な見方の広がり
　　　　★米利上げ観測の高まりなどを背景に急落した前日の流れを引き継ぐ
　　　　⇒50ドルの節目を割り込む。

（４）欧州動向 （含　欧州金融不安…消えては浮かぶタイマー付爆弾）
　　　＜独メルケル首相＞：ＥＵ議会演説
　　　　　・欧州経済は再び一段と前進へ
　　　　　・ＥＵはその将来像について基本的な面の決定に直面★
　　　　　・独経済の好調さは欧州あってのもの
　　　　　・独経済は特に世界的な自由貿易に依存している☆…トランプ牽制
　　　＜独与党議員＞：「ＥＵはロンドンの金融サービスと必要とするだろう」…英ポンド買い
　　　＜ＩＭＦラガルト専務理事＞
　　　　　・仏がユーロを離脱すれば…仏に対する深刻な不透明感と貧困をもたらすだろう。
　　　[経済指標]
　　　　【ユーロ圏】
　　　　　＊12月：ギリシャ失業率＊：結果=23.1％！！（11月=23.1％←23.0％）
　　　　　　※昨年10月には23.0％まで低下…改善の動きは一服した格好。

　＞＞：ＥＣＢ理事会は【各国金融政策】へ…

（５）ＢＲＥＸＩＴ
　　　[経済指標]　　
　　　　＊RICS住宅価格指数（2月）＊：結果　24%＞予想　23%・前回　25%
　　　　　　　
（６）日銀緩和政策
　　＜黒田日銀総裁＞：参議院財政金融委員会答弁。
　　　　・日銀出身の大塚議員（民進党）にシムズ理論について質問を受け…、
　　　　・「実質的な研究が十分でなく…現実的な政策論として有意義とは考えていない。」
　　　　　※シムズ理論
　　　　　　◎ノーベル賞経済学者であるプリンストン大学のシムズ教授が提唱
　　　　　　　・「物価水準の財政理論（FTPL）」。
　　　　　　　　▽物価水準を決めるのは金融政策だけではなく財政政策も必要であるという理論。☆
　　　　　　　　▽消費増税の凍結などを提言
　　＜麻生財務相＞：参議院財政金融委員会答弁
　　　　・「消費税について、確実に引き上げる。」★…ダメだこりゃ(笑)
　　　　・「2020年度のプライマリーバランス目標は堅持している。」
　　＜関係筋＞：ブルームバーグ
　　　　＊日銀：１６日の決定会合＊
　　　　　　☆政策変更ない見込み
　　　　　　☆ＣＰＩ上昇の際の政策ガイダンス明確化を検討…新しい項目
　　　　　　☆先走った利上げの憶測に懸念
　　＜ＥＴＦ購入＞：３月09日
　　　　・従来型ETF＝０億円…（3月購入1回・総額724億円）
　　　　・設備・人材投資企業支援関連ＥＴＦ＝１２億円購入 （3月購入7回＝計84億円）
　　　　・Ｊ－ＲＥＩＴ＝12億円（3月購入4回＝48億円）
　　[経済指標]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（７）新興国景気懸念…強いドルによる資金流出
　※全体としての…☆サポート材料　★懸念材料
　　☆中国経済指標堅調　★★米トランプ大統領保護主義的通商政策　☆石油価格安定

　＞3月08日
　　【ブラジル】：鉱工業生産（1月）＞前年比・結果＋1.4%＞予想＋1.0%・前回▲0.1%
　　【インド】：政権交代懸念…国内最大のウッタルプラデシュ州の開票は今週末
　　　　　　　　※2019年のモディ首相の再任に影響を与えるとみられている

（８）ＩＳ国テロ…地政学的リスクの「拡散」
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【各国金融政策】
　【ユーロ圏】
　　＜ECB政策金利＞：結果±0.00%＝予想＆現行
　　　　・上下限金利も据え置き＝▲０．４％⇔＋０．２５％
　　　　・資産購入額＝３月末まで月額８００億ユーロ⇒４月から１２月まで＝月額６００億ユーロ。
　　＜ドラギＥＣＢ総裁＞
　　　　★金利は長期にわたり現行あるいはそれ以下の水準に留まる。
　　　　★ＱＥはインフレが持続的に上昇するまで継続。
　　　　…基調インフレ圧力は引き続き弱い。
　　　　…大規模な刺激策の水準は依然として必要に。
　　　　…インフレ上昇はエネルギー価格の効果。
　　　　☆世界経済に幾分かの回復の兆し。
　　　　…責務の範囲内で「あらゆる手段」との文言を削除。
　　　　…成長へのリスクバランスは改善。
　　　　★現在の政策姿勢は適切。
　　　　…新規のＴＬＴＲＯに関する議論なかった。
　　　　…ＱＥの拡大も出口も議論しなかった。
　　　　☆為替に関するＧ２０の声明や自由貿易は非常に重要。…トランプ牽制
　　＜ＥＣＢスタッフ予測＞
　　　　＊インフレ見通し＊
　　　　　　＞２０１７年…1.3％から1.7％に引き上げ。
　　　　　　＞２０１８年…1.5％から1.6％に引き上げ。
　　　　　　＞２０１９年…を1.7％に据え置き。
　　　　＊成長見通し＊
　　　　　　＞２０１７年…1.7％から1.8％に引き上げ。
　　　　　　＞２０１８年…1.6％から1.7％に引き上げ。
　　　　　　＞２０１９年…１．６%に据え置き。
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※次回セミナーは…
◎小田原
　＞4月22日（土）
　（１）10：30‐12：00 ★投資の窓口２（チャートの見方の基礎講座）…始めるならここから！！　
　（２）13：30-15：00 ★前向き！！投信ゼミナール！！＠小田原９
　・会場：小田原（おだわら市民交流センターＵＭＥＣＯ…前回と同じです
　・共催：（社）小田原ファイナンシャルプランナー協会
　・定員：（１）15名（２）30名
　・参加料：（１）・（２）とも…お一人様1,000円（（１）・（２）両方参加の方は両方で1,500円）
　※小田原は会場が公共施設で参加料に上限が設定されています
◎新宿　　
　＞6月10日（土）：11時15分から12時45分　「前向き！！投信ゼミナール！！＠６」
　・会場：SOBIZGATES２階Ａ会議室 …前回と同じです
　・住所：東京都新宿区新宿5-11-2　SOBLD
　http://www.kaigi-room.com/build/access/c001346.php
　・定員35名
　・参加料：お一人様1,500円
◎大阪　　検討中…開催日は６月を予定しています…具体的ご希望あればお知らせください。

※随時受付中…
◎「受かるぞ！！ＦＰ」…２級・３級講座（個別指導&グループ指導）：回数・費用はご相談
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