加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
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・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケット:151006】IMFの囁き

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□:第75号
>みなさん!!おはようございます!! ・加藤です!!
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※ご注意ください!! 
・本メルマガでの情報は、
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願いいたします。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版からの引用コメントです
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>まずは、このニュースを記憶に刻んでおこう
【中国人民元】:円を抜いて世界4位の決済通貨に
◎中国が目指す国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)構成通貨への採用に向けて弾み
>世界での人民元建て決済の割合:8月(国際銀行間通信協会 (SWIFT):6日)
・発表:2.79%…過去最高(>7 月:2.34%) >円:2.76%
>信用状発行での人民元のシ ェア(金額ベース)
・結果:9.1%…世界2位(1位=米ドル:80.1%!!)
<IMF> ・10年に2回のSDR採用通貨見直しを来年に向け準備中
>現在:米ドル・ユーロ・円・英ポンドの4通貨
【中国】
☆人民元を加えるように働き掛け…最近まで「緩やかな人民元高」黙認
★中国人民銀行(中央銀行)…8月11日…事実上の人民元切り下げ
<DBSグループ・ホールディングス:エコノミスト;ネーサ ン・チョウ>:*B
「SWIFTのデータは人民元のSDR採 用に向けてプラスだ」
「8月の切り下げが人民元の利用敬遠につ ながらなかったことが示された」
⇒TPPの影響がどうでるか…だが人民元は「ジワリ」と存在感をたかめている…
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>さてと…昨日のマーケットはと… 2015/10/06 (火) 15:45
・ TOPIX    1475.84(+11.92 +0.81%)
・日経平均  18186.10(+180.61 +1.00%)
・東証マザーズ    798.25(-4.79 -0.60%)
・ジャスダック    109.36(+0.51 +0.47%)
・東証REIT指数    1707.33(+10.68 +0.63%)
*日経平均株価*:5営業日続伸…9月17日以来の高値
∵(1)世界的に株価が上昇…投資家心理好転
∵(2)TPP交渉で大筋合意に至った
∵(3)日本からノーベル賞受賞者が出た
∵(4)アジア株堅調推移
∵(5)6日:日銀金融政策決定会合の結果発表…追加緩和観測…期待先行の面も
<富国生命保険:山田一郎株式部長>:*B
「世界的に米国の利上げが来期という見方が増え…株式が買われている」
「国内の追加緩和期待もあるため…リスクオフに傾き過ぎていた反動がみられる」
⇒こういう「ノー天気」な買いで…もう一回20000をつけたら…
⇒素直に「利食い」だ…とインプット!!
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>経済指標チェック
【米国】:8月 *貿易収支*(結果)▲$483.3億(予想)▲$480.0億(前回)▲$418.1億ドル
(▲$418.6億から修正) …予想外の拡大で米ドル軟調
【加奈陀】 :8月 *国際商品貿易*(結果)▲C$25.3億(予想)▲C$12.0億(前回)▲C$8.2億(▲C$5.9億から修正)
>イベントチェック
<IMF世界成長見通し>
◆世界経済の見通しを前回7月時点から下方修正…中国の景気減速や商品価格下落が要因
(世界成長見通し) 2015年 3.1%(3.3%)・ 2016年 3.6%(3.8%)
(米国)  2015年 2.6%(2.5%)・ 2016年 2.8%(3.0%)
(ユーロ圏)  2015年 1.5%(1.5%)・ 2016年 1.6%(1.7%)
(日本)  2015年 0.6%(0.8%)・ 2016年 1.0%(1.2%)
(中国) 2015年 6.8%(6.8%)・ 2016年 6.3%(6.3%)
※日本経済に対するIMFコメント
「労働市場の持続的引き締まりや…このところの円安物価押し上げ圧力は…物価上昇率が中期的に 1.5%へと緩やかに向かうことに寄与」
「一方で短期的な展望は弱まり…中期的なインフレ見通しは日銀の目標を著しく下回っている」
「日銀は一段の緩和に向けた準備をすべき」
「予測を重視したコミュニケーションにより…市場に更に強いガイダンスを提供することを
 検討すべき」 ⇒日銀の追加緩和期待へ…
「より強力な構造改革を要請」
「規制緩和を通じてサービス分野の生産性向上や女性就労を促すための保育所増設など」
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>IMFの世界経済成長見通し下方修正が頭を押さえる NY株式
>6日(NY時間16:22)
・ダウ平均   16790.19(+13.76 +0.08%)
・S&P500    1979.92(-7.13 -0.36%)
・ナスダック   4748.36(-32.91 -0.69%)
・CME日経平均先物 18250(大証終比:+80 +0.44%)
*ダウ平均*:小幅高 ⇔*S&P*:*ナスダック*は下落…全体的には上値の重い展開
∵<IMF>:世界経済見通し…下方修正
▼中国経済減速+商品価格下落…新興国経済低迷
▼FRBに対してインフレが早期利上げを正当化する可能性を指摘
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>NY為替市場は… 【ドル売り強まる…・IMF:世界経済見通し下方修正+原油高→ドル圧迫】
<バンク・オブ・ノバスコシア:チーフ為替ストラテジスト;ショーン・オズボーン>:*B
「当局者は前向きな姿勢を維持せざるを得ない」
「怖気づくわけにはいかないだろう」
「経済統計は予想を下回っているものの  …それでも他国よりは堅調  ・・・政策の違いからドルの下値は限定的になる」→年内利上げ「あるかも」派
<BNPパリバ:外為戦略部門グローバル責任者;スティーブン・セイウェル>:*B
「当局者は一つの弱い経済指標が自身の見解にさほど影響しないことを慎重に説明するだろう」
「市場は雇用統計の発表前でさえ…第4四半期の利上げを織り込むのを躊躇(ちゅうちょ)していた」
「現在…当局者の発言に反応して再び織り込もうとする可能性は低い」 →年内利上げ「ないない」派
>いずれにしても…米ドルは売られて… ☆「ジワリ」…ブラジルレアル31円台後半へ…
⇒当面・・・「安値で拾えた」ものは10%利益で利益確定忘れないように!!

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