加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【思考回路:187】20171109

文責:☆彡緋色の龍[暁天雄飛] ☆彡187


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※次回セミナー予定(前向き!!投信ゼミナール!!)
(1)@新宿 8…2018年02月03日(土)
(2)@小田原12…2018年02月17日(土)…午前中に入門編「投資の窓口」5あり
(3)@大阪5…2018年02月18日(日)
>>:お申込み・お問合せは…mstb2021139@goo.jpまで
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【注目】
 >日経電子版(8日)
 ◎バブル崩壊後の高値を抜けた日経平均株価。
  ☆驚くほど底堅い相場の買い手は誰か(・・?
  
 『海外上場投資信託(ETF)』:日本市場の外でグローバルな投資家の資金を集める


  <シティグループ証券:加藤崇昭氏>
   ・「海外投資家は日本をこれ以上買う理由が見つからず苦労している。」
   ・「企業ごとに投資テーマはあっても市場に波及するストーリーがない。」
   ・「投資家たちは決して強気一辺倒ではない。」


  <野村証券:塩田誠氏>
   ・「知らず知らずに日本を買う動き。」
   ・「相場の先行きに強気の見方と懐疑論が交錯する中で買いの勢いが続いている一因は
   海外投資家の資金のパイプ役になっているETFの存在だ。」


  <モーニングスター・ダイレクト>:投信分析のデータベース
   ・海外で取引されるETFの資金流出入額と配分比率をもとに…・
   ・日本株に資金を振り向けた額を試算すると…
   *ETF経由の日本株買い:10月*
    ・推計24億ドル(約2800億円)超(年初からの累計額は推計1兆円を上回る。)
    ※日本株に資金を呼び込む代表
    …ロボット技術や人工知能(AI)関連など競争力の高い企業に投資するETF。
      Ex:《「ロボティクス&AI」ETF》:運用先:米グローバルXファンズ
         ・昨年の設定から1年あまりで時価総額は11億ドルに
         ・組み入れのほぼ半分は日本株
         …上位には米エヌビディア・キーエンス・安川電が並ぶ。


   <米バンガード>:米国外の株式で運用するETFの時価総額
     ☆現在:98億ドル弱…年初来で5割増。
      ▽米国株以外の世界の株をまとめた指数の上昇率(2割)を大きく上回る。
      ▽海外の機関投資家…米国株が値上がりするほど相対的にほかの国への
      配分比率が下がってしまうため調整としてETFを買い増す傾向がある。
     ⇒最高値の更新が続く米国株高と歩調を合わせ…「米国以外」に投資するETFにも
       資金流入が続く


      >市場のコンセンサス=世界の株高局面はしばらく続く
   ∴日本株(成長企業がなかなか登場しない&企業統治改革も道半ば…)にも
     資金が向かう構図は続きそう。


   ⇒「静かな買い手」の抬頭
    =日本株をよく人(買い材料が見当たらない)は勝てない!!相場の継続
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【市場概況】:20171108
※国内株式市場※【一服】
 *TOPIX*:終値=1817.60(前日比+4.31 +0.20%)
 *日経平均株価*:終値=2万2913円82銭 (前日比▲23円78銭 ▲0.10%)
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  ◎TOPIX…小幅続伸…26年ぶりの高値
  ☆日本企業の収益力向上を評価する買いが根強い
  ●日経平均…小幅安
  ★米国の長期金利低下や為替のドル安・円高推移が重し
  ★テクニカル分析上の過熱感も投資家心理の底流に


  <岡三アセットマネジメント:前野達志シニアストラテジスト>:*B
   ・「ファンダメンタルズは底堅い。」
   ・「為替がドル安・円高で推移しても電機や精密機器などは強い。」
   ・「稼ぐ力が世界に認められた。」
   ・「ドル・円相場と日本株はここ1カ月ほどデカップリングの傾向が見える。」


    【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
   ※移動平均線循環分析
    *日経平均:短期>中期>長期…小反発…陽線
     ☆【天井圏】継続
     ☆移動平均線の並びは上向き…当面強いだろう
     ※オシオレーター系の指標は再び120超へ
     ※これは「落ちるなら急落」パターンだろう。
     ※取り敢えずは下値は直近「窓空き」の21,500円か?
     ★「北朝鮮」動向は依然要注意
     ※米国景気堅調との両天秤が続く
     ☆下げたら買い変わらず (目処18850円)
     ※日経平均は年末2万円割れで終わる!! は変えず
     ★トランプ政権不安定化懸念でまだまだ高値波乱の様相も…
     ◆まだまだトランプ相場の「トランポリン」は続くだろう…
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◎NY株式市場概況◎【小動き】
 ・ダウ平均   23563.36(+6.13 +0.03%)
 ・S&P500    2594.38(+3.74 +0.14%)
 ・ナスダック   6789.12(+21.33 +0.32%)
 ・CME日経平均先物 22965(大証終比:+25 +0.11%)


 ※ダウ平均…横ばい。
  <ワシントン・ポスト>
   ・「米税制改革法案の法人税引き下げを1年延期する可能性がある。」
   ⇒米税制改革への不透明感(序盤は売り先行…ダウ平均も一時46ドル安)
  
  ※米税制改革
   …不透明感もあるものの株式市場は景気の先行き期待から底堅さを堅持
   ▽利益確定売りをこなしてもう一段上に行くきっかけを待っている雰囲気も


  ★銀行株の下げが相場を圧迫
   ▼米国債のイールドカーブのフラット化続く
   …長短利回りの格差は約10年ぶりの水準に縮小(銀行の利ざや収入に▲影響)
  ☆IT・ハイテク株が次第に買い戻され相場をサポート。


 【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800
  ☆NYダウは「短期」>「中期」>「長期」…【天井圏】 継続
  ☆史上最高値更新後も更に上昇力強い
  ※「上値のペナントは上抜け」が続く …再び「ペナント」形成へ…
  ※さすがに上げ過ぎと個人的には思うが…
  ※NYダウは年末に向け調整するのでは(・・? …下値=21830目処
  ◆「トランポリン」相場はまだまだ続く
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※NY外為市場概況※ ■為替が一歩先に行く
 *ドル・円*:1ドル=113円42銭から113円87銭まで上昇し…113円85銭で引け。
  ☆米上院…9日に税制改革法案を公表することを明らかに
  ☆<ムニューシン米財務長官>:年内の税制改革成立を目標としていることを再表明
  →期待感を受けたドル買い再燃。
 *ユーロ・ドル*:1ユーロ=1.1604ドルから1.1579ドルまで下落し…1.1595ドルで引た。
 *ユーロ・円*:1ユーロ=131円43銭から132円05銭へ上昇。
  ☆米国の税制改革への成立期待にリスク選好の円売りが再燃。
 *ポンド・ドル*:1ポンド=1.3087ドルまで下落後…1.3122ドルまで上昇。
  ★英国の政局不安がポンド売りに
   ▼パテル国際開発相辞任表明(今週初め…ファロン国防相が辞任)
 *ドル・スイス*:1ドル=0.9987フランから1.0007フランへ上昇


 [経済指標]・特になし


 【チャート】  https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
  ・短期(05日)>中期(25日)>長期(75日)
   ☆【天井圏】で推移
   >現在値:113.85
     ※本日予想レンジ=113.20円⇔114.35円
     ※今週予想レンジ=112.80円⇔114.80円


     ※米国利上げは下支えながら更なる115円超のドル買いには新規材料必要
     ※市場のコンセンサス
     (1)企業決算堅調も下支え材料に
     (2)経済データに注目しつつ…トランプ政権による税制改革などの行方を
      見極めるスタンス維持
     →現状(1)と(2)がプラス方向に働いている
     (3)「地政学的リスク」への懸念
     (4)「トランプリスク」
    ★「トランポリン相場」は続くだろう。
    
   *豪ドル円*: 中国輸出入の伸び鈍化で買いづらい
    現在値=87.45
     ※本日予想レンジ=86.95円⇔87.85円
     ※今週予想レンジ=86.20円⇔89.00円
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【各国金融政策】
 【NZ】
  ◎NZ中銀政策金利:結果+1.75%【据置】=予想+1.75%・現行+1.75%
  <NZ中銀声明>
   ・利上げ予想を2019年第2四半期に前倒し。(従来19年第3四半期)
   ・多くの不確実性が残る。(政策は調整が必要な可能性)
   ・住宅価格の鈍化は続く見通し。
   ・消費者物価の見通しは目標レンジの中間で変わらず。
   ・第4四半期のGDP見通しを従来の1.0%から0.9%に下方修正。
   ・NZドル安が持続的なら貿易可能な製品のインフレ上昇。
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【現在の懸念材料】
(1)米国動向
 >トランプ政権
  <ムニューシン米財務長官>
   ・新たな法人税率は来年のスタートが好ましい。
   ・ドル高の一部は好調な米経済を反映。
   ・貿易における為替の影響には短期的な懸念がある。★
   ・イエレンFRB議長が理事として残るとは思わない。
   ・12月に債務上限引き上げを望む。(少なくとも1月までは賄うことはできる)
  <ブルームバーグ>
   ・<米政権当局者>
     ・トランプ大統領の訪中で米企業が今週中国でまとめる商談
     …規模2500億ドル(約28.4兆円)を上回る(ホワイトハウス正式発表見通し)


 >金融政策
  <ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁>:連銀内でのメディアとのインタビュー
   ・「来年以降の追加利上げについては…物価上昇が加速する兆候を確認したい。」
   ・「次回12月の利上げについては支持する。」
   ・「9月のFOMCでのプロジェクションにおいて…2018年中に3回の利上げ予想を
    盛り込んだが、今後の統計発表を受けて再点検する。」
   ・「賃金上昇率や求人・採用などの雇用の基調的な数字のいくつかを見ると物価上昇に
    まだつながっていない。」
   ・「インフレが制御不可能となる兆候は全く見られない。」
   ⇒性急な追加利上げに慎重な姿勢を示す。
   ・「市中金利が緩和的な状況への警戒を示し…逆イールドを招く可能性を回避するため
    緩やかな利上げは実施するべき。」


 [経済指標]
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(2)地政学的リスク(IS国のテロ「拡散」 ・北朝鮮の自爆)
 <ホワイトハウス:サンダース報道官>
  ・「トランプ大統領が北朝鮮に対してテロ支援国家に再認定するかどうか…
   アジア歴訪終了時には決定する。」
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(3)中国動向
  ※今週から来週にかけ…今年10月の重要経済指標が相次いで公表
    >9日:物価統計 >14日:小売売上高・固定資産投資・鉱工業生産
    >15日:金融統計など


    >本日(8日)*貿易統計*:人民元ベースの輸出入が事前予想から下振れ★
      *貿易収支(10月)*人民元ベース
        ・ 結果+2544.7億元<予想 2804.5億元・前回+1930.0億元 
         (輸入・前年比)・結果+15.9%<予想+17.5%・前回+19.5%
         (輸出・前年比)・結果+ 6.1%<予想 +   7.0%・前回+ 9.0% 
        *貿易収支(10月)*:米ドルベース
       ・結果:+381.7億ドル<予想+391.0億ドル・前回+286.1億ドル(↑285.0億ドル)
      (輸入:前年比)結果:+17.2%>予想+17.0%・前回+18.6%(+18.7%から修正)
      (輸出:前年比)結果:+ 6.9%<予想+ 7.1%・前回+ 8.1%
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 ※主な「国家戦略」
  (1)稼働中…「国有企業改革」・「供給サイド改革」
     ※「混合所有制改革」…国有企業改革
     (中国聯合網絡通信集団(聯通集団)) (国有資産監督管理委員会)
     ※河北省の「雄安新区」設立
     …治水インフラ整備費⇒1000億人民元の予算投入
     ※「健康中国…国民の健康促進を目指す国家戦略     ※
  (2)繰上げ見込み
   「軍民融合発展」…軍事技術の民生利用と民間技術の軍事転用を計る


 ※市場対策
  「国家隊」…政府系の機関
     >今年第2四半期(4~6月)
      …深セン証券取引所のベンチャー企業向け市場「創業板」に大口資金投入
  「養老保険基金(年金基金)」(新規定)…運用スタート


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(4)石米油価格動向
 >11月08日 【続落】
    :NY原油先物12月限(WTI)(終値)=56.81(▲0.39% ▲0.68%)


    ☆ロイヤル・ダッチ・シェル…米メキシコ湾の原油生産施設を火事で閉鎖
    ★米エネルギー情報局(EIA)週報…原油在庫予想外に増加
   
   *EIA週間石油在庫統計:バレル・前週比:(在庫総量)
     ・原油:+223.7万(4億5714万) ・ガソリン:▲331.2万(2億0954万)
     ・留出油:▲335.9万(1億2556万)
     (クッシング地区)・原油:+72万(6456万)


  >>:$40~50/バレル台で動いて入れば騒ぐ必要ない!! (どうせ談合市場だ)
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(5)欧州動向 (含 欧州金融不安…消えては浮かぶタイマー付爆弾)
  >金融政策
  >南欧問題
  >BREXIT


 [経済指標]
  <独政府経済諮問委員会(5賢人委員会)>
   ◎2017年の同国成長率見通しを1.4%から2.0%に上方修正
   ◎2018年の成長率見通しも1.6%から2.2%に上方修正
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(6)英国動向
 >メイ政権
  <パテル英国際開発相>
    ★辞任(ネタニヤフ首相を含むイスラエル政府当局者と無許可で会談)


 >BREXIT
 >金融政策
  
 [経済指標]
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(7)日銀緩和政策
 >金融政策
    <日銀:布野審議委員>
   ・「現行の長短金利操作付き量的質的緩和について…物価2%に到達するまで
    全く変更しないというわけではない。」
   ・「現時点では追加緩和は必要ない。」
  <ETF購入>
   >11月08日
    ・従来型ETF=717億円(11月購入01回・総額717億円)
    ・設備・人材投資企業支援関連ETF=12億円購入
    (11月購入05回=計60億円)
    ・J-REIT=0億円(11月購入00回=0億円)


  [経済指標]
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(8)新興国景気懸念…強いドルによる資金流出
 ※全体としての…☆サポート材料 ★懸念材料
 ☆中国経済指標堅調 ★★米トランプ大統領保護主義的通商政策 ☆石油価格安定


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【今週の新規投信設定】 火曜日に掲載
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※随時受付中…
◎「受かるぞ!!FP」…2級・3級講座(個別指導&グループ指導):回数・費用はご相談
◎「受かるぞ!!証券外務員」…1種・2種(個別指導&グループ指導):回数・費用はご相談
◎「マーケット基礎知識」…初心者向け


 >>上記 お申込み・お問い合わせは…future1139blue@yahoo.ne.jp まで
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・日程・時間はいかようにもアレンジ可能です。おひとりでもグループ(割引あり)でもお受け
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※加藤の夢…もう一度「東京フォーラム」でセミナーを!!

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