【思考回路:191】20171115
文責:☆彡緋色の龍[暁天雄飛] ☆彡191
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※次回セミナー予定(前向き!!投信ゼミナール!!)
(1)@新宿 8…2018年02月03日(土)
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【注目】
>日経電子版(15日)
●5大銀行稼ぐ力なお弱く●
<大手銀行5グループの2017年4~9月期連結決算出揃う>:14日
☆純利益合計=前年同期比+10%=1兆5333億円(4期ぶりの増益)
∵(1)株高で保有株式の売却益が膨らんだ
∵(2)企業業績の改善で計上した一時的な利益の押し上げ
★本業のもうけ=前年同期比▲28%(3期連続減益)
∵(1)貸出金利の低下
∵(2)金融商品の販売不振
⇒銀行の稼ぐ力が弱まっている。
<三菱UFJフィナンシャル・グループ:平野信行社長>
「4~9月期として実質的に最高益を更新。」☆
「一時的な利益に支えられた厳しい決算だ。」★
∵業務純益(国内向けの融資など本業のかせぎを示す:連結ベース)
・前年同期比:▲3%減(=7007億円)
「為替の影響がなければ▲8%。実態よりかさ上げされた決算だ。」
●本業の厳しさはほかの銀行グループも同じ●
<5グループの傘下行の実質業務純益>:計1兆1146億円(5社が減益)
<みずほフィナンシャルグループ>
★みずほ銀行とみずほ信託銀行の合算で▲41%(大幅減)
「稼ぐ力や経費構造にメスを入れる必要がある。」(佐藤康博社長)
∵(1)長引く低金利による利ざやの縮小
(国内行の預貸金利回り)=差貸出金利ー預金金利=0.84%(単純平均)
…5年前から▲0.37%
∵(2)保険や投資信託など銀行窓口で取り扱う金融商品の販売も低調
…手数料収入振るわず
⇒細る国内の銀行ビジネス。
<三井住友フィナンシャルグループ:国部毅社長>
「(手数料など)非金利収入やグループ事業・海外業務に力を入れる必要がある。」
◎本業不振を補ったもの◎
<政策保有株の売却益>
・5グループの合計額=2341億円(前年同期+64%)
<取引先の業績改善進行>(貸倒引当金の戻り益増)
・合計額=約2,600億円(前年同期の3倍強…業績を底上げ)
※18年3月期通期の業績見通しに対する進捗率
<三菱UFJ>&<三井住友>…67%(高水準だがいずれも据置)
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【市場概況】:20171114
※国内株式市場※【続落】
*TOPIX*:終値=1778.87(前日比▲4.62 ▲0.30%)
*日経平均株価*:終値=2万2380円01銭 (前日比▲0円98銭 ▲0.40%)
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★米国の税制改革の先行きを見極めようと積極的な買いが入りにくい
<東京海上アセットマネジメント:橋爪幸治シニアファンドマネジャー>:*B
・「政治安定や予想外に良い業績など…これ以上ない好材料を織り込んで
株価は一方向で上がった。」
・「決算が先週で終了し…短期的には日柄調整入りとなりそう。」
・「グローバルに景況感が悪化する方向にはなく…アナリストによる業績修正も
これから本格化する。」
・「市場コンセンサスはまだ切り上がっていく可能性は高い。」
・「値幅調整による大きな下値をみる必要はないだろう。」
【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
※移動平均線循環分析
*日経平均:短期>中期>長期…陽線…陰線
☆【天井圏】継続
★移動平均線の並びは短期が下を向いた
☆オシオレーター系の指標は120割れ(短期は80%割れ)…過熱感一服
※先週木曜日の「陰のコマ」は「転換点」or「加速」か(・・?
※「落ちるなら急落」:下値は直近「窓空き」の21,500円か?
※「切返すなら一段高」
★「北朝鮮」動向は依然要注意
※米国景気堅調との両天秤が続く …「税制改革」動向注意
☆下げたら買い変わらず (目処18850円)
※日経平均は年末2万円割れで終わる!! は変えず
★トランプ政権不安定化懸念でまだまだ高値波乱の様相も…
◆まだまだトランプ相場の「トランポリン」は続くだろう…
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●NY株式市場概況●【小幅安】
・ダウ平均 23409.47(▲30.23 ▲0.13%)
・S&P500 2578.87(▲5.97 ▲0.23%)
・ナスダック 6737.87(▲19.72 ▲0.29%)
・CME日経平均先物 22310(大証終比:▲120 ▲0.54%)
※特段の売り材料もない
★米税制改革法案の行方への不透明感を材料に株式市場は調整ムード続く
★原油相場大幅下落…エネルギー株の下げが圧迫
★GEがきょうも大幅安…相場のムードを悪化させた。
*ダウ平均*
>序盤…一時168ドル安まで下げ幅を広げる場面も
>後半…押し目買いも入り下げ渋る動き
☆景気の先行き期待は根強く下値では押し目買いも入る。
☆今回はあくまで調整の範囲との見方が依然として強い。
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【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800
☆NYダウは「短期」>「中期」>「長期」…【天井圏】 継続
※「上値のペナントは上抜け」が続く …久しぶりの下抜けか(・・?
※25日線(中期)が下支えに
※さすがに上げ過ぎと個人的には思うが…
※NYダウは年末に向け調整するのでは(・・? …下値=21830目処
◆「トランポリン」相場はまだまだ続く
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●NY外為市場概況● ■為替が一歩先に行く
*ドル・円*:1ドル=113円60銭から113円31銭まで下落…113円40銭で引た。
★株安を嫌気…リスク回避のドル売り・円買いが優勢に
☆米国の10月生産者物価指数が5年半ぶりの高水準に…ドル売りが一段落
*ユーロ・ドル*:1ユーロ=1.1739ドルから1.1805ドルまで上昇…1.1790ドルで引け。
☆予想を上回った独7-9月GDP速報値を好感…ユーロ買いが継続。
*ユーロ・円*:1ユーロ=133円17銭から133円83銭へ上昇。
*ポンド・ドル*:1ポンド=1.3092ドルから1.3187ドルまで上昇。
☆英国のインフレ率上昇…金利先高感を受けたポンド買い再燃。
*ドル・スイス*:1ドル=0.9926フランから0.9882フランへ下落。
[経済指標:米国]
*10月生産者物価指数*:前月比+0.4%>予想:+0.1%・9月:+0.4%
*10月生産者物価コア指数*:前月比+0.4%>予想:+0.2%・9月:+0.4%
*10月生産者物価指数*:前年比+2.8%>予想:+2.4%・9月:+2.6%
*10月生産者物価コア指数*:前年比+2.4%>予想:+2.2%・9月:+2.2%
【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
・短期(05日)>中期(25日)>長期(75日)
☆【天井圏】で推移
>現在値:113.45
※本日予想レンジ=113.05円⇔113.95円
※今週予想レンジ=112.80円⇔114.35円
※米国利上げは下支えながら更なる115円超のドル買いには新規材料必要
※市場のコンセンサス
(1)企業決算堅調も下支え材料に
(2)経済データに注目しつつ…トランプ政権による税制改革などの行方を
見極めるスタンス維持
→現状(1)と(2)がプラス方向に働いている
(3)「地政学的リスク」への懸念
(4)「トランプリスク」
★「トランポリン相場」は続くだろう。
*豪ドル円*:中国の経済指標が重石に
現在値=86.55
※本日予想レンジ=86.05円⇔86.95円
※今週予想レンジ=86.00円⇔87.50円
<デベル豪中銀副総裁>
・このところの鉱山関連以外の設備投資は…ここ数年堅調な上向き軌道。
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【各国金融政策】
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【現在の懸念材料】
(1)米国動向
>トランプ政権
<ムニューシン米財務長官>
・「政権の目標は…米経済の3%超の成長。」
・「法人減税の実施については来年からが望ましい。」
・「現状の下院と上院における税制法案の相違はわずか。」
・「下院での今週の税制法案の可決を楽しみにしている。」
>金融政策
<イエレンFRB議長>
・あらゆるガンダンスは景気見通し次第であるべき
・想定される政策の先行きについて伝えることは有益
・FOMCの政策議論はきわめて健全に行われている
・米当局者からの発言多すぎると混乱をまねく
・米当局は政策決定に対して市場にあらかじめ準備させようと意図
<ブラード・セントルイス連銀総裁>
・追加利上げがインフレ期待を落とさないか懸念。
・FRBは9月の経済見通しを修正すべき。
・12月の利上げがインフレ期待を目標以下に押し下げる可能性。
<ボスティック・アトランタ連銀総裁>
・完全雇用に近く…成長は2%をやや上回る水準見込む。
・財政政策の影響を予想するのは時期尚早。
・企業は総じて成長の急加速を予想していない。
[経済指標]
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(2)地政学的リスク(IS国のテロ「拡散」 ・北朝鮮の自爆)
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(3)中国動向
>政策
[経済指標]: 今年10月の各種経済統(中国景気の先行きが不安視される状況)
★小売売上高・鉱工業生産額<予想
★新規融資額…下振
*小売売上高(10月)*
>前年比:結果+10.0%<予想+10.5%・前回+10.3%
>同年初来:結果+10.3%<予想+10.4%・前回+10.4%
*鉱工業生産(10月)*
>前年比:結果+6.2%<予想+6.3%・前回+6.6%
>同年初来:結果+6.7%=予想+6.7%・前回+6.7%
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※主な「国家戦略」
(1)稼働中…「国有企業改革」・「供給サイド改革」
※「混合所有制改革」…国有企業改革
(中国聯合網絡通信集団(聯通集団)) (国有資産監督管理委員会)
※河北省の「雄安新区」設立
…治水インフラ整備費⇒1000億人民元の予算投入
※「健康中国…国民の健康促進を目指す国家戦略 ※
(2)繰上げ見込み
「軍民融合発展」…軍事技術の民生利用と民間技術の軍事転用を計る
※市場対策
「国家隊」…政府系の機関
>今年第2四半期(4~6月)
…深セン証券取引所のベンチャー企業向け市場「創業板」に大口資金投入
「養老保険基金(年金基金)」(新規定)…運用スタート
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(4)石米油価格動向
>11月14日 【反落】
:NY原油先物12月限(WTI)(終値)=55.70(+1.06% +1.87%)
★<国際エネルギー機関(IEA)>:月報
・石油価格の上昇と比較的穏やかな冬期の気候を背景に需要見通しを下方修正
…2017年と2018年の需要見通しの伸びをそれぞれ日量10万バレル引き下げ
→利食い誘う
>>:$40~50/バレル台で動いて入れば騒ぐ必要ない!! (どうせ談合市場だ)
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(5)欧州動向 (含 欧州金融不安…消えては浮かぶタイマー付爆弾)
>金融政策
<ドラギECB総裁>:フォワードガイダンスは政策手段として十分に定着している。
>南欧問題
>BREXIT
[経済指標]
*ユーロ圏GDP・改定値(第3四半期)*
>前期比:結果+0.6%=予想+0.6%・前回+0.6%
>前年比:結果+2.5%=予想+2.5%・前回+2.5%(
*ユーロ圏鉱工業生産(9月)*
>前月比:結果▲0.6%=予想▲0.6%・前回+1.4%
>前年比:結果+3.3%>予想+3.2%・前回+3.9%(3.8%から修正)
*独GDP・速報値(第3四半期)*
>前月比:結果+0.8%>予想+0.6%・前回+0.6%
>前年比:結果+2.8%>予想+2.3%・前回+2.3%(2.1%から修正)
*独調和消費者物価指数・確報値(10月)*
>前月比:結果▲0.1%=予想▲0.1%・前回▲0.1%
>前年比:結果+1.5%=予想+1.5%・前回+1.5%
*独ZEW景況感(11月)*:結果 18.7<予想 19.5・前回 17.6
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(6)英国動向
>メイ政権
>BREXIT
>金融政策
<カーニー英中銀総裁>:コミュニケーションの成功には複数の異なる手段を持つ必要
[経済指標]
*消費者物価指数(10月)*
>前月比:結果+0.1%<予想+0.2%・前回+0.3%
>前年比:結果+3.0%<予想+3.1%・前回+3.0%
>同コア :結果+2.7%<予想+2.8%・前回+2.7%
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(7)日銀緩和政策
>金融政策
<黒田日銀総裁>
・フォワードガイダンスはある程度機能した
・インフレ期待は小幅に上昇してきている
・強力な緩和策を継続する
<ETF購入>
>11月14日
・従来型ETF=717億円(11月購入04回・総額2868億円)
・設備・人材投資企業支援関連ETF=12億円購入
(11月購入09回=計108億円)
・J-REIT=0億円(11月購入00回=0億円)
[経済指標]
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(8)新興国景気懸念…強いドルによる資金流出
※全体としての…☆サポート材料 ★懸念材料
☆中国経済指標堅調 ★★米トランプ大統領保護主義的通商政策 ☆石油価格安定
【ブラジル】:小売売上高(9月)>前年比:・結果+6.4%>予想+5.9%・前回+3.6%
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【今週の新規投信設定】 火曜日に掲載
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