加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【思考回路:197】20171129

文責:☆彡緋色の龍[暁天雄飛] ☆彡197


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※次回セミナー予定(前向き!!投信ゼミナール!!)
(1)@新宿 8…2018年02月03日(土)
(2)@大阪5…2018年02月04日(日)
(3)@小田原12…2018年02月17日(土)…午前中に入門編「投資の窓口」5あり
>>:お申込み・お問合せは…mstb2021139@goo.jpまで
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【注目】
  <OECD:経済成長率予測:2018年>
   ・世界全体:+3.7%(19年+3.6%)
   ・米国   :+2.5%:減税が押し上げと想定
          (19年+2.1%:労働力の伸び鈍化・個人消費の抑制を想定)
   ・日本   :+1.2%(19年+1.0%)
   ・独逸   :+2.3%(19年+1.9%)
 >>:来年ピークに注目!!
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【市場概況】:20171128
●国内株式市場●【続落】
 *TOPIX*:終値=1772.07(前日比▲4.66 ▲0.30%)
 *日経平均株価*:終値=2万2486円24銭 (前日比▲9円75銭 ▲0.04%)
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 ★北朝鮮の地政学リスクが再燃
 ★為替の円高推移や中国株の先安懸念も重しに
 ★子会社のデータ改ざんが発覚した東レが大きく下げる(繊維が業種別下落率でトップ)


 <三井住友アセットマネジメント:市川雅浩シニアストラテジスト>:*B
  ・「半導体など決算発表後に上げが目立った銘柄中心に円高・北朝鮮リスク・中国株リスク
  を嫌気した利益確定売りが入りやすい。」
  ・「特に中国については…金融規制強化論を懸念し世界的に警戒感が強まっている。」


 【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
   ※移動平均線循環分析
    *日経平均:短期>中期>長期…陽線
     ☆【天井圏】継続
     ☆移動平均線では急低下した短期線が再上昇
     ★宇オシオレーター系の指標は100台復帰から過熱感へ
     ★11/09の「陰のコマ」は「転換点」となった
      ※「落ちるなら急落」:下値は直近「窓空き」の21,500円か?
      ※「切返すなら一段高」 も依然生きている
     ★「北朝鮮」動向は依然要注意
     ※米国景気堅調との両天秤が続く …「税制改革」動向注意
     ☆下げたら買い変わらず (目処18850円)
     ※日経平均は年末2万円割れで終わる!! は変えず
     ★トランプ政権不安定化懸念でまだまだ高値波乱の様相も…
     ◆まだまだトランプ相場の「トランポリン」は続くだろう…
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◎NY株式市場概況◎【続伸】
 ・ダウ平均   23836.71(+255.93 +1.09%)…史上最高値更新
 ・S&P500    2627.04(+25.62 +0.98%)
 ・ナスダック   6912.36(+33.84 +0.49%)
 ・CME日経平均先物 22630(大証終比:+130 +0.57%)


 ◎ダウ平均…250ドル超上昇し最高値更新。
  ☆景気の先行き期待高まる
   ▼米税制改革法案への不透明感は根強いものの…
   ▽感謝祭明けのブラックフライデーやサイバーマンデーが好調
   ▽消費者信頼感指数…予想を大きく上回る


  ※<パウエルFRB理事(次期FRB議長に指名)>:公聴会
   ☆株式市場は無難に通過
    ・大き過ぎて潰せない銀行はあるかとの質問に「無い」と答える
    →銀行株が上昇を牽引
  >午後
  ★北朝鮮…弾道ミサイル発射のニュース…株価も急速に伸び悩む場面も
  ⇔
  ☆米上院予算委員会…上院共和党の米税制改革法案を可決
  ∴北朝鮮のミサイル発射の影響は限定的
  *税制改革法案*:本会議に送られ早ければ木曜日にも採決が行われるとの見方も
  …今後下院案とのすり合わせもあり情勢は依然として不透明


  【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800
   ☆NYダウは「短期」>「中期」>「長期」…【天井圏】 継続
   ※「上値のペナントは上抜け」が続く …久しぶりの下抜け後…
   ※25日線(中期)を下支えに…またしても「ペナント形成」…再び上抜け後…
   ※05日線(短期)を越えてまたしてもペナントっぽくなってきた…
   ※さすがに上げ過ぎと個人的には思うが…
   ※NYダウは年末に向け調整するのでは(・・? …下値=21830目処
   ◆「トランポリン」相場はまだまだ続く
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◎NY外為市場概況◎ ■為替が一歩先に行く
 *ドル・円*:1ドル=111円06銭へ下落後…111円64銭まで上昇…111円50銭で引け。
  ★米国政府機関閉鎖への警戒感
  ★北朝鮮弾道ミサイル発射報道…リスク回避のドル売り・円買い加速。
  ☆米上院…税制改革案可決に向けて前進→米債利回り上昇⇒ドル買い・円売り再燃
 *ユーロ・ドル*:1ユーロ=1.1900ドルから1.1827ドルまで下落…1.1840ドルで引け。
  ★ユーロ・ポンド絡みの売りが優勢
 *ユーロ・円*:1ユーロ=132円41銭から131円72銭まで下落。
 *ポンド・ドル*:1ポンド=1.3221 ドルから1.3387ドルへ上昇。
  ☆離脱の鍵となっていた清算金に関して英国と欧州連合(EU)が合意するとの期待感
  →ポンド買い加速。
 *ドル・スイス*:1ドル=0.9817フランから0.9853フランまで下落。 


 [経済指標:米国]
  *10月卸売在庫速報値*:前月比▲0.4%<予想:+0.4%・9月:+0.1%←+0.3%
  *10月前渡し商品貿易収支*
    ・結果=▲683億ドル<予想▲649億ドル・9月▲641億ドル
  *9月FHFA住宅価格指数*:前月比+0.3%<予想:+0.5%・8月:+0.8%←+0.7%
  *9月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数*
    ・前年比+6.19%>予想:+6.04%・8月:+5.82%←+5.92%
  *11月消費者信頼感指数*:☆129.5>予想:124.0・10月:126.2←125.9
  *11月リッチモンド連銀製造業指数*:結果:30>予想:14・10月:12


 【チャート】  https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
  ・中期(25日)>短期(05日)>長期(75日)
   ★【下降トレンドへの移行期】入り
   >現在値:111.45
     ※本日予想レンジ=111.10円⇔112.00円
     ※今週予想レンジ=109.90円⇔112.00円


     ※米国利上げは下支えながら更なる115円超のドル買いには新規材料必要
     ※市場のコンセンサス
     (1)企業決算堅調も下支え材料に
     (2)経済データに注目しつつ…トランプ政権による税制改革などの行方を
      見極めるスタンス維持


     ★現状(1)と(2)が希薄化…(3)(4)が台頭…ドル売りへ


     (3)「地政学的リスク」への懸念
     (4)「トランプリスク」
     ★「トランポリン相場」は続くだろう。
    
   *豪ドル円*:中国株反発で売り圧力弱まる
    現在値=84.60
     ※本日予想レンジ=84.10円⇔85.10円
     ※今週予想レンジ=83.05円⇔86.50円
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【各国金融政策】
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【現在の懸念材料】
(1)米国動向
 >トランプ政権
 >金融政策
  <パウエル理事>
   >利上げについて
    ★FRBは金利を正常化するとき。
     …12月利上げの論拠は強まっている。
     …利上げに対する忍耐強さはFOMCに役立っている。
    ☆強い成長が段階的な利上げを正当化する。
     …インフレの弱さが一時的かどうか注意深く見ている。
     …インフレ基調が弱いと判断すれば利上げはより緩やかになる。
   >バランスシート正常化について
    ★FRBは最大の米国債保有者。
    ★バランスシート調整には3~4年かかる。
    …バランスシートは2.5兆~3兆ドル規模に。
    …市場はバランスシート縮小にまだ反応していない。
   >規制緩和について
    ★ボルカー・ルールの修正を支持。
    …ボルカー・ルルーは最も大きなトレーダーに最も強く適用すべき。
   >FRBの独立性について
    ☆FRBの独立性に強くコミットする。
    …トランプ政権は誰もFRBの独立性を脅かしてはいない。
   >経済・景気について
    ☆景気に過熱感は全くない。
    …今年のGDP伸び率は2.5%…来年もそれに近い伸びを見込む。
    ☆4.1%またはそれ以下が自然失業率。
    …25歳から54歳の男性の労働者には依然としてスラックがある可能性。
    …賃金は労働市場のひっ迫を示唆していない。
    ★減税の経済への影響については予見を所持していない。
    ★財政赤字の長期的な持続性を懸念。


  <ダドリー・NY連銀総裁>
    ・FRB議長のパウエル理事への交替に関して。
    …議長の交替に向けた動きはこれまで順調。全く心配はない。
    ・FRB及びFOMCに関して
    …適切な政策の道筋で強く団結している。
    …当局が良い仕事をすればドルの信認は高いままである。
    …ドットフランク法の撤廃を望んでいない。資本や流動性の強化策は堅持するべき。
    …世界の中銀間でのコミュニケーションについては改善が必要である。
    ・米経済について
    …米国は完全雇用の状態にある。
    …インフレ率が目標を少々下回っても懸念はしない。
    …労働市場がさらにひっ迫し、賃金の伸びが加速していく。
    …税制上の刺激策は現状では不要。


 [経済指標]
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(2)地政学的リスク(IS国のテロ「拡散」 ・北朝鮮の自爆)
  ★北朝鮮が弾道ミサイル発射
   ・首相官邸(災害・危機管理情報):北朝鮮からEEZ内に着水
   <小野寺防衛相>
    ・発射されたミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性がある。
    …米国防省は北朝鮮が発射したミサイルは当初分析でICBMと述べている。
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(3)中国動向
 >政策
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 ※主な「国家戦略」
  (1)稼働中…「国有企業改革」・「供給サイド改革」
     ※「混合所有制改革」…国有企業改革
     (中国聯合網絡通信集団(聯通集団)) (国有資産監督管理委員会)
     ※河北省の「雄安新区」設立
     …治水インフラ整備費⇒1000億人民元の予算投入
     ※「健康中国…国民の健康促進を目指す国家戦略     ※
  (2)繰上げ見込み
   「軍民融合発展」…軍事技術の民生利用と民間技術の軍事転用を計る


 ※市場対策
  「国家隊」…政府系の機関
     >今年第2四半期(4~6月)
      …深セン証券取引所のベンチャー企業向け市場「創業板」に大口資金投入
  「養老保険基金(年金基金)」(新規定)…運用スタート


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(4)石米油価格動向
 >11月28日 【続落】
    :NY原油先物01月限(WTI)(終値)=57.99(▲0.12 ▲0.21%)


   ●OPEC総会を控えたポジション調整の売り入る。
    ※OPEC加盟国…協調減産期間の9ヶ月間延長でまとまっている一方で…
    ★ロシアの確約が得られていない。


   >>:$40~50/バレル台で動いて入れば騒ぐ必要ない!! (どうせ談合市場だ)
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(5)欧州動向 (含 欧州金融不安…消えては浮かぶタイマー付爆弾)
 >独政局
 >金融政策
 >南欧問題
 >BREXIT


 [経済指標]
 *独GfK消費者信頼感(12月)*:結果 10.7=想 10.7・前回 10.7
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(6)英国動向
 >メイ政権


 >BREXIT
  <カーニー英中銀総裁>
   ・秩序なきブレグジットは誰も望まない
   ・秩序無きブレグジットはポンド下落と英経済弱体化につながる
   ・ブレグジット移行期間の交渉開始は早いほどよい
   ・移行期間は18-24ケ月必要に
   ・フィンテック革命のリスクについて留意
  <英テレグラフ>:英国とEUが離脱精算金で合意
  <英FT>:英国の負担金は最大1000億ユーロ
  ⇔英当局:その報道内容は承知していない。


 >金融政策
  <BOE>
   ・英各銀行は現在のバランスシート基準でストレステストに合格
    …RBSとバークレイズは16年度末のデータが基準に達成できず


 [経済指標]
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(7)日銀緩和政策
 >金融政策
  <黒田日銀総裁> 
   ・長期金利が1%上昇すると24.6兆円の損失。
   ・現時点で金融仲介機能が阻害されているとは思わない。
   ・リバーサルレートは参考となり得る一つの理論
    ※リバーサルレート:金利が低すぎると、預貸金利ざやの縮小から、銀行の
    自己資本規制に影響を与え却って金融緩和の効果が反転(リバース)する
    可能性があるという考え方
  <ETF購入>
   >11月28日
    ・従来型ETF=0億円(11月購入07回・総額5019億円)
    ・設備・人材投資企業支援関連ETF=12億円購入
     (11月購入18回=計216億円)
    ・J-REIT=0億円(11月購入00回=0億円)
   >日銀のETF保有時価は20兆3千億円を超えている!!


  [経済指標]
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(8)新興国景気懸念…強いドルによる資金流出
 ※全体としての…☆サポート材料 ★懸念材料
 ☆中国経済指標堅調 ★★米トランプ大統領保護主義的通商政策 ☆石油価格安定


 <黒田日銀総裁>:アジア証券人フォーラム年次総会
   *アジア金融市場について*
    ☆世界経済は回復を続け…金融システムは安定性維持している。
    ☆アジアの経済成長…世界の経済成長に対して最も貢献している。
    …今後の20年でアジアの経済統合がさらに進む。
    ☆アジアの金融市場…経済の発展と統合に合わせて…発展・統合がさらに追及される
    べきである。
    …アジア金融市場が効率的で流動性に富んだ市場に育つことを期待している。
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【今週の新規投信設定】 火曜日に掲載
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※随時受付中…
◎「受かるぞ!!FP」…2級・3級講座(個別指導&グループ指導):回数・費用はご相談
◎「受かるぞ!!証券外務員」…1種・2種(個別指導&グループ指導):回数・費用はご相談
◎「マーケット基礎知識」…初心者向け


 >>上記 お申込み・お問い合わせは…future1139blue@yahoo.ne.jp まで
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※加藤の夢…もう一度「東京フォーラム」でセミナーを!!

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