【思考回路:250】20180224
文責:☆彡緋色の龍[暁天雄飛] ☆彡250
「売ったらダメだよ、買いだよ!!」
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【2018年第2回:前向き!!投信ゼミナール!!】 開催予定
◎新宿が5月19日・小田原が6月3日が確定。大阪は5月6日か20日に…
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【注目】
◎2月に入り大荒れの日本株市場…需給面から個人投資家の存在感上昇
▽「逆張り」の投資スタンス確認…相場の下方圧力が軽減されるとの期待も
<東京証券取引所>:22日発表
>2月2週(13~16日)
*投資部門別売買動向(東・名証1、2部等合計)*
(個人):4週連続で日本株を買越…買越額=851億円
(1)前週=+7458億円(>ブラックマンデーのあった1987年10月3週(6505億円)
…過去最大!!
(2)4週連続買越…昨年4月1週以来10カ月ぶり
(3)4週間の累計買越額=1兆2859億円
<大和住銀投信投資顧問:株式運用第1部バリューグループ:岩間星二SFM):*B
・「個人は相場が調整したときに押し目買いを入れる傾向がある。」
・「景気が引き続き良好で企業業績に減速感が見られず…PERも割安になってきた。」
・「上昇相場の中での株価調整として絶好の押し目買いの機会と捉えているのだろう。
・「日本株を強気にみる中で…この1年ほど大きな押し目がなかった。」
・「ずっと待っていた買いのマグマが噴出したことが表れている。」
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*TOPIX*
▼2月1週…週間で▲7.1%安(下落率…2016年2月2週(13%)以来2年ぶりの大きさ)
★米国長期金利の上昇ピッチ加速…リスク資産回避の流れが国内にも波及
→14日…一時1691.65(昨年10月13日以来4カ月ぶりに1700ポイント割れ)
※1月に2万4000円台まで上昇した日経平均株価…14日には一時2万1000円を下回る。
*足元の個人買越額*
◎「現金」が「信用」を大きく上回る。
>1月5週…信用>現金
>2月1週…現金(+5644億円)>信用(+1814億円)
>2月2週…現金(+898億円)>信用(▲47億円)
<三菱UFJモルガン・スタンレー証券:藤戸則弘投資情報部長>:*B
・「個人の現金はいわゆる中長期の投資家の徹底した逆張り。」
…1回買うと2年~3年でも持つというスタンスの人が多い。
⇔個人の信用取引はデイトレーダー的色彩が強い。」
・「個人の現金が1000億円を超す買い越しとなったのは昨年は2回しかない。」
・「現金の買いはマーケットにとってショックアブソーバー(緩衝材)になる。」
<T&Dアセットマネジメント:山中清運用統括部長>:*B
・「個人は日経平均が2万円を超える際に大きく売った。」
・「昨年の日経平均チャート…5月から8月までは2万円が上値抵抗線となっていた。」
…9月中旬以降にこれを突破→上昇基調を強めた経緯が。
・(個人):現物株
(1)昨年9月=▲9097億円&10月=▲1兆8134億円…大量売越
(2)4月~12月まで…9カ月連続の売越記録
・「手元に売却資金があるだけに…景気の良さを背景として株式に魅力を感じる向きも
あるのではないか。」
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【市場概況】:20180223
◎国内株式市場◎【反発】
*TOPIX*:終値=1760.53(前日比:+14.36 +0.80%)
*日経平均株価*:終値=2万1892円78銭 (前日比:+156円34銭 +0.70%)
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☆米国景気先行指数の堅調
☆長期金利&ボラティリティーの低下…など…米市場の落ち着きを好感
▽原油市況上昇…石油・鉱業・商社など資源株↑
▽高有利子負債業種…建設や不動産株↑
<三井住友信託銀行:投資顧問業務部;鎌田一明運用企画グループ長>:*B
・「為替がドル安・円高に振れた中でも米長期金利の低下でマーケットは落ち着いた。」
・「本来の好業績期待を評価する流れに戻りつつある。」
・「米金利がたとえ上昇しても…問題はスピード。…ゆっくりならマーケットは吸収できる。」
・「市場は14年1月に付けた3.03%を節目とみるが…超えても今の米景気を冷やす水準で
はない。」
>>:よかったね。もどって。声が震えてるけど…(笑)
【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
<移動平均線循環分析>
*日経平均:長期>中期>短期…陽線
※【大底圏】継続(02/13以来弱気相場の継続か(・・?)
※05日移動平均線に頭を押さえられた格好。
!!⇒米国株次第の動きが続く。
★参加者の「気迷い」状態 は依然強いことも判明
▼「落ちるなら急落」は依然続く
※次のチックポイント:★1:20,000円⇒★2:18,750円
▽「切返すなら一段高」 の出現か(・・? …
※余りにも「飛びすぎ」た下げ…戻りは早いぞ!!
★「北朝鮮」動向は依然要注意
※米国景気堅調との両天秤が続く …今後はピークアウト焦点
☆下げたら買い変わらず (目処18850円)
★トランプ政権不安定化懸念でまだまだ高値波乱の様相も… 現状!!
◆まだまだトランプ相場の「トランポリン」は続くだろう… 当面乱高下!!
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>欧州株式23日終値
・英FT100 7244.41(▲7.98 ▲0.11%)
・独DAX 12483.79(+21.88 +0.18%)
・仏CAC40 5317.37(+8.14 +0.15%)
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◎NY株式市場概況◎【大幅続伸】
・ダウ平均 25309.99(+347.51 +1.39%)
・S&P500 2747.30(+43.34 +1.60%)
・ナスダック 7337.39(+127.31 +1.77%)
・CME日経平均先物 22035(大証終比:+125 +0.57%)
◎ダウ平均…大幅続伸。
▽半導体中心にIT・ハイテク株に買い戻し。
☆FOMCメンバー…慎重な発言…米国債利回りも低下
▽寄り付きから上昇…2万5千ドル台に再び上昇。
・終盤に失速する戻り売りの動きがなし→ロング勢が上値を追い始めた模様。
⇒ほぼ高値引けで終了。
※市場も落ち着きを取り戻す…VIX指数も16ポイント台まで低下。
>来週…パウエルFRB議長の初の議会証言が予定。
・下院では当初予定していた28日から27日に繰り上げ。
・それに向けてFRBから金融政策報告がこの日公表。
【恐怖指数】VIXスポット(NY時間:16:09)
・スポット 16.50<20
※前日比:▲2.23 ▲11.91%
【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800
★NYダウは「中期」>「短期」>「中期」…【下降トレンド】 への移行期に逆循環
⇒26500を目指す動きの前の調整か?
※NYダウはもう一段調整するのでは(・・? …下値=21830目処
>>:今度は夏→秋か(・・?…
◆「トランポリン」相場はまだまだ続く
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◎NY外為市場概況◎ ■為替が一歩先に行く
*ドル円*:上値重い展開
★米国債利回り…下げ幅拡大
>日本時間1時のロンドン・フィキシング時…一時106.50円付近まで下落。
>終盤…米株式市場上昇…米国債利回りも下げ一服⇒ドル円も下げ渋り。
※米10年債利回り…心理的節目の3%達成目前で失速している格好
…このところの弱気相場(利回り上昇)を見直す動きも出ているのかも。
★<FOMCメンバー発言>:慎重姿勢強調
<ローゼングレン・ボストン連銀総裁>:低金利がしばらく続く可能性に言及
・市場…今週のFOMC議事録後の動きを修正している可能性も。
※ドル円…106円台半ばの水準をブレイクするようであれば…直近安値の105.55円
水準が再び視野に入る可能性も。
*ユーロ円*:一時130円台に下落…200日移動平均線を一時下回る。
▼200日線を下回るのは仏大統領選があった昨年4月以来。
…昨年4月から今年2月始めまでの上昇波のフィボナッチ38.2%戻しが128.60円付近
…心理的節目の130円を割り込むようであれば視野に入る可能性もありそう。
!!可能性としてはまだ低い!!
●ドル安というよりも円高の動きも
▼ユーロ円や豪ドル円などクロス円での円高の動き
⇔
米株…大幅続伸&原油…上値追い⇒リスク回避の円買いではない→実需の動き。
!!来週のパウエル新FRB議長の議会証言注目
【チャート】 https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
・長期(75日)>中期(25日)>短期(05日)
【大底圏突入】
★再び大きなペナント形成へ…下値のペナントは・・・
>現在値:106.80
※本日予想レンジ=106.35円⇔107.20円
※今週予想レンジ=106.00円⇔108.00円
※米国利上げは下支えながら更なる115円超のドル買いには新規材料必要
※市場のコンセンサス
(1)企業決算堅調の変化注目
(2)経済データに注目しつつ…トランプ政権による税制改革などの行方を
見極めるスタンス維持…現状はインフレによる長期金利上昇に注目
(3)「地政学的リスク」への懸念
(4)「トランプリスク」
*豪ドル円*: 連立政権弱体化への懸念から買いづらい
現在値=83.60
※本日予想レンジ=83.20円⇔84.35円
※今週予想レンジ=83.20円(↓)⇔85.45円
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<各国金融政策>
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【現在の懸念材料】
(1)米国動向
■トランプ政権
<トランプ大統領>:鉄鋼輸入に24%・アルミに最大10%の関税を検討(・・?
<ムニューシン米財務長官>:通信社とのインタビュー
・トランプ政権の政策…賃金を押し上げるが幅広いインフレを巻き起こすことはない。
・賃金インフレが必ずしも全体的なインフレ懸念には結びつかない
■景気動向
<ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁>
・米経済は幅広いセクターで改善が見られる。
・世界経済は非常に好調で改善。
■金融政策
<FRB金融政策報告>:来週のパウエル議長の議会証言に向けて議会へ提出
・労働市場は完全雇用に近いか若干上回る。
・労働者不足が恐らく賃金を引き上げている。
・賃金上昇のペースは緩やか…生産性の低さが抑制している。
・労働市場のスラックや商品相場が世界的な低インフレを支援。
※パウエル議長議会証言(下院)…27日へ1日前倒しに
<ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁>
・一時的要因は後退し、インフレは上昇を見込む。
・拡大を持続させるために経済をオーバーヒートさせる必要はない。
・漸進的な利上げと伴に経済は好調を見込む。
<メスター・クリーブランド連銀総裁>
・FRBの金融政策の枠組みの変更はハードルが高い。
・今年終盤に枠組みの変更を検討することには支持。
・枠組みの変更にオープンマインド。
・労働市場は力強い。
・インフレは2%に向かっている。
・米経済は正常に戻っており、FRBの政策も正常化している。
<ダドリーNY連銀総裁>
・我々は米国債利回りのみに注意を払うべきではない。
・FRBのバランスシートは2兆ドルまたは…それより上の水準まで戻る可能性。
<ローゼングレン・ボストン連銀総裁>
・この先…量的緩和が必要となる可能性は相当程度ある。
・低金利はしばらく続く可能性。
■経済指標
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(2)地政学的リスク(IS国のテロ「拡散」 ・北朝鮮の自爆)
<CNN>:トランプ米大統領…北朝鮮の船舶活動に制裁発表へ
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(3)中国動向
■景気動向
■金融政策
■市場活性化
<中国共産党:政治局会議>:習近平主席主宰
>22日開催…河北省「雄安新区」設立計画の進展を報告
<米アップル>
・リチウムイオン電池に使用するレアメタル(希少金属)コバルトの長期安定調達に
向けて中国鉱山会社と直接取引を模索(・・?
■経済指標
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※主な「国家戦略」
(1)稼働中…「国有企業改革」・「供給サイド改革」
※「混合所有制改革」…国有企業改革
(中国聯合網絡通信集団(聯通集団)) (国有資産監督管理委員会)
※河北省の「雄安新区」設立
…治水インフラ整備費⇒1000億人民元の予算投入
※「健康中国…国民の健康促進を目指す国家戦略 ※
(2)繰上げ見込み
「軍民融合発展」…軍事技術の民生利用と民間技術の軍事転用を計る
※市場対策
「国家隊」…政府系の機関
>今年第2四半期(4~6月)
…深セン証券取引所のベンチャー企業向け市場「創業板」に大口資金投入
「養老保険基金(年金基金)」(新規定)…運用スタート
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(4)石米油価格動向
>02月23日 【続伸】
◎NY原油先物03月限(WTI)(終値)◎=63.55(+0.78 +1.24%)
★米国産の原油生産量…高水準
★米国内稼働中原油リグ数…前週比+1基
⇔
☆米石油協会(API)・米エネルギー情報曲(EIA)週報…ともに在庫減少
☆リビアの油田の稼働停止の報
☆<サウジアラビア:ファリハ・エネルギー相>:需給について強気のコメント
>:$40~50/バレル台で動いて入れば騒ぐ必要ない!! (どうせ談合市場だ)
>>:どこかで調整が入る(★米シェールの増産注意) …ここだよ!!
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(5)欧州動向 (含 欧州金融不安…消えては浮かぶタイマー付爆弾)
■景気
■独政局
■金融政策
<ECB:クーレ専務理事>:FRB幹部らとNYでパネル・ディスカッションに参加
・早期の正常化を論じたくはない。
■経済指標
*ユーロ圏消費者物価指数・確報値(1月)*
>前月比:結果:▲0.9%=予想:▲0.9%・前回:+0.4%
>前年比・結果:+1.3%=予想:+1.3%・前回:+1.4%
>同コア :結果:+1.0%=予想:+1.0%・前回:+1.0%
*独GDP・確報値(第4四半期)*
>前期比:結果:+0.6%=予想:+0.6%・前回:+0.6%
>前年比:結果:+2.9%=予想:+2.9%・前回:+2.9%
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(6)英国動向
■メイ政権
■BREXIT
<メイ英首相>:3月2日にEU離脱に関する演説を行う予定
<ハモンド英財務相>:英EU離脱を実現させる動きは着実に進展している。
<ラムスデン英中銀副総裁>:EU離脱は英国の生産性上昇を阻害する。
■金融政策 :<中銀政策金利>:+0.50% <資産買入枠>:4350億ポンド
■経済指標
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(7)国内動向
■市場動向
■金融政策
<麻生財務相>:衆議院財務金融委員会答弁
・消費増税について…来年10月にきちんと行う
・金融政策について…現状の日銀の政策を維持していただくことは極めて大事。
財政と両方で手を組んでやっていく。
<ETF購入>
>2018年02月23日
・従来型ETF=0億円(02月購入07回・総額5121億円)
・設備・人材投資企業支援関連ETF=12億円購入
(02月購入16回=計192億円)
・J-REIT=0億円(02月購入06回=72億円)
※日銀のETF保有時価は20兆3千億円を超えている!!
■経済指標
*全国消費者物価指数(1月)*
>前年比:結果+1.4%>予想+1.3%・前回+1.0%
>同コア :結果+0.9%>予想+0.8%・前回+0.9%(除:生鮮食品)
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(8)新興国景気懸念…強いドルによる資金流出
※全体としての…☆サポート材料 ★懸念材料
☆中国経済指標堅調 ★★米トランプ大統領保護主義的通商政策 ☆石油価格安定
【ブラジル】
<フィッチ・レーティングス>
●ブラジルの格付け…「BB」から「BB-」に格下げ。
◎見通し…「ネガティブ」から「安定的」に上方した。
∵財政赤字拡大で政府の債務負担が膨らんでる上に構造改革を実施できていない
⇔
<ブラジル財務省>
・フィッチは自国のファンダメンタルズを理解。
・今回の格下げは構造改革の重要性を強調している。
【ロシア】 ◎<S&Pグローバル・レーティング>:近くロシアの格付けを引き上げると予測
●追加利下期待…やや後退
▼インフレ率(1月)加速=結果:+1.6%>予想:+0.3%
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(9)仮想通貨対応
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【今週の新規投信設定】 火曜日に掲載
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※随時受付中…
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◎「受かるぞ!!証券外務員」…1種・2種(個別指導&グループ指導):回数・費用はご相談
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