加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケット:151202】モデルチェンジ

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□:第109号
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>みなさん!! こんにちは!! 加藤です!!
・ここのところ…なんとなく不調です。
・心も体もしっくりきません。
・そこで…この【昨日のマーケット】の内容を勝手ながら変更しました…
・データ中心からコメント中心に致します。(データーはmixi #FUTURE BLUE#に集約)
・今後ともよろしくお願いします。
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※ご注意ください!! 
・本メルマガの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版からの引用コメントです
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 【昨日のマーケット】
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■ジャネットは語った■
 ・日経電子版:(本日朝刊)
●米FRB議長…月内の利上げ改めて示唆
>2日:講演(ワシントンエコノミッククラブ)
  「経済指標は想定通り改善している」
   ・次回FOMC(12月15~16日)で9年ぶりの利上げに踏み切る可能性を改めて示唆
  「利上げ後の政策運営は『緩和的なスタンスを保つだろう』」
   ・緩やかな引き締めペースになるとの見方を強調

 ※講演原稿
 ・利上げについて
  「経済データ次第だが…FOMCは年内の利上げが適切だと指摘してきた」
  「米経済は来年→再来年と雇用をさらに改善させる十分な成長力がある」
  「前回FOMC以降の経済データも『雇用改善が続く』という我々の見通しと矛盾していない」
  「金融政策の引き締め時期を遅らせることにより…
            景気を意図せずにリセッション(景気後退)に逆戻りさせるリスクがある」
  ⇒次回FOMCでの利上げの可能性を強くにじませる

 ・利上げ後の金融政策について
  「もちろん緩和的スタンスが続く」
  「利上げを急ぎすぎれば景気回復の妨げになる」
  ⇒緩やかに引き締めていく考えを示す

 ・景気のリスク要因
  「ドル高による輸出不振や資源安によるエネルギー部門の投資減少」★
  「雇用情勢…失業率に含まれない非労働力人口が増えている」
  「まだ完全雇用に達したとはいえない」
 ⇒★は要注意…これぞ「売り方」が狙う「売る理由」…

■株式市場は<原油安>で下げ■
・NY株式2日(NY時間16:13)
 ・ダウ平均   17729.68(-158.67 -0.89%)  S&P500  2079.15(-23.12 -1.10%)
 ・ナスダック   5123.22(-33.08 -0.64%)
 ・CME日経平均先物 19845(大証終比:-105 -0.53%)

 ▼ダウ平均は反落
  ・特に悪材料は無し。
   …商品市場で原油が40ドルを割り込み→資源関連株の下落が全体を圧迫
   ※<OPEC代表者>:「今週の総会では減産はない」

 <ジョーンズトレーディング・インスティチューショナル・サービシズ:
                    グローバル市場ストラテジスト;ユーセフ・アッバシ>:*B
  「イエレン議長は相場を押し下げるほど驚くようなことは言わなかった」
  「昨日の上げは単に12月が通常相場が上昇するという雰囲気や季節的な要因が原因」
  「きょうは・商品相場の急落・ユーロ圏のインフレ率を受けたドル上昇・雇用に関するデータ
   ・イエレン議長講演のトーンが相まって市場は現実を認識させられた」

■為替は素直にドル高へ■
 <チャプデレーン:為替責任者;ダグラス・ボースウィック>:*B
  「イエレン議長の発言は金融当局による利上げを極めて明快にした」
  「それでも市場はポジションが飽和状態になっている可能性がある」
  「FRBが政策金利を引き上げ…ECBが追加緩和に動く可能性は
   ・市場参加者はすでに織り込んでいることだろう」★
  ⇒★「まさにファクツ(事実)で売る…」を待ち構えている可能性が…

 <米財務省>:対外証券投資:*n
   ・市場が米利上げを織り込み始めた2014年7月~2015年9月までに
    ・米国に流入した資金(戻ってきた資金)⇒計2300億ドル(28兆円)
   ・2009年からの5年半で
    ・計7500億ドル(92兆円)もの資金が海外に流れていた
    ⇒このうち3分の1の資金が米国内に戻ってきた計算に
  ※なにを意味するか…
   ・ドル高による米国輸出の不振
   ・米ドル建て債務が多い(国債発行)新興国の利払資金増加…財政悪化
  ⇒★「売り方」にとって極めて単純な「売り材料」がじわりと…

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 昨日の!?コメント
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 <カブドットコム証券:荒木利夫>:*n
 「個人投資家は全く売り急いでいないですよ」
  >12/02:同社の注文状況…わずかに売りが多い程度
        ・前日:日経平均2万円を回復…株価は高値圏⇔個人の利益確定売り少ない。
        ∵ここまでの上昇過程で既に利益を確定した投資家が多いため
          …2万円の過程で利幅が出た株を現金化→投資余力はむしろ高まっている
 「日経平均が2万円台を固める動きになれば…むしろ追随して買ってくる可能性が高い」
 ⇒相変わらず…イケイケドットコムだが…さて?
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 ちょっと気になる
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 <米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)>:調査

 □世界各国の金融リテラシー(知識)について□
  ★アジア:成人の4分の3近くが
   「インフレ」や「リスク分散」など金融の重要概念を十分に理解していない

  ★中国:クレジットカードを持つ成人の63%が金融知識がない(知識が十分にある:28%)
  ☆シンガポール:アジアで金融リテラシーが最も高い:59%に基本的理解あり
  ★カンボジアとネパール:最低:18%。

  ※因みに日本は41%があり(先進国の中では「低い」とランク)…


調査では、中国の成人の61%が老後のための貯金をしないことも示された。

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