加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケット:151215】狼狽と必然

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□:第117号
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>みなさん!! おはようございます!! 
・昨日は京都で昔の仲間と忘年会でした。
・やはり話題は旧知の仲間の近況確認…
・みんなが煌めいていた頃の思い出…歳です(笑)
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版からの引用コメントです
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 【昨日のマーケット】 (☆彡加藤つぶやき)
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☆彡:おそらく、日本株は今日は日本株は買われるだろうが…
>2015/12/15 (火) 15:36
・日経平均      18565.90(-317.52 -1.68%)  ・TOPIX    1502.55(-25.33 -1.66%)
・東証マザーズ    873.14(-25.83 -2.87%)
・ジャスダック      114.00(-1.19 -1.03%)
・東証REIT指数   1686.62(-32.15 -1.87%)  ☆彡リートが崩れたのも「弱さ」の象徴
▼日経平均株価…10月22日以来の安値
▼東証1部の業種別指数33業種すべてが下落する全面安
∵(1)原油相場の不安定な値動き
∵(2)低格付け債市場の混乱
∵(3)17日NY市場で発表されるFOMC声明への警戒感
⇔昨日の米株が上昇したことは小幅な支えに留まるもある。
※東証1部:売買代金=2兆2806億円。
<三井住友トラスト・アセットマネジメント:三沢淳一チーフファンドマネジャー>:*B
「原油価格が反発したとはいえ海外の市場は不安定な状況」
「そういう環境下では積極的に手を出しづらい」
「株価水準が下がり…ファンダメンタルズで拾うチャンス」
「基本的に買いの目でみているが…大きく資金を傾けるまでにはいかない」
「あらかじめ調整し…米利上げが行われた後にどういうアクションをするのか読みにくい」
☆彡↑典型的な「評論家」タイプ…さていつ「お買い」になりいつ「お売り」になるのか…(・・?
■外国人投資家はどうみてるのか(・・?■:*n
▼弱気派▼:「国内景気や企業業績の先行きに不安材料」
<米フランクリン・テンプルトン・インベストメンツ:ポートフォリオマネージャー;アラン・チュア>
●16年末の日経平均…1万9500円を下回るところでの値動きになる
●日本経済は数年前より回復はしているが…
・インフレ率は安倍晋三政権が描くほど上がっていない
・経済も力強さに欠けている」
◎2015年に「世界で最も上昇した」日本株
∵(1)円安進行による輸出関連企業の業績改善
∵(2)訪日外国人(インバウンド)観光客の急増による消費増 が背景
●投資魅力は低下傾向に…
∵(1)17年4月:消費税率引上げ(8%→10%)…個人消費への影響など読み切れない点が多い
∵(2)消費の先行きに不透明感→小売りなど内需株の先行きは厳しい
∵(3)2015年の急ピッチな大幅上昇の反動が出る(☆彡無理したところも効いてくる)
⇒「日本株の割安感は薄れた」
∴投資判断は『オーバーウエート』から『ニュートラル』かやや『アンダーウエート』に変更
▼弱気派▼:「世界経済の鈍化が足かせに」
<オーストラリア系:マッコーリーキャピタル証券調査部;ピーター・イードン・クラーク>
●円安進行による収益押し上げ効果が薄まる
→17年3月期:東証1部上場企業の平均増益率…6~7%にとどまる
●日経平均の構成銘柄(多くの先進国市場と同様に)…大規模な多国籍企業が多い
→世界経済の鈍化が足かせに
●東証株価指数(TOPIX)の向こう1年間の目標水準は1670
…今年8月に付けた年初来高値(1691)には及ばない
∴投資判断は…当初設定した資産配分を下回る『アンダーウエート(弱気)』に変更
●構造改革が進むという明確な買い材料(カタリスト)が出てくるまでは…
・海外勢がポートフォリオに占める日本株の比率を引き上げることはないだろう
☆彡「弱気派」はアベノミクスの底の浅さ・限界を気づき始めている!!


◇強気派◇
<香港系:CLSA証券ストラテジスト;ニコラス・スミス>:「コーポレートガバナンス改善が支援材料に」
◎2016年:TOPIXは1750まで上昇
∵(1)投資尺度面で割安感
▽企業の利益水準は「過去最高を更新」
⇔TOPIXは07年に付けた直近高値を約15%下回る!!
▽利益率が主要国で最も高い⇔相場が利益成長のペースに追いついていない!!
∵(2)海外勢は日本株をポジティブにとらえている
▽日本企業のコーポレートガバナンス(企業統治)が改善へと向かっている
▽企業への信認上昇(アベノミクスが始まった当初…投資家が信じていたのは日銀のみ)
⇒「日本の株式市場に長期的な変化の兆しが出てきた」
●米利上げが原油安とあわせて市場の緊張感につながっている
>利上げ後
▼短期・中期・長期いずれにおいても円高が進む可能性が高い
⇒「株価には一定の調整があるとみるべき」
⇔「日本企業の収益は円高への耐性が強いことは過去の推移から分かっている」
●中国景気の減速懸念
「中国の経済成長と日本の企業収益の間には強い相関関係はない」
「注目すべきは…世界の消費地である欧米の消費動向」
「欧米の消費が堅調である限り中国景気の減速にそれほど気をもむ必要はない」
☆彡「強気派」の見方のひとつの典型だろう…「欧米」が世界経済を依然引っ張っている…
>NY株式15日(NY時間16:25)
・ダウ平均   17524.91(+156.41 +0.90%)
・S&P500    2043.41(+21.47 +1.06%)
・ナスダック   4995.36(+43.13 +0.87%)
・CME日経平均先物 18925(大証終比:+375 +1.98%) ☆彡昨日の分だけ戻したか…
☆彡:昨日は海外は株も為替も「買戻し」の日だろう
☆彡:はしゃぎすぎで狼狽した「日本株」は今日も「狼狽買戻し」になる可能性大
☆彡:このコメント↓が「真っ当」だろう…きちんとポジュション整理してNYはFOMCを迎える
<チャールズ・シュワブ:チーフ債券ストラテジスト;キャシー・ジョーンズ>:*B
「極めて慎重な雰囲気が広がっている」
「はっきりしていないことがあまりに多く、大きなポジションを取りたいとは誰も思わないだろう」

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