加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路:つぶやき」20210127

●回復はする。
●それは2019年の水準までだ…とマーケットは再確認した。
●これ以上の成長への材料をどう見つけてくるのか?
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>2021年01月26日海外市場動向
【国際通貨基金(IMF)】:26日
 <世界経済見通し>
  ◎日本や米国の経済活動…2021年後半には新型コロナウイルス流行前
  の2019年末の水準まで回復。
  ◎世界全体の21年の実質成長率=5.5%
   ・昨年10月時点の前回予測に比べて+0.3%上方修正。
   ∵(1)日米の巨額の財政出動。
   ∵(2)コロナウイルスワクチンの普及。
  →世界経済を押し上げると分析。
  ●地域によって景気回復の見通しにはばらつきが目立つ。
  ●ウイルス変異種など新たなリスクも浮上。
   ・2025年までの経済損失(試算)=22兆ドル(約2,280兆円)。
   ・ワクチンの普及が遅れれば21年の成長率は4.75%に留まる。
    →さらなる下振れの恐れも。
  
  <日本>
   ・2020年…リーマン・ショック後に迫る▲5.1%に落ち込み。
   ・2021年…+3.1%に回復。
    ・昨年12月に決定した事業費73兆円超の巨額対策。
    →前回予測から+0.8%引き上げ。
   ・2022年…+2.4%。
  <世界全体>
   ・2020年…▲3.5%
    ・その後の日米の追加対策による効果で見通しを引き上げ。
    ・2021年の世界の貿易額…+8.1%。
  <米国>
   ・2021年…+5.1%(前回予測から+2%)
    ・昨年末の9,000億ドルの追加対策。
  <ユーロ圏>
   ・2021年…+4.2%(前回予測から▲1%)
    ・新たな感染拡大や経済活動の制限。
  <中国>
   ・2021年…+8.1% ・2022年…+5.6%
    ・いち早くコロナ前の水準まで回復。
  <多くの新興国や途上国>
   ●景気回復に時間…先進国との格差が拡大。
   ●21年末にかけ9,000万人近くが極度の貧困に陥る恐れ。


【米国新政権】
 <米上院>:26日
  ・米国務長官に指名されているブリンケン氏の就任を承認。
【ユーロ圏:金融政策】
 <ビルドドガロー仏中銀総裁>
  ・パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を含むすべての
  手段に柔軟になる用意。
  ・緩和スタンスをコミットしている。
  ・ショックやボラティリティによる正当化されない崩壊は避けたい。
  ・目標はなおインフレであり資金調達の条件は金融政策の波及。
【ユーロ圏:景気見通し】
 <デコス・スペイン中銀総裁>
  ・第4四半期に見られた下振れリスクは第1四半期も続く可能性。
  ・第1四半期でのユーロ圏の景気回復はなお不透明。


【NY株式市場概況】:NY株式26日(NY時間16:21):引値
●ダウ平均:30937.04(▲22.96 ▲0.07%)
●S&P500:3849.62(▲5.74 ▲0.15%)
●ナスダック:13626.07(▲9.93 ▲0.07%)
●CME日経平均先物:28745(大証終比:+215 +0.75%)
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●ダウ平均は小幅安。
 ▽寄り付は上昇:ジョンソン&ジョンソンと3Mの決算が好調。
 ▼買い一巡後は戻り売り強まる。


 *更なる上値追いにはもう一段の材料が欲しいところ。
  (1)IT・ハイテク企業の決算を確認したい意向。
  (2)FOMC…FRBの慎重姿勢強調を確認したい意向。
【NY外為市場概況】
●ドル・円:103円74銭から103円56銭へ下落して引け。
 ★欧州通貨高を受けたドル売りが優勢に。
●ユーロ・ドル:1.2176ドルへ上昇後1.2140ドルへ反落して引け。
 ★<仏中銀:ビルロワ・ドガロー総裁>:ユーロ高けん制発言。
 ★<ECB>:米金融政策との違いがユーロ高につながっているか
 どうかを調査?
 →ユーロ買いが後退。
〇ユーロ・円:126円16銭まへ上昇後125円90銭まで反落。
 ★国際通貨基金(IMF)…世界経済成長見通しを上方修正。
 →リスク選好の円売りが優勢に。
〇ポンド・ドル:1.3688ドルから1.3744ドルまで上昇。
 ☆英国の隔離計画は回復をいずれ助けるとの見方。
 →ポンド買いが再燃。
●ドル・スイス:0.8887フランから0.8867フランまで下落。


[経済指標:米国]:総じて堅調
*11月FHFA住宅価格指数
 >前月比 +1.0%>予想:+0.8%(10月:+1.5%)
*11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数
 >前年比 +9.08%>予想:+8.70%(10月:+8.01%↑+7.95%)
*1月リッチモンド連銀製造業指数:14<予想:19(12月:19)
*1月消費者信頼感指数:89.3>予想:89.0(12月:87.1↑88.6)

「思考回路:つぶやき」210126

●やっと米国株式市場に「あれぇ?」という動きがでてきたか?
●しかし、下値はすぐに掬われる。
●こんなところで「売ったらダメだよ、買いだよ。」ではないが…
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>2021年01月25日海外市場動向
【NY株式市場概況】NY株式25日(NY時間12:42):前場
●ダウ平均:30851.04(▲145.94 ▲0.47%)
●ナスダック:13539.88(▲3.18 ▲0.02%)
●CME日経平均先物:28640(大証終比:▲140 ▲0.49%)


▼ダウ平均は3日続落。
 >今週…主要企業の決算発表目白押し→利益確定売りが優勢に。
  ・ダウ平均は寄り付きから下げて始まる。
  ・一時▲432ドルまで下げ幅を拡大する場面も。
  ・その後は押し目買いも入り下げ渋る動き。


 ★バイデン大統領の1.9兆ドル規模の追加経済対策実施懸念
  ・議会の一部からは反対の意見も多い。
   →大統領の意向通りに成立するか疑問視。
   →成立自体も遅れるのではとの見方も浮上。
 ★ワクチン拡大への不安
  <米感染研:ファウチ所長>
  「1回目と2回目の間隔を広げて…より多くの人に接種する計画は
  リスクが生じる懸念がある。」
 ★米株式市場の一角にフロス(細かなバブル)が泡立つ兆し
  ・極めて高成長で高倍率の株式に泡立ちの様相。
  ・特別買収目的会社(SPAC)のブームは米株の持続不可能な
  行き過ぎの兆候の1つ。
  ⇔
  ・米国債利回り・企業の信用・現金を考慮すると…株価指数は過去の
  平均的バリュエーションを下回る水準で推移している。
【NY外為市場概況】
〇ドル・円:103円70銭へ下落後103円94銭へ上昇し引け。
 ☆米12月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に上昇。
 ☆欧州通貨売りに対するドル買いが優勢に。
 ★1月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に悪化。
 ★ワクチン普及の遅れや入国制限強化により景気先行き見通しが悪化。
 →債券利回り低下に伴うドル売りが優勢…上値抑制。
●ユーロ・ドル:1.2150ドルから1.2116ドルまで下落して引け。
 ★独1月IFO企業景況感が予想以上に低下(7月来の低水準)
 →ユーロ売りが継続。
●ユーロ・円:126円12銭から125円81銭まで下落。
 ★新型コロナウイルス対策で欧米で規制が強化。
 →世界経済の見通し悪化に伴いリスク回避の円買いが優勢に。
●ポンド・ドル:1.3695ドルから1.3649ドルまで下落。
 ★英国は隔離強化を検討しているとの報道など。
 →景気見通し悪化に伴うポンド売りが優勢に。
〇ドル・スイス:0.8862フランから0.8893フランまで上昇。


[経済指標:米国]
◎12月シカゴ連銀全米活動指数:0.52>予想0.1(11月:0.31↑0.27)
●1月ダラス連銀製造業活動指数:7.0 <予想12.0(12月:9.7)

「思考回路:つぶやき」210123

●船橋から都内へ出る総武快速の「密」は継続。
●18時以降の都内から船橋への総武快速も「密」。
●「賢い国民」は政府や専門者会議の勧告を無視して
行動しているということか?


●マーケットは依然として方向性出ず。
●もやもやとした越週だが英国でCovid19関連で良いニュースも出た。
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>2021年01月22日の海外市場動向
【石油関連】
●米週間石油在庫統計:バレル・前週比(在庫総量)
 ・原油 +435.2万(4億8656万)
 ・ガソリン ▲25.9万(2億4522万)
 ・留出油  +45.7万(1億6366万)
 (クッシング地区)
  ・原油 ▲472.7万(5250万)
  ※クッシング地区
   ・石油輸入施設や石油精製施設が集中するメキシコ湾岸地域と
   主要石油消費地域である中西部や北西部などをつなぐパイプラインの
   大動脈を果たす北米の石油産業の一大中心地(原油貯蔵地)
●米リグ稼働数:米大手石油ガス開発ベーカー・ヒューズ
 ・米国内の原油&天然ガスを合わせた掘削装置(リグ)稼動数
  >前週比 +5基(378基)
【NY原油市場概況】:NY原油先物3 月限(WTI)(終値)
●1バレル=52.27(▲0.86 ▲1.62%)
 ▼続落。
  ★世界的な新型コロナウイルス感染拡大に歯止めかからず。
   →景気低迷による需要減少不安警戒。
  ★EIA:米国週間原油在庫…増加→戻りの足かせ。
  ★米国株下落…戻り圧迫要因。
 ⇒最近の上昇に対する修正安の範囲内での下落ムードで引け。
【米国:新政権】
 <米上院>
  ・国防長官に指名されているオースティン氏を承認。
   ・黒人の国防長官は初めて投票は93対2)。
   ・オースティン氏…オバマ前政権で中央軍司令官。
  ※財務委員会
   ・財務長官に指名されているイエレン前FRB議長の人事案を
   全会一致で承認。
   ・早ければ同日中にも本会議で採決し正式に承認される可能性。
【トランプ前大統領弾劾決議】:ブルームバーグ
 <民主党:シューマー米上院院内総務>
  ・下院で可決したトランプ前大統領に対する弾劾訴追決議
   →25日に上院に送付(弾劾裁判に向けたプロセス始動)。
  <マコネル共和党上院院内総務>
   ・弾劾裁判の開始を3週間遅らせることを提案。
【Covid19関連】
 <英国>
  >最新データ更新(1月20日時点)
   ・入院者数=3万8,562人
   ・ワクチン接種=538万3,103人


  〇英国での感染拡大
   ・指数関数的に拡大していない可能性。
   ・3回目の都市封鎖実施…その効果が出始めていることを示唆。
   ・実効再生産数「R」の推定値=0.8~1.0
    (1人の感染者が他にウイルスを感染させる人数を測定)
    ・先週の「R」(推定)…1.2~1.3
     ※Rが1以上…1人の感染者が1人以上の人に感染させている状態。
     ∴感染は指数関数的に拡大。
【NY株式市場概況】:NY株式22日(NY時間16:24)
●ダウ平均:30996.98(▲179.03 ▲0.57%)
●S&P500:3841.47(▲11.60 ▲0.30%)
〇ナスダック:13543.06(+12.15 +0.09%)
※CME日経平均先物:28630(大証終比:0 0.00%)
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●ダウ平均は続落。
 ★IBMとインテルが決算を受けて売りを強める。
  ▼取引開始直後から下げが加速(一時▲267ドルまで下げ幅拡大)。


 <バイデン大統領>
  ・パンデミックによる米国の死者数は恐らく来月に50万人を超える。
 ★感染拡大…依然として収束の気配を見せず。
  ∴一部の投資家の買い増しを躊躇させているとの声も。
 ⇔
 ☆今年の米株を強気に見ている投資家は多い。
  ∴下値では押し目買いも活発。
  ▽売り一巡後…IT・ハイテク株中心に下げ渋る動き。
【NY外為市場概況】
〇ドル・円:103円89銭へ上昇後103円75銭へ弱含んで引け。
 ☆米12月中古住宅販売件数や1月PMI速報値が予想外に12月から改善。
 →ドル買い・円売りが強まる。
●ユーロ・ドル:1.2155ドルへ下落後1.2185ドルへ上昇して引け。
 ★独やユーロ圏の1月PMIが低下。
 ★独…2021年の経済成長見通しを引き下げ。
 →ユーロ売りに拍車。
〇ユーロ・円:126円17銭へ弱含んだのち126円40銭まで上昇。
●ポンド・ドル:1.3636ドルへ下落後1.3694ドルまで上昇。
 ★英国の1月PMIの悪化。
 ★ジョンソン首相
  ・3度目の都市封鎖が夏まで継続する可能性を警告。
 →経済の見通し悪化⇒ポンド売り強まる。
●ドル・スイス:0.8866フランへ上昇後0.8843フランへ反落。


[経済指標:米国]
◎1月製造業PMI速報値:59.1>予想:56.5(12月:57.1)
◎1月サービス業PMI速報値:57.5>予想:53.4(12月:54.8)
◎1月総合PMI速報値:58.0>12月:55.3
◎12月中古住宅販売件数:676万戸>予想:656万戸
 ・11月:671万戸↑669万戸