加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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【思考回路】つぶやき:20221103

●パウエルはFRB議長として「真っ当」な
発言をした。
●勝手な憶測の「買い」が剥げるのは当然。
●これはまだ「咎め」ではない…
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>2022年11月02日の海外市場動向
【金融政策:米国】
 ・政策金利(FF金利の誘導目標)
  ・0.75%引上げ(3.75-4.00%に)
<FOMC声明>
 ・十分に抑制的な金融政策スタンス達成に
  継続的な利上げが適切。
 ▽利上げペースの決定には累積的な引締め
  とそれに伴う遅れを考慮する。
 ・国債とMBSの保有量減額継続。
 ・消費と生産の伸びは緩やか。
 ・インフレは依然高く一部は不均衡を反映。
 ・雇用の増加は堅調で失業率は低いまま。
 ・投票は全会一致。
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<パウエル議長>
 ・スタンスを意図的に十分に制限的なもの
 へと変化させた。
 ・金利は、まだいくつかの道がある。
 ▼最終的な金利水準は従来予想よりも高く
 なった。
 ・利上げを減速させる時期は早ければ次の
 会合にも。
 ▼利上げの打ち止めを考えるのは時期尚早。
 ▼引締め不足や早過ぎる緩和は望まない。
 ▼最新のデータは9月の金利見通し
(ドット)が低かったことを示唆。
 ▼軟着陸はまだ可能だがチャンスは狭まっ
 ている。
 ▼インフレの状況はますます難しくなって
 きている。
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【NY外為市場概況】
〇ドル・円
 ・145円68銭へ下落後147円97銭へ上昇。
 ☆FOMC声明
  ・今後の利上げペース減速?
  ・インフレピークアウト近づいた?
  →米国債相場上昇。
  ⇒金利低下に伴いドル売り加速。
 ★パウエル議長:会見
  ・インフレ抑制の道のりはまだ長い。
  ・利上げ停止検討は時期尚早。
  ・最終的金利が従来想定水準を上回る。
  →当面利上げ継続の見方。
  →来年の利上げ見通し一段と強まる。
  ⇒ドル買い再燃。
●ユーロ・ドル
 ・0.9976へ上昇後0.9823ドルまで反落。
●ユーロ・円
 ・145円82銭へ上昇後145円04銭へ反落。
●ポンド・ドル
 ・1.1564へ上昇後1.1397ドルまで反落。
〇ドル・スイス
 ・0.9911へ下落後1.0041フランへ上昇。
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[経済指標:米国]
◎10月ADP雇用統計:+23.9万人
 >予想:+18.5万人
 9月:+19.2万人↓+20.8万人
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【NY株式市場概況】2日(NY時間16:23)
●ダウ平均:32147.76
(▲505.44 ▲1.55%)
●S&P500:3759.69
(▲96.41 ▲2.50%)
●ナスダック:10524.80
(▲366.05 ▲3.36%)
●CME日経平均先物:27310
(大証終比:▲330 ▲1.21%)
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●ダウ平均…乱高下(+418ドルへ上昇後、
パウエル議長会見で一転▲509ドルへ急落)。
☆米FOMC声明
 ・適切な利上げペースの決定には累積的な
 引締めとそれに伴う時間差を考慮。
 →引締めペース減速を示唆?
 ▽株式市場…一旦「買い」強まる。
★パウエルFRB議長:会見
 ・最終的金利水準は従来予想よりも高い。
 ・利上げ減速時期は早ければ次の会合に
 到来。
 ・利上げの打止めを考えるのは時期尚早。
 →今後…利上げペースを減速の可能性は
 あるものの…ターミナルレート(最終着地
 点)は想定よりも高くなる可能性を示唆。
 ▼株式市場…一転「売り」強まる。
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