加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路:つぶやき」210126

●やっと米国株式市場に「あれぇ?」という動きがでてきたか?
●しかし、下値はすぐに掬われる。
●こんなところで「売ったらダメだよ、買いだよ。」ではないが…
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>2021年01月25日海外市場動向
【NY株式市場概況】NY株式25日(NY時間12:42):前場
●ダウ平均:30851.04(▲145.94 ▲0.47%)
●ナスダック:13539.88(▲3.18 ▲0.02%)
●CME日経平均先物:28640(大証終比:▲140 ▲0.49%)


▼ダウ平均は3日続落。
 >今週…主要企業の決算発表目白押し→利益確定売りが優勢に。
  ・ダウ平均は寄り付きから下げて始まる。
  ・一時▲432ドルまで下げ幅を拡大する場面も。
  ・その後は押し目買いも入り下げ渋る動き。


 ★バイデン大統領の1.9兆ドル規模の追加経済対策実施懸念
  ・議会の一部からは反対の意見も多い。
   →大統領の意向通りに成立するか疑問視。
   →成立自体も遅れるのではとの見方も浮上。
 ★ワクチン拡大への不安
  <米感染研:ファウチ所長>
  「1回目と2回目の間隔を広げて…より多くの人に接種する計画は
  リスクが生じる懸念がある。」
 ★米株式市場の一角にフロス(細かなバブル)が泡立つ兆し
  ・極めて高成長で高倍率の株式に泡立ちの様相。
  ・特別買収目的会社(SPAC)のブームは米株の持続不可能な
  行き過ぎの兆候の1つ。
  ⇔
  ・米国債利回り・企業の信用・現金を考慮すると…株価指数は過去の
  平均的バリュエーションを下回る水準で推移している。
【NY外為市場概況】
〇ドル・円:103円70銭へ下落後103円94銭へ上昇し引け。
 ☆米12月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に上昇。
 ☆欧州通貨売りに対するドル買いが優勢に。
 ★1月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に悪化。
 ★ワクチン普及の遅れや入国制限強化により景気先行き見通しが悪化。
 →債券利回り低下に伴うドル売りが優勢…上値抑制。
●ユーロ・ドル:1.2150ドルから1.2116ドルまで下落して引け。
 ★独1月IFO企業景況感が予想以上に低下(7月来の低水準)
 →ユーロ売りが継続。
●ユーロ・円:126円12銭から125円81銭まで下落。
 ★新型コロナウイルス対策で欧米で規制が強化。
 →世界経済の見通し悪化に伴いリスク回避の円買いが優勢に。
●ポンド・ドル:1.3695ドルから1.3649ドルまで下落。
 ★英国は隔離強化を検討しているとの報道など。
 →景気見通し悪化に伴うポンド売りが優勢に。
〇ドル・スイス:0.8862フランから0.8893フランまで上昇。


[経済指標:米国]
◎12月シカゴ連銀全米活動指数:0.52>予想0.1(11月:0.31↑0.27)
●1月ダラス連銀製造業活動指数:7.0 <予想12.0(12月:9.7)

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