【思考回路】つぶやき:20211125
●サイレントキラーはまさに
静かにやって来る…
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>2021年11月24日の海外市場動向
【米:FOMC議事録】
・物価が落ち着くまではしばらく時間が
かかる可能性。
・2022年は力強い成長を見込む。
・様々な参加者が利上げを急ぐ必要指摘。
・一部の参加者は資産購入ペース縮小
加速の正当性を支持。
・一部の参加者は労働参加率が構造的に
低いと指摘。
・多くの参加者がインフレの持続的上昇
の証拠を確認。
⇒インフレは「一過性」ではなくなった…
【石油関連】
<バイデン大統領>:米国民向け演説。
・ガソリン価格抑制に必要な措置取る。
・戦略石油備蓄放出で必要な供給提供。
・中国も放出について同様に多くのこと
を行う可能性。
⇒米の切り札は「シェール増産」だ。
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【NY外為市場概況】
◎ドル・円
・115円10銭から115円52銭まで上昇。
☆米:週次新規失業保険申請件数
・1969年来の低水準に改善。
☆10月米:コアPCE価格
・FRBがインフレ指標として注視。
・1990年11月来で最大の伸びを記録。
→FRBの利上げ観測強まる。
⇒ドル買いに拍車。
☆FOMC議事要旨(11月2-3日会合分)
・一部メンバー
・資産購入縮小ペースの加速を支持。
⇒ドル一段高に。
●ユーロ・ドル
・1.1186へ下落後1.1216ドルまで強含む。
★独11月IFO企業景況感指数
・予想外に悪化
→パンデミック再拡大への規制強化
→景気回復抑制への警戒感
⇒ユーロ売り圧力に。
◎ユーロ・円
・128円96銭から129円33銭まで上昇。
●ポンド・ドル
・1.3360ドルから1.3316ドルまで下落。
●ドル・スイス
・0.9374へ上昇後0.9341フランへ反落。
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【経済指標:米国】
*7-9月期GDP改定値:前期比年率+2.1%
予想:+2.2%(速報値:+2.0%)
*7-9月期個人消費改定値:前期比年率+1.7%
予想:+1.6%(速報値:+1.6%)
◎先週分新規失業保険申請件数:19.9万件
予想:26.1万件(前回:27万件↑26.8万件)
●失業保険継続受給者数:204.9万人
予想:203.2万人
前回:210.9万人↑208.0万人
●10月耐久財受注速報値:前月比▲0.5%
予想:+0.2%(9月:▲0.4%↓▲0.3%)
●10月製造業出荷・資本財
(航空機除く非国防)速報値:前月比+0.3%
予想:+0.5%(9月:+1.3%↓+1.4%)
◎10月前渡商品貿易収支:▲829億ドル
予想▲950億ドル
9月▲970億ドル↓▲963億ドル
*10月コアPCE価格指数:前年比+4.1%
予想:+4.1%(9月:+3.7%↑+3.6%)
◎10月個人所得:前月比+0.5%
予想:+0.2%(9月:▲1.0%)
◎10月個人消費支出(PCE):前月比+1.3%
予想:+1.0%(9月:+0.6%)
◎11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
発表:67.4>予想:66.9(速報値:66.8)
●10月新築住宅販売件数:74.5万戸
予想:80.0万戸
9月:74.2万戸↓80.0万戸
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【NY株式市場概況】24日(NY時間15:08)
>引け前
●ダウ平均:35768.74(▲45.06 ▲0.13%)
◎ナスダック:15813.76(+38.62 +0.24%)
◎CME日経平均先物:29405
(大証終比:+35 +0.12%)
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●ダウ平均は小幅安。
※明日の感謝祭休暇を控えて商いも薄い。
▽IT・ハイテク株の売り要因である
米国債利回りが上げ一服。
→株式買い戻しを誘発。
※米新規失業保険申請件数
・20万人を割り込む。
・歴史的な低水準に。
※10月の個人消費支出>予想
・力強い個人消費を示す。
⇒雇用改善と伴にインフレ長期化への警戒
を高める内容。
>市場
・FRBによる来年半ばの利上げ開始織込み
の動きを正当化す内容。