加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケットから:160217】利食う

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第158号


※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>:あの900円超上げたのを見て…
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※2月17日で乖離は▲5.9%・騰落レシオは73.9%(騰落レシオは割安圏脱出)

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
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<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…2回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急進
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ※2月10日の時点で円高目処を110.60円→109.20円→107.56円 と算出
  ※今回は第一目処前で反発したがマーケットは第二目処を意識する可能性もでてきた。
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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【日本株式概況:3日ぶり反落】
東京時間15:24現在
・日経平均          15836.36(-218.07 -1.36%)    ・TOPIX            1282.40(-14.61 -1.13%)
・東証マザーズ    744.12(+13.10 +1.79%)          ・ジャスダック            99.75(-0.67 -0.67%)
・東証REIT指数      1804.29(-18.65 -1.02%)

▼日経平均:3営業日ぶりの反落
>序盤…前日の米株上昇を受け買い優勢→日経平均:16214.46円の高値
>その後…下げに転じる
(1)円相場が円安から円高に方向転換…ドル円=113円台に軟化
(2)中国人民銀が人民元基準値を人民元安水準に設定
(3)前日の産油4カ国の合意内容は不十分…原油安は今後も継続→投資心理への重し
(4)中国が南シナ海の西沙諸島に地対空ミサイルを配備(米報道)…地政学リスク拡大
…後場=15632.12円の日中安値

※東証1部(騰落銘柄数)↑729↓1087→120(売買代金)3兆1136億円(出来高)28億4008万株

<三菱UFJ国際投信:石金淳チーフストラテジスト>:*B
・「今は日本の内需が強くないので、日本株は世界景気や円相場に振らされやすい」
・「ドル円の下値不安は消えていない」
・「先行きに楽観的なムードも出始めてはいるが…マーケットには悲観的なムードが残っており、悪い面ばかりみる相場」

☆彡:久しぶりに冷静な相場を見たように思うが、所詮は「利食い」だったのだろう…
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【NY株式概況:落ち着いた流れ続く】…イラン支持で原油高も好感

NY株式17日(NY時間16:18)
・ダウ平均   16453.83(+257.42 +1.59%) ・S&P500   1926.82(+31.24 +1.65%)
・ナスダック   4534.07(+98.11 +2.21%)
・CME日経平均先物 16085(大証終比:+345 +2.14%)

▽3日続伸
◎このところの市場の落ち着きを好感した流れが続く
〇原油が30ドル台を回復…エネルギー関連株の上昇が上げをリード
〇銀行株も買戻し続く

※サウジ&ロシアの増産凍結合意
・イランやイラクなどが協議
<イラン:ザンギャネ石油相>:生産維持に支持を表明

※FOMC議事録:公表
・多くのメンバー:「下振れリスクが高まったと認識」「中国経済が想定以上に急減速する可能性」
…先行きに慎重になっていることが示された格好

・「見通しへの評価を大きく変えるのは時期尚早。安定が崩れたという十分な根拠はない」
…利上げの旗も降ろさず(全体的には先日のイエレンFRB議長議会証言踏襲)

◎FRBの利上げ期待後退を裏付ける内容…株式市場はポジティブな反応示す

<ルーミス・セイルズ:運用担当者;デービッド・ソワビー>:*B
・「完全な底を言い当てるのは不可能だとしても、底入れ過程にあるとは言える。」
・「投資家が市場に戻り、買いを入れている根拠という点で、弱気なセンチメントは主な指標だ」
・「これはどちらかと言えば、疲れ切ったセンチメントが典型的な底打ちの指標になるという動きだ」
☆彡:つまり…この上げ局面で(加藤のような)慎重論者が弱気を吐けば吐くほど底打ちが確実になる・・・ということだが…さて(・・?

【NY外為市場概況:資源国通貨が上昇】:原油反発+メキシコ予想外の利上げ

*メキシコ・ペソ*
▽3%超の値上がり
∵予想外の政策金利引き上げに踏切る
☆過去最安値にあった自国通貨押し上げに向けて一連の措置を発表

*メキシコ中銀が0.5%の利上げ
・メキシコ中銀は政策金利を0.5%引き上げ、3.75%とすると発表
<メキシコ中央銀行:カルステンス総裁>:声明
・「国際的にボラティリティが高まっており、物価目標を脅かしている」…利上げは全会一致。

*南アフリカ・ランド・ブラジル・レアル
▽2%近い上昇
∵資源価格上昇

<コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジ:チーフ市場アナリスト:オマー・エシナー>:*B
・「リスク資産と商品関連資産は引き続き原油価格の動向に非常に密接に左右されている」
・「原油価格が持ち直したことで、株価も上昇している」
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☆彡:急落を伴う自律反発の地中にある…と見ておきたい
☆彡:当面の見通し変更もない…縦分散で利益の出たものは確実に利食いを入れておきたい。

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