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「思考回路:つぶやき」20201107

>2020年11月06日海外市場動向


【米国大統領選挙】
 <トランプ大統領>
  ・あらゆる法的手段を通じ票集計の追求で闘う。
  ・国民および国家のために決して戦いを諦めない。
  ・国民に完全な透明性を持たせたい。
  ・選挙プロセスの完全性を主張。
 <米CNN>
  ・バイデン候補がペンシルベニア州で逆転リード。
 <ブルームバーグ>:州当局者の話
  ・米ジョージア州が米大統領選の得票を再集計する。


【BREXIT】
 <ブルームバーグ>:EU当局者の話
  ・ジョンソン英首相は明日7日にフォンデアライエン欧州委員長と
  電話会談を行うと伝えた。


【石油関連】
 *米リグ(原油&天然ガス)
  ・米大手石油ガス開発のベーカー・ヒューズ
  >前週比 +4基(300基)


  NY原油先物12月限(WTI)(終値)
  1バレル=37.14(▲1.65 ▲4.25%)
  ●ニューヨーク原油は大幅続落。
   ☆10月の米雇用統計は予想を上回る内容。
   ★法廷闘争に持ち込まれそうな雲行きとなった米大統領選の不透明感。
   ★Covid19の欧州を中心に感染の深刻化受けた需要減退懸念
   ★米国内の原油掘削装置(リグ)数が226基まで増加…5月以来の高水準
   ★チャート面からの売り圧力も強まる。
  ⇒下げ幅拡大。


【NY株式市場概況】
 ★ダウ平均:28323.40(▲66.78 ▲0.24%)
 ★S&P500:3509.44(▲1.01 ▲0.03%)
 ☆ナスダック:11895.23(+4.30 +0.04%)
 ☆CME日経平均先物:24345(大証終比:+5 +0.02%)


 ●ダウ平均は5日ぶりに小反落。
  ▽米大統領選前後のきのうまでの4日間で1800ドル超上昇。
  ▼さすがにきょうは上げ一服(一時▲200ドル安まで下落)。
  ☆米大統領選通過…株式市場は上値期待を高める。


 ※米大統領選…依然として激戦州での開票作業続く(予想外の大接戦)
  <バイデン候補>:勝利しそうな情勢
   ・激戦州のジョージア州でトランプ大統領を逆転。
   ・ペンシルベニア州でも差を縮める。
  <トランプ陣営>
   ・投開票への不正を指摘。
   →最高裁への上訴など法廷闘争のリスクが強まる。
 ⇒政治空白懸念&米社会の分断を不安視。


 ※議会選挙の開票も継続
  ・下院では民主党の過半数確保がほぼ確実な情勢。
  ・上院は拮抗(共和党が過半数を維持しそうな情勢)。
  ・市場の一部が期待していたホワイトハウスも議会も民主党圧勝という
   ブルーウェイブのシナリオはなさそうな気配に。
  >議会がねじれになれば…
   ★民主党の大胆な財政出動は容易に打ち出せない不安。
   ☆上院が共和党であれば…民主党が主張している巨大IT企業を
   はじめとした積極的な規制導入の可能性は弱くなるとの期待も。


 ※10月の米雇用統計
  ☆失業率は6%台まで回復するなど強い内容に。
   ・米給与保護プログラム(PPP)は8月上旬に申込期限が切れ
    →今回の米雇用統計はその影響は小さい。
  ⇒今回の米雇用統計は労働市場の自律回復を示すとも思われる。


【NY外為市場概況】
□ドル・円:103円20銭から103円72銭まで上昇して引け。
 ☆予想を上回った米国の10月雇用統計。
 ☆大統領選においてジョージア&ペンシルベニア州で民主党の
 バイデン候補が優勢となり勝利に近づく。
 →米国債相場急落→利回り急伸⇒ドル買い優勢。
□ユーロ・ドル:1.1891ドルへ上昇後1.1851ドルへ弱含む。
□ユーロ・円:122円50銭から123円00銭まで上昇。
□ポンド・ドルは1.3093ドルへ下落後1.3177ドルまで上昇。
 <ジョンソン英首相>
  ・7日に欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長と電話会談
  を行う予定→離脱を巡る通商交渉前進期待⇒ポンド買い強まる。
■ドル・スイス:0.9024フランへ強含んだのち0.8983フランまで下落。


[経済指標:米国]
 ◎10月失業率:6.9%<予想:7.6%(9月:7.9%)
 ◎10月非農業部門雇用者数
  ・発表:+63.8万人>予想:+58.0万人(9月:+67.2万人↑+66.1万人)
 *10月平均時給
  >前年比+4.5%=予想:+4.5%(9月:+4.6%↓+4.7%)
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●「現実」と「期待」の攻防…未だ決まらぬ米国大統領。
●全米メディアも見放したトランプの悪あがきはどこまで続くか?

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