加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケットから:160224】愛社精神

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第163号

**お知らせ**
■4月のセミナー予定■:「前向き!!投信ゼミナール!!」
>4月23日(土) 11:00-12:30 東京都内(新宿or神田)
>4月24日(日) 13:30‐15:00 小田原(おだわら市民交流センターUMECO小田原駅から徒歩1分)
※まだまだ予断許さぬマーケット…前回は両会場ともほぼ満席となりました。
※お問い合わせは…mstb2021139@goo.jpまで

**日記**
>午前中は船橋の銀行回り
・三井住友→千葉→SMTB→みずほ→TMUFJと回るのにも慣れっこになった(笑)
>午後からは船橋の西武→東武→ヨーカドー→イオンと回る
・これも恒例の市場リサーチ…ご当地では「東武」が一番活気があるかな(・・?
>帰宅後は「エレメンタリー」のDVDで推理力を磨く…(笑)

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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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*今朝の注目記事*
>最近の株式市場の状況の「ひとつの見方」…
【ひるまず長期投資する個人:投信で運用…相場の下支え】(02/24のマーケット総合1に掲載)
・証券部 成瀬美和 ※原文もとに加藤が要約+コメント

*最近の日経平均株価*
☆1万6000円前後で上値の重い展開が続く半面…下値の堅さも目立ってきた。
>24日
▼午前中…一時300円近く下げ⇔終値は136円安に踏みとどまる
▽1万5800円前後まで下げると岩盤に当たったかのように反発する展開続く

□相場の下支え役:1□
☆長期的な視点で運用する個人マネー
∵年明け以降も日本株で運用する投資信託への資金流入が続いている

<大和証券:壁谷洋和氏>
・「強力な売り手が減り、割安株を拾う動きが支えになっている」

<信用取引やレバレッジ型上場投資信託(ETF)などを手掛ける短期志向の個人>
●最近の相場急落で投資余力低下
 ↓  ↓  ↓
・足元の有力な買い手=<長期運用を信条とする個人>へ

<さわかみ投信:草刈貴弘氏>
・「しばらく休んでいた投資家の資金が戻ってきた」
∴同社のファンドへの純増額(資金流入-流出)
…今年1月に4カ月ぶりに7億円のプラス(2月も5億~6億円のプラスになりそう)

<SBI証券:経営企画部:緒方剛史>
・「2月の投資信託への資金流入が1月を上回る見込み。」
・「短期利益狙いの『ブルベア型』だけでなく、中長期保有を前提にした国内の中小型株投信も選ばれている」

☆投信への資金流入は下げ相場でむしろ活発になっている。

(野村総合研究所)
*ETFを除く日本株投信(設定-解約・償還=資金流入)
>1月:3547億円…15年10~12月の月平均(1255億円)から大幅増
>2月:23日までで1700億円強

>24日時点
*東証1部:55%の銘柄のPBR(株価純資産倍率)<1倍…投資指標面の割安感拡大
 ↓  ↓  ↓
∴短期的な一段の下振れ覚悟の上で…長期的には相場反転を期待できるとみたマネーが投信に流入

 □相場の下支え役:2□
☆少額投資非課税制度(NISA)
・月間買い付け額が過去最大に
・主要証券10社合計:1月=3493億円…昨年12月の2.4倍に膨らむ(野村証券・大和証券・SMBC日興証券では2月も好調維持)

<大和証券>
・「投信に加え日銀のマイナス金利導入の発表後、高配当株を買う動きが目立った」

<野村証券>:今月6日:大阪市で開いた投資家向けセミナー
・定員を超える1600人を集客…うち2割が初参加者
・痛手を被りあれ相場に立ちすくみ対応を探る投資経験者に加え新規参入の機会をうかがう予備軍も着実に増えつつある(・・?

<大和総研:菅野泰夫氏>
・「マイナス金利導入の先達である欧州は…1年かけて家計の金融資産で現預金から投信への移行が進んだとの分析がある。」
・「預金や債券の利回りが下がり、株式で運用する投信に資金がしみ出したためだ。」
・「日本でもマイナス金利が個人マネーを動かせば、長期投資家の裾野が広がる可能性がある。」

>>:なんとか「日経平均」を支えたい…という記者の「愛社精神」がひしひしと伝わってくる(笑)
>>:こう思っている(あるいは思ってなくても言っている・言わされている)連中が凍り付く局面までは
下げのトレンドは続くだろう…
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**昨日のマーケット概況**

【日本株概況:続落】:円高+欧米株安嫌気

・日経平均      15915.79(-136.26 -0.85%)
・TOPIX        1284.53(-6.64 -0.51%)
・東証マザーズ  823.04(+13.86 +1.71%)
・ジャスダック   101.62(+0.22 +0.22%)
・東証REIT指数 1865.63(+37.39 +2.05%)

▼続落:一週間ぶりの安値で引け
∵昨晩の欧米株安+原油安+円高を嫌気
…押し目買いが相場の支えになったものの上値は重い展開続く

※東証1部(売買代金):2兆2323億円

<三井住友アセットマネジメント:金本直樹シニアファンドマネージャー>:*B
・「1ドル=110円なら来期は輸出関連の減益は間違いなく、内需中心にベアが厳しくなれば実体経済への影響が出て企業業績全体でも増益になるかは微妙」
・「今後の為替レンジが110-115円か、購買力平価の適正水準まで修正される100円-110円になるのかは要注意だ」

>>:為替がますます重要になる…

【NY株式概況:反発】:原油反転が支援

・NY株式24日(NY時間16:27)
・ダウ平均   16484.99(+53.21 +0.32%)
・S&P500          1929.80(+8.53 +0.44%)
・ナスダック   4542.61(+39.02 +0.87%)
・CME日経平均先物 15955(大証終比:+95 +0.61%)

▽反発
>朝方:悪材料続く
●原油安で米株も売り先行→ダウ平均は一時265ドル安まで下落
●米経済指標…弱い内容…先行き不透明感強める*1
*1:
◆米サービス業購買担当者指数(PMI、速報値):マークイット・エコノミクス
>2月=49.8(1月:53.2)
…政府機関が一部閉鎖された2013年10月以来の低水準
…09年10月以降で2番目に低い水準(同指数は50が活動拡大・縮小の境目)
◆MBA住宅ローン申請指数(19日までの週)21:00
>前週比:結果 -4.3% 前回 8.2%(前週比)
◆新築住宅販売件数
>1月:結果 494千件<予想 520千件 前回 544千件

>午後
〇米週間石油在庫統計*2…原油先物に買戻し→米株にも買戻し強まる
*2:EIA週間石油在庫統計(バレル)25日0:30
・原油在庫 +350万 ・ガソリン -224万
・精製品  -166万  ・製油所稼働率 87.3(-1.0)(%)
(クッシング地区)
・原油在庫 +33.3万
※原油在庫は増加していたものの…ガソリンや精製品が減少→過剰供給への懸念を緩める
⇔OPECやロシアが減産には消極的…一時的な動き(・・?

〇金融株も下げ一服⇔上値は依然として重い
★資源関連企業への融資の焦げ付きに対する懸念が新ためて強まっている…

<レコン・キャピタル・パートナーズ:最高投資責任者(CIO);ケビン・ケリー>:*B
・「原油相場が上げに転じ、それが株式相場の上昇加速につながった」
・「誰もが市場の方向性を見極めようとしている状況のようだ。」
・「日中の取引でも上げ下げするように、今後も相場のボラティリティは続く。特に新しいことではない」

【NY外為概況】:ドルが対円続落

∵米サービス業の景況を示す統計…金融当局が楽観する経済の健全性について不安生じる

*2月の米サービス業購買担当者指数(PMI、速報値)…2013年10月以来の低水準
*米ドル…対ユーロでの上昇消す

<フィッシャー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長>
<ジョージ・カンザスシティー連銀総裁>
<ラッカー・リッチモンド連銀総裁>ら…
・「米経済はまだ国外のボラティリティの影響を受けていない」
・「成長軌道に変わりはない」

<みずほ銀行:通貨ストラテジスト;シリーン・ハラジュリ>:*B
・「ドルにとってやや困難な状況になってきた」
・「パフォーマンスは本当にまちまちだ。対円でみたドルは非常に弱い」
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>>:大きなトレンドの中には「戻り局面」もある・・・
>>:それが、本当にトレンドの変化を表すかどうか…
>>:誰も知る由もないが…過去の相場に聞くこちはできる…
>>:なぜなら…マーケットは「弱い人間」の心理を表す波だから…

■エリオットの波■:加藤のチャート利用法
※mixiコミュ:「SCMTBはじめくん」に掲載中!!
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※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>:あの900円超上げたのを見て…
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。 
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※2月24日で乖離は▲3.9%・騰落レシオは80.4%(ともに割安解消)

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
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<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…2回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急進
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ※2月10日の時点で円高目処を110.60円→109.20円→107.56円 と算出
  ※今回は第一目処前で反発したがマーケットは第二目処を意識する可能性もでてきた。
  ※現在値:112.05円からみると111.75円割れで111円割れが視界に…(・・?
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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