【思考回路】つぶやき:20210429
●昭和の日。
●自分が「昭和」「平成」「令和」を生きるとは…
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●「期待」を先取りした「現実」の重さがジワリと効いてきている。
●それでもNYは尚、買い材料を探るだろう…
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>2021年04月28日の海外市場動向
【金融政策:米国】:29日3:00
<FRB政策金利>
・結果 0.0~0.25%=予想=現行
<FOMC声明>
・インフレは上昇。一過性の要因を主に反映。
・経済活動と雇用は力強さを増した。
・月間1,200億ドルの資産購入を維持。
・大幅な進展が見られるまで資産購入ペースは維持。
●見通しのリスクは下向き。
・投票は全会一致。
・金融市場の状況はなお緩和的。
<パウエルFRB議長>
●失業率は依然高い水準。
・回復はまちまちで完璧には程遠い。
・サービス業の労働者は仕事を見つけるのに苦労する可能性。
・まだ多くの人が離職している。
*インフレは緩やかになる前に幾分さらに上昇。
・活発にな消費で物価は上昇。ただ、一時的な可能性高い。
・労働市場のスラックの中ではインフレ期待は高まらない可能性。
*ワクチン接種が年内に正常に戻ることを可能にする。
●経済はわれわれの目標からは遠い道のり。
・目標到達までゼロ近傍の政策金利が適切。
・インフレの一時的上昇は利上げを正当化しない。
・実質的な進展にはしばらく時間がかかる可能性。
*まだ資産購入ペース縮小について協議する時期ではない。
【経済見通し:ユーロ圏】
<ラガルドECB総裁>
・EUがパンデミックの最悪期過ぎたかの断定は時期尚早。
・短期的な見通しのリスクは下向き。
・下期には堅調な回復を見込む。
・経済は引き続き金融・財政の刺激策が必要。
・6月までにユーロ圏の70%は1回目のワクチンを接種
している可能性。
【石油関連】
<米週間石油在庫統計>:バレル・前週比:(在庫総量)
・原油 +9万(4億9311万)・ガソリン +9.2万(2億3507万)
・留出油 ▲334.2万(1億3905万)
(クッシング地区)原油 +72.2万(4607万)
【NY株式市場概況】:NY株式28日(NY時間16:28)引値
●ダウ平均:33820.38(▲164.55 ▲0.48%)
●S&P500:4183.18(▲3.54 ▲0.08%)
●ナスダック:14051.03(▲39.19 ▲0.28%)
●CME日経平均先物:28950(大証終比:▲100 ▲0.35%)
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●ダウ平均…マイナス圏での推移。
(1)FOMCの結果発表&パウエルFRB議長の会見
<FOMC声明>
☆「経済活動と雇用は力強さを増した。」…景気認識は引き上げ。
★「インフレは上昇したものの一過性の要因を主に反映。」
<パウエル議長>
☆「インフレの一時的上昇は利上げを正当化しない。」
☆「まだ資産購入ペース縮小について協議する時期ではない。」
…引き続き慎重姿勢を強調。
★「まだ多くの人が離職。」
★「サービス業の労働者は仕事を見つけるのに苦労する可能性。」
⇒改めてFRBのハト派姿勢を確認。
※ダウ平均…下げ渋りも上値の重い展開。
(2)決算発表がピーク。
・決算はまちまちの内容。
(3)29日:バイデン大統領が就任後初の議会演説。
<ホワイトハウス>
・家族と教育へ1.8兆ドルの大規模な財政刺激策を発表する予定。
・富裕層へのキャピタルゲイン増税。
・投資会社の運用マネジャーに適用されている税優遇措置廃止。
【NY外為市場概況】
●ドル・円:109円00銭へ上昇後108円58銭へ下落して引け。
☆最近の景気回復
FRB…FOMCでハト派色を弱めるとの思惑→一時ドル買い優勢に。
★FRB
・市場の予想通り金融政策【据置】。
・更なる著しい進展が見られるまで国債購入ペース維持再表明。
★パウエル議長
「回復は依然まちまちで完了するには程遠い。」
→速やかな緩和縮小開始の思惑が後退。
→長期金利も低下に転じドルの売り戻しが強まる。
〇ユーロ・ドル:1.2057ドルから1.2135ドルへ上昇して引け。
<ラガルドECB総裁>
「ユーロ圏のPMIなど経済指標に良好な兆候が見られ下半期の
力強い成長を予想している。」
→ユーロ買い優勢。
「経済には金融・財政支援が必要。」
→買い一服。
〇ユーロ・円:131円40銭から131円82銭まで上昇。
〇ポンド・ドル:1.3864ドルから1.3941ドルまで上昇。
●ドル・スイス:0.93180フランから0.9089フランまで下落。
[経済指標:米国]
●3月前渡商品貿易収支
・発表:▲906億ドル<予想 ▲880億ドル
・2月:▲871億ドル↓▲867億ドル