【思考回路】つぶやき:20211117
>2021年11月16日の海外動向
【石油関連】
<国際エネルギー機関(IEA):月報>
・北海ブレント原油の平均想定価格
【引上げ】:$/バレル(10月)
>2021年 71.50(↑70.40)
>2022年 79.47(↑76.80)
※月報での想定価格公表はまれ。
「IEAの見通しを理解する上で有用
とみられる場合には公表。」
⇔
・石油価格…先月3年ぶりの高値
→産油量が世界的に増加
⇒石油価格上昇鈍化の可能性示す。
「世界の石油市場はあらゆる面で逼迫。」
「供給が増えているため価格上昇は近く
一服する可能性がある。」
「現在の価格水準は増産の強い動機に。」
「供給増の大半は米国からもたらされる。」
※米国の石油生産
・パンデミック前の水準回復…来年末。
・22年には「OPECプラス」以外からの
供給増の60%を占める。
「堅調なガソリン消費と多くの国での国境再開に
伴う海外旅行の増加により世界の石油需要は
強まっている。
「欧州での新型コロナ感染の拡大&産業活動の低下
&原油価格上昇が需要を減少させる可能性も。」
・石油需要の伸び【見通し維持】(日量)
>21年 550万バレル
>22年 340万バレル
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●まあ…いつものことではあるが…
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【NY外為市場概況】
◎ドル円相場
☆堅調な米小売売上高統計
・1ドル=114円台前半で推移。
☆米長期金利の上昇
→円売り・ドル買いがじりじりと進行。
※米10月小売売上高:米商務省
>前月比 +1.7%>予想 +1.4%
・3カ月連続のプラス。
・物価が高止まりする中でも経済活動で
大きな比重を占める個人消費が堅調維持
を示唆。
※米10月輸入物価指数…2カ月連続で上昇。
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【NY株式市場概況】16日(NY時間15:15)
>引け前
◎ダウ平均36224.64
(+137.19 +0.38%)
◎ナスダック:15966.41
(+112.56 +0.71%)
◎CME日経平均先物:29850
(大証終比:+80 +0.27%)
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◎ダウ平均は反発。
☆10月の米小売売上高…強い内容。
・ホームデポ<HD>
・ウォルマート<WMT>の決算が好調。
※小売売上高
・幅広いカテゴリーで強さを見せる。
※小売大手決算
・「供給網」問題やインフレの影響の
克服を示唆。
→インフレへの警戒感は強まっているが
景気は当面維持?との期待感。
→米消費者のセンチメントはまだ底堅い。
●高インフレの継続
・到来するホリデー・ショッピングシーズンが
力強く2021年を締めくくることができるかは
不透明との声も。
∵米小売売上高…インフレ未調整の数字。
→実際の米消費者の行動は不透明?