【思考回路】つぶやき:20220518
●昨日は急用で「函館」にいました。
●blogを無断でお休みしてごめんなさい。
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●本日の買戻しはまた「悪い癖」がでている。
●中国の「ゼロコロナ」政策が終わったわけでは
ない。
●米国小売りの数字で所得の伸び>インフレと
判断するのは時期尚早だろう。
●「都合の良い解釈」へは「咎め」がある。
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>2022年05月17日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
●ドル・円
・129円78銭まで上昇後129円07銭まで反落。
☆ドル買い要因
・米4月小売売上高
・コアの小売売上高(GDPの算出に使用)
・予想を上回る。
→成長期待にドル買い優勢。
・中国上海市の都市封鎖緩和期待
→リスク選好の円売り優勢。
・パウエルFRB議長:WSJイベント質疑応答
・インフレを2%への引下げに焦点。
・FRBはインフレが低下するまで取り組み
を続けていくことを公約。
「もし経済が想定通りに展開したら50bpの
利上げも選択肢になる。」。
★ドル売り要因
・5月NAHB住宅市場指数…大幅悪化。
◎ユーロ・ドル
・1.0525ドルから1.0551ドルまで上昇。
☆ユーロ圏:1~3月期国内総生産(GDP)
・予想外に上方修正。
☆クノット・オランダ中銀総裁
・欧州中央銀行(ECB)の7月の25BPの
利上げは現実的。
→早期の利上げ織込むユーロ買いが優勢に。
●ユーロ・円
・136円69銭まで上昇後135円98銭まで反落。
○ポンド・ドル
・1.2498ドルへ上昇後1.2450ドルまで反落。
☆英国の失業率…1974年来で最低。
→労働市場のひっ迫
→英中銀の引締め観測
⇒ポンド買いが優勢となった。
●ドル・スイス
・0.9942から0.9919フランまで下落。
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[経済指標:米国]
●4月小売売上高
前月比+0.9%<予想:+1.0%
3月:+1.4%↑+0.7%
◎4月小売売上高(自動車除く)
前月比+0.6%↑予想:+0.4%
3月:+2.1%↑+1.4%
◎4月鉱工業生産
前月比+1.1%↑予想:+0.5%
3月:+0.9%
◎4月設備稼働率:79.0%>予想:78.6%
3月:78.2%↓78.3%
●5月NAHB住宅市場指数:69<予想:75
4月:77
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【NY株式市場概況】17日(NY時間15:33)
>引け前
◎ダウ平均:32636.85
(+413.43 +1.28%)
◎ナスダック:11970.14
(+307.35 +2.64%)
◎CME日経平均先物:26870
(大証終比:+240 +0.89%)
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◎ダウ平均は大幅に3日続伸。
▽+400ドル超の上げ幅に。
☆中国:上海市(ロックダウン実施中)
・6月から企業の生産活動と市民生活の全面的
正常化を発表
・長引く封鎖に上海市民の不満が高まる中で
ようやく出口を明確にした格好に。
→買戻し抑制のブレーキが一部緩和?
→IT&ハイテク株中心に買戻し拡大。
※一部の調査
・IT&ハイテク株のショートポジション
→2006年以降の最大に。
⇔
●足元の買戻し
▼ベア・マーケット・ラリー
・弱気相場の中での一時的な株高
・最終的な底打ちではないとの指摘も。
→更なる利上げが見込まれる中で市場は
まだ底値を付けていない?
※パウエルFRB議長:WSJ主催イベント
▼経済が想定通りに推移すれば50BPの利上げ
を議題に乗せる。
▼必要なら中立水準を超の利上げも躊躇せず。
▼いまにして思えば…
もっと早く利上げすべきだった。
→FRBの積極利上げの姿勢を追認。
⇔市場は既にかなり【織込済】?
※4月:米小売売上高
▽高インフレにもかかわらず商品への需要が
なお底堅いことを示唆。
・物価の変動を考慮するとあまり印象的な
数字ではなかった。
・インフレ圧力による家計所得の圧迫が
まだ支出に大きな影響を与えていないこと
を示唆。
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