加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【160425のマーケットから】

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第198号

**日記**
>4月22日
・結局徹夜で資料を作成
・不思議なことに体調が「回復」(・・?している…哀しい「性」ってやつかな(・・?(笑)

>4月23日~24日
・新宿と小田原でセミナー
・両会場ともほぼ満席のご参加
・90分の中で数回「クラっと」きてホワイトボードにつかまったけれど…
・聴いていただくみなさんの熱気に支えられて無事終了

>4月25日
・思ったとおりセミナーの緊張感が切れたら「ガッくと」きた…(笑)
・一日、寝ていた…
・GW中、FP3級試験受験生の演習講座の講師をいただいてるのでそろそろ準備をしないと…

******************************
******************************
※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
・信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
・今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
******************************
******************************

**昨日の各市場概況**

【国内株】:5営業日ぶり反落
>2016年4月25日(月)15:51:00
・日経平均  17439.30(-133.19 -0.76%)
・TOPIX    1401.83(-5.67 -0.40%)
東証マザーズ    1199.06(-22.44 -1.84%)
・ジャスダック    110.51(+0.02 +0.02%)
・東証REIT指数    1970.72(+41.56 +2.15%)…1年3カ月ぶりの高水準

*ドル円*
>先週末:海外
▽日銀の追加緩和期待…円安進行
>週明け早朝…111.91まで高値伸ばす場面も…その後は売り優勢…111円手前まで下押し

*日経平均*
●寄付き:17613.56円(前日比:+41.07円)が本日高値
▼先週の連騰相場に利益確定売り拡がる…上値重い…マイナス圏のまま大引け
▼*アジア株*…上海株&香港株…ともにマイナス圏
⇒週明けは調整ムード拡がる

※東証1部:(騰落銘柄数)↑704↓1097→150・(業種別)↓26/全33業・(種売買高)23億4987万株・(売買代金)2兆2601億円

<みずほ投信投資顧問:青木隆シニアファンドマネジャー>:*B
・「日銀の政策や連休を挟んで決算発表を控えていることから…積極的なポジションを持ちづらい。」
・「リバウンドのスピード調整。」★
・「日銀会合は期待通りに出てくるとは考えておらず…事前に織り込み過ぎると反動が出かねない。」☆

*日経平均*
◎前週末までの4連騰…8%(1296円)上昇
▽25日移動平均線(投資家の短期的な平均売買コストを示す)からの上方乖離(かいり)
…+5.9%>+5.0%=目先買われ過ぎを指す

<大和証券投資戦略部:石黒英之シニアストラテジスト>:*B
・「過熱を警戒する向きの利益確定売りが出た」★
・「日銀の追加緩和・財政出動・消費増税の先送りという3つの政策がそろう可能性が意識され…グローバルマクロ系(経済指標に基づき世界中の幅広い経済指標に分散投資する)などで日本株はエントリーしやすくなっている。」

<しんきんアセットマネジメント投信:藤原直樹運用部長>:*B
・「確率的には日銀が追加緩和に動くということは五分五分でみられている。」
・「金融政策決定会合が接近し…先に買っていた投資家は全部ではないにせよ…一部利益確定に動いている。」★

>>:多分、日銀は「もういい加減にしてくれ。」と言いたいかもしれない…
>>:なにをやっても物価はあがらない…
>>:「俺たちのせいじゃない…政府が動いてくれないと!!」と思っているだろう…
>>:政府が動く…九州の経済を停滞させないための予算…財政が最優先は間違いない
>>:政府が動く…選挙がある…禁断の「ヘリコプターマネー」の投下があるかも知れない
>>:それは日本財政破たんへの「パンドラの箱」でもあるのだが…

【米国株】:小幅安
>NY株式25日(NY時間16:25)
・ダウ平均   17977.24(-26.51 -0.15%)
・S&P500    2087.79(-3.79 -0.18%)
・ナスダック   4895.79(-10.44 -0.21%)
・CME日経平均先物 17515(大証終比:+65 +0.37%)

▼原油…戻り売りに押される
 ↓ ↓ ↓
*ダウ平均*
…一時150ドル近く下落する場面も
…先週:年初来高値更新続く)が続いていた→利益確定売りも

▽市場の雰囲気改善…先高感強い…後半にかけて下げ渋る

<企業決算>
>先週…マイクロストやアルファベットなどIT関連の決算には冴えないものも
>今週…IT産業(アップル)・石油関連の主要企業の発表予定…エネルギー価格や海外経済の影響が色濃く出そうな業態が多い…ドル高の影響も気掛かり
▼減収減益の決算が多い
⇔予想ほどではないといった評価も
⇒第2四半期以降に浮上する期待感も確信できない内容多い
<アナリスト>
>年初以降
▼1-3月期の企業利益の予想を引き下げ
*S&P500種の構成銘柄の利益*
>年初…前年同期比変わらず
>現在…前年同期▲9.2%
※500社中130を超える企業が決算発表
(1)利益>予想=81%(2)売上高>予想=60%
 +
<中央銀行イベント>: FOMC&日銀など
 ↓
∴きょうは様子見のなか調整(金融株やエネルギー関連株中心に下落)

<ミラー・タバク:株式ストラテジスト;マット・メイリー>:*B
・「相場は重要な節目にある。」
・「主要株価指数が最高値付近となるのはここ15-18カ月で3回目だ。」
・「今週は企業決算が大きな注目材料だ。」
・「米金融当局の会合でのサプライズは予想されていない。」
・「市場は日銀の決定会合に注目している。」

<フィラデルフィア・トラスト:リチャード・シーシェル最高投資責任者(CIO)>:*B
・「この日の終わりにかけてトーンがやや明るくなってきている。」
・「企業のいかなる発表においても明るい見通しというのは最も需要な部分を占め…相場の上昇を維持させる。」
・「アップルやアマゾンといった企業の決算発表が控えており…これらの決算は相場に強く影響する。」


【NY外為】 :円上昇

▼ドル売り優勢
∵原油…戻り売りに押される
∵米株…上げ一服
∴このところのドル高の調整が出た…

>先週…日銀の追加緩和期待高まる→ドル円…急上昇
>週明…上げ一服(=原油&米株)

*ドル円*
・110円台まで値を落とすも結局111円台に…下がったところではファンド勢のショートカバーで底堅い

>先週:米商品先物取引委員会(CFTC)発表
*IMM投機筋による円の建玉*:4月19日時点
(買越):約7万4千枚…過去最高更新!!

・過去最高(逆に言えば)…ポジション解消の巻き戻し圧力も強いということ…・

*今週のイベント*
<FOMC>:概ね前回から変化はないとの見方大
<日銀>:何らかの追加緩和が打ち出されるとの観測も
∴<ファンド勢>…円ロング維持にはなかなか勇気がいる状況…一部ポジション調整の可能性も

<ドイツ銀行:ストラテジスト;セバスチャン・ゲーリー>:*B
・「日銀会合を控えて市場は様子見の姿勢だ。」
・「さらに…米国の経済データは強弱が混在…主要10カ国(G10)通貨に対してドルは下げ継続」

<HSBCホールディングス:シニア通貨ストラテジスト;ドミニック・バニング>:*B
・「金融政策の効果についてはある程度限界がある。」
・日銀の様々な措置は…一定の効果はあったが円安誘導の点で効果持続は難しい」と続けた。

<ゴールドマン・サックス・グループ:ストラテジスト>:(シルヴィア・アルダーニャ・ロビン・ブルックス、・イケル・キャヒル)
・「金融政策見通しは今後数カ月間で対円でのドル上昇を予想する当社の見解を後押しするものだ。」
・「日銀はすでにかなり長期間にわたって『リフレーション取引』を行っているため、しばらくは一段の緩和を続ける必要がある」
・「日銀は今週の会合で追加緩和を決定し…金利政策よりも資産購入を注視する可能性が高い。」
・「円はこの先1年間で1ドル=130円に下げる可能性がある。」>>:(・・?

(英ポンド):ショートカバー続く
*ポンドドル*…一時1.45台まで上昇…強い上値抵抗となっていた100日移動平均線の上に移行
∵6月の国民投票に向けての世論調査…EU残留支持増加基調…市場の警戒感も緩む
>先週:米商品先物取引委員会(CFTC)発表
*IMM投機筋による英ポンドの建玉*:4月19日時点
(売越):約5万5千枚
・ファンド勢によるショートポジションの積み上げ継続⇔過熱感も…ポジションの巻き戻しが出るか(・・?

>>:為替が一番素直な気がするなあ…(ゴールドマンの見通しには(・・?だが…)

******************************
******************************
■エリオットの波■は日経平均では…「下げの鼓動」最後の調整波にあり、その中での(下げ)→(上げ)→(下げ)→(上げ)に…戻りは短く再び長い下げに入るだろう
■エリオットの波■:加藤のチャート利用法
※mixiコミュ:「SCMTBはじめくん」に掲載!!
******************************

※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である…突破「18000円」が想定内にも反落
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※4月25日で乖離は+4.7%・騰落レシオは110.3%(乖離率>+4%・騰落レシオ<120%)
◎乖離率は短期的な「警戒ゾーン」にある

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
******************************

<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…3回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急伸
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は106円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)…160408
  訂正前:ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ★03月01日の時点で円高目処を112.30円→111.50円→110.90円 と算出…突破!!
  ※04月08日の時点で円高目処を108.00円→106.50円→105.20円と算出
  ※現在の水準111.14円(04月26日)で上値抵抗は111.35円・下値抵抗は110.87円
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
******************************

**お知らせ**
>7月10日(日) 13:30‐15:00 
・会場:小田原(おだわら市民交流センターUMECO…前回と同じです
・小田原FP事務所さんのご協力をいただいています
・小田原駅から徒歩1分)
・定員:20名(参加費:1000円…リピーター・ペア割引あり)

>5月1日~4日
・受かるぞ!!FP3級!!GW特訓(GWで4日間で一気に合格圏へ!!)
>5月開催予定
・新入銀行員のためのマーケット知識基礎講座
…両方とも「ストリートアカデミー」に詳細掲載してます。

https://www.street-academy.com/steachers/62329

※お問い合わせは…mstb2021139@goo.jpまで 

×

非ログインユーザーとして返信する