【思考回路】つぶやき:20230225
●インフレの根強さが示された。
●バラ狙いの連中は笑っているだろう。
●「咎め」はまだ動かない。
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>20230224の海外市場動向
[経済指標:米国]
◎1月コアPCE価格指数:前年比 +4.7%
>予想:+4.3%
12月:+4.6%↑+4.4%
▼1月個人所得:前月比 +0.6%
<予想:+1.0%
12月:+0.3%↑+0.2%
▽1月個人支出:前月比 +1.8%
>予想+1.4%
12月 ▲0.1%↑▲0.2%
▽2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
発表:67.0>予想:66.4
速報値:66.4
▼同1年期待インフレ率確報値:4.1%
<予想4.2%(速報値:4.2%)
*同5~10年期待インフレ率確報値:2.9%
=予想2.9%(速報値:2.9%)
▽1月新築住宅販売件数:67万戸
>予想:62.0万戸
12月:62.5万戸↑61.6万戸
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【NY外為市場概況】
◎ドル・円
・135円30銭から136円52銭まで上昇。
☆1月コアPCE価格指数
・前年比で鈍化予想に反し拡大。
※FRB…インフレ指標として注目。
→インフレの鈍化が容易ではない証に。
☆1月個人支出
・3カ月ぶりプラス…予想以上に改善。
☆2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
☆1月新築住宅販売件数
・予想外に改善する良好な結果。
→FRBの長期利上げ観測強まる。
→米国債相場反落。
⇒長期金利上昇に伴うドル買い加速。
☆日銀
・新体制でも緩和策が維持?
⇒円売り継続。
●ユーロ・ドル
・1.0574ドルから1.0536ドルまで下落。
◎ユーロ・円
・143円11銭から144円01銭まで上昇。
☆日銀の緩和継続の思惑。
⇒円売り加速。
●ポンド・ドル
・1.1988ドルから1.1929ドルまで下落。
◎ドル・スイス
・0.9360から0.9407フランまで上昇。
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【NY株式市場概況】24日(NY時間15:29)
>引け前
●ダウ平均:32883.38
(▲270.53 ▲0.82%)
●ナスダック:11389.21
(▲201.19 ▲1.74%)
●CME日経平均先物:27350
(大証終比:▲30 ▲0.11%)
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●ダウ平均は反落(一時▲500ドル超)。
▼終盤に買戻しもマイナス圏で推移。
★タカ派なFRBへの警戒感強まる。
・米PCEデフレータ…その懸念に拍車。
・総合指数:前月比 +0.6%
・6月以来の高水準
・コア(除:食品とエネルギー):同+0.6%
→FRBのタカ派姿勢を正当化。
●昨年末に市場に広がっていたハト派な雰囲気
は今月発表の1月のデータを経てほぼ消滅。
→今後3回のFOMCで0.25%ずつ利上げ実施?
∴ターミナルレート(最終到達点)予想も上昇。
●堅調な個人消費と頑強なインフレ
・FRBの物価と需要安定への道のり
・昨年後半のデータが示していた以上に
凸凹で長いことを示唆。
・借入コストを予想以上に引上げ、より
長く維持するFRBの決意を後押しの可能性。
・景気後退のリスクも高める可能性も。
●米株式市場…矛盾する経済指標に直面。
・インフレが高止まりする一方で個人消費
は力強さを示し続けている。
∴方向感に迷いが出ている様子。
・依然として消費者が力を持ち続けている
のかどうか&企業収益がどうなるかを把握
できていない。
・そのような中で株式市場は過度に楽観的。
●様々な要因が投資環境を複雑に
・成長鈍化
・企業業績の低迷
・地政学的リスク
・ウクライナ:米中:北朝鮮…
「米経済の予想外の好調と中国経済の着実な
回復が更なるインフレを促進し…
FRBがより積極的な引締めサイクルを追求
するのではないかと心配している。」
「先行指標は引続き景気後退を示唆も遅行性
の強い指標は弱気の兆しを見せず。」
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