加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【昨日のマーケット:151117】

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□:第101号
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>みなさん!! こんにちは!! 加藤です!!
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・昨日は、東京国際フォーラムへモーニングスター社のセミナーへ…
・平日とはいえ、500名近い参加者…やはり「迷える子羊」はまだまだ多いようです。
・朝倉社長の基調講演を聴いて帰りましたが、ここでも「コア」運用の大切さが強調されていました。
・間違いではないと思うけれど…「迷える子羊」たちの聞きたいとことは微妙にズレてるような気も…
・もう一度、あのステージに立ちたい…と思った時間でもありました(笑)
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
 信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
 今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版からの引用コメントです
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>11/17 東京時間
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08:21
>外資系証券経由の注文状況<200万株売越…2営業日ぶりの売越
  ・買注文+1350万株・ 売注文▲1550万株
 ⇒外国人投資家は「売り」から入った…
09:30~
>金融政策<
 【豪州】<豪中銀議事録>
 ・金融政策
  「インフレ見通しで政策緩和の余地生じる可能性 」
   …理事会メンバーは金融政策は緩和的である必要と判断
 ・景気
  「景気回復見通しがやや強まっている」
  …豪ドル相場の調整が国内生産需要を支えている
 ・雇用
  「経済資源のゆるみはしばらく続きそうだ」
 ・資源価格
  「鉱業投資の下落は2017年末まで続きそうだ」
 ・アジア経済
  「アジア経済の低迷は予想以上に続く見込み」
⇒豪ドルは「買い」で反応
15:36
>国内株式市場概況<
・TOPIX       1586.11(+14.58 +0.93%) ・ 日経平均   19630.63(+236.94 +1.22%)
・東証マザーズ     789.26(+5.58 +0.71%)  ・ジャスダック      112.87(+0.68 +0.61%)
・東証REIT指数  1732.17(+14.21 +0.83%)
▽日経平均株価:3営業日ぶりの反発
・取引時間中には上げ幅を340円に近づけ8月21日以来の高値を付ける場面も
・パリ同時テロで心理は悪化するとみられていたが…
 ・昨晩の欧米株は上昇→東京市場やアジア全般でも買い安心感が広がる


<ビスタマックス・ファンド・アドバイザーズ:藤原正邦代表取締役>:*B
 ・仏テロ後の海外株式の堅調とこの日反発した日本株動向について
  「ある程度市場で調整があった後に起きた事件で高値で起きたわけではない」
  「よって売り込む材料にもされなかった」
 ・当面見通し
  「国内市場は企業決算が終わり…内需を中心に業績の堅調さを確認した」
  「バリュエーションの高さなどに懸念が残る」
  「当面の相場は…やや行ったり来たりな展開になりやすい」
 ⇒なにか、運用担当者として大事なことを見落としてないか…?
※経済指標補足
【中国】
<中国人民銀行(中央銀行)>:16日
*国有大手4行(中国工商銀行や中国建設銀行など)・10月貸出残高
 発表:35兆6900億元(約714兆円)…前月比▲656億元
 >外国メディア
   「貸出残高の減少額は2009年以来」 「景気減速が予想以上に進んでいる可能性がある」
   「銀行が景気の先行きや貸出資産に対して慎重な姿勢を維持していることが伺える」
*今年7-9月期:国有大手4行
 ・増益率は1%以下に留まる&4行とも不良債権比率の増加圧力にも直面
<中国銀行業監督管理委員会(銀監会)>:12日
*今年1-9月:市中銀行
・増益率は前年同期の13%から2%に急激に縮小
 …貸倒引当金の増加・利ざやの縮小・資金需要不足などが利益率を圧迫
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>11/17 アジア→欧州時間
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18:30
>経済指標<【英国】10月:消費者物価指数(10月)18:30
>前月比:結果+0.1%=予想+0.1%・前回▲0.1%
>前年比:結果▲0.1%=予想▲0.1%・前回▲0.1%
>同コア :結果+1.1%>予想+1.0%・前回+1.0%
19:00
>経済指標<【独逸】11月:独ZEW景況感指数
・結果 10.4>予想 6.0・前回 1.9
19:15
>アジア株式市場概況<
・中国上海総合指数   3604.80(-2.16 -0.06%)…一時3カ月ぶり高値で利食い
・豪ASX200指数      5118.24(+114.43 +2.29%)
・インドSENSEX30種   25859.77(+99.67 +0.39%)
▽17日のアジア株式市場で主要指数は総じて上昇
∵週末のパリ同時テロを受けても昨日の欧米株は買われた…アジア市場でも買い安心感広がる
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>11/17 欧州→NY時間
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22:30~
>経済指標<
【米国】
*消費者物価指数(10月)
>前月比:結果+0.2%=予想+0.2%・前回▲0.2%
>同コア :結果+0.2%=予想+0.2%・前回+0.2%(除:食品エネルギー)
>前年比:結果+0.2%>予想+0.1%・前回+0.0%
>.同コア:結果+1.9%=予想+1.9%・前回+1.9%(除:食品エネルギー)
23:15
*鉱工業生産(10月)>前月比
・結果▲0.2%<予想+0.1%・前回▲0.2%
*設備稼働率(10月)
・結果 77.5%=予想 77.5%・前回 77.7%(77.5%から修正)
24:00
*NAHB住宅市場指数(11月) 
・結果 62<予想 64・前回 65(64から修正)
>欧州株式17日終値<
・英FT100   6268.76(+122.38 +1.99%) ・ 独DAX  10971.04(+257.81 +2.41%)
・仏CAC40  4937.31(+133.00 +2.77%)
<MPPM:ギレルモ・ヘルナンデス・サンペレ>
 「ユーロ安に加えて原油価格がバレル当たり40ドルを超える水準で維持したことが
 相場上昇を支えた」
 「ユーロ安が欧州企業の追い風となると常に指摘してきた」
 「過去数カ月の市場混乱で投資を控えてきた投資家らは…
 年末に向けた相場上昇の機会を逃したくないだろう」
06:00
>経済指標<
【米国】
*対米証券投資(9月)結果 336億ドル>前回 208億ドル(204億ドルから修正)
06:30
>NY株式17日(NY時間16:25)<
・ダウ平均   17489.50(+6.49 +0.04%) ・S&P500    2050.44(-2.75 -0.13%)
・ナスダック   4986.02(+1.40 +0.03%)
・CME日経平均先物 19835(大証終比:+155 +0.78%)
▽ダウは横ばい
・寄り付き前のウォルマートやホーム・デポの決算発表>予想&見通しも力強い内容
 …ドル高も小売セクターにとっては仕入れコストの低下に繋がり利益を押し上げ
…米個人消費の堅調さを反映した格好
⇔ 
・ダウ平均は一時116ドルまで上昇したものの…
 ・利上げへの警戒感が根強い
 ・原油が再び40ドル台に下落→石油関連株下落
…後半は失速
<リッジワース・インベストメンツ:シニアストラテジスト;アラン・ゲイル>:*B
 「前日の騰勢が失われている」
 「相場が一息つき…前日の終値とほぼ同水準でもみ合う展開となったのは明るい兆しだ」
 「注目を集めがちな地政学的な不安は決して終わることがない」
 「しかし…マクロ経済面では12月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合に市場の注目が
 集まっている」
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>11/17 加藤私見
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>「注目を集めがちな地政学的な不安は決して終わることがない」
・この一言が自ら言えるかどうかが運用担当者としての資質を物語る…と思う
>そして…
・日本の景気は史上2回めて2年連続のGDP成長率マイナスになる可能性が…
⇒悪材料に目をつぶって上げた相場ほど「咎め」は大きい…と再度確認しておく

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