加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【160413のマーケットから】想定内

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第191号

**日記**
>4月13日
・6月から東村山のカルチャーセンターで新規講座開講決定
・FP3級受験講座と市場環境セミナーを担当
・その宣伝ビラの原稿を書く
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
・信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
・今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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**大和投信レポートから**

>>:Jリートについて自分の反省の込めて考えてみる…

◎『J-REIT』市場は新たな成長トレンドへ◎
※原文基に加藤が要約・補足・コメント

【J-REIT市場】
>2001年9月:上場2銘柄でスタート(時価総額=2500億円)
>2016年4月:上場53銘柄(時価総額=11兆5000億円…スタート時の約50倍にまで拡大)
☆:不動産投資市場の資産総額の約9割を占める
☆:米国REITに次ぐ世界第2位の市場規模に

>2016年3月22日
<国土交通省>:「不動産投資市場の投資戦略」
(目標)…2020年頃までにREIT等の資産総額を約30兆円へ倍増
 ↓ ↓ ↓
◎新たな成長トレンドを迎える可能性膨らむ

*J‐REIT市場の成長余力*
(1)各国比
◇各国REIT市場規模vs名目GDP◇
(米国:5.5%)>(各国平均:4.4%)>(日本:1.9%)
◇各国REIT市場規模vs株式市場規模◇
(米国:3.9%)>(各国平均:3.5%)>(日本:1.8%)
∴J-REIT市場のさらなる成長余地は大きい…

(2)ファンダメンタルズ
*公示地価*
◎8年ぶりに全国平均でプラスに転じる
∵大都市圏商業地中心に押上げ(日銀の金融緩和や訪日観光客数の増加の恩恵を受けやすい)
⇒回復途上に…

◎政策期待と良好なファンダメンタルズ◎

 ↓ ↓ ↓

>年初来
●日経平均…軟調推移(国内外の景気鈍化懸念+円高推移など)

◎J-REIT…年初来+9.0%と底堅い値動き
…今後も堅調な展開が期待される…

※原文(グラフ付)
 ↓ ↓ ↓
http://www.daiwa-am.co.jp/market/html_me/no190.html

>>:供給過剰と景気悪化による賃料収入減が気にされるまでにはまだ時間がありそうか…

**昨日の各市場概況**

【国内株】:大幅続伸
>東京時間15:30現在
・日経平均  16381.22(+452.43 +2.84%)
・TOPIX    1332.44(+33.09 +2.55%)
・東証マザーズ    1079.96(+26.90 +2.55%)
・ジャスダック    108.41(+1.02 +0.95%)
・東証REIT指数    1897.38(+2.81 +0.15%)

▽円高の動き一服…市場に安心感拡がる
*ドル円*…108円台後半から109円を目指す動き
▽NY原油先物…一時42ドル台回復(17日:ドーハ産油国会合)

※東証1部:(業種別指数)全33業種上昇…全面高商状・(騰落銘柄数)↑1683↓195→73・(売買代金)2兆3482億円(出来高)22億5541万株

<みずほ投信投資顧問:柏原延行執行役員>:*B
・「原油・資源価格・中国に対する不安感に一定の歯止めがかかった。」
・「不安感の中心が国内経済の下振れやデフレ逆戻りのリスクに移り…「IMFが悪化見通しに太鼓判を押す状況では…日本銀行も踏み込んだパッケージを出しやすくなる。」
・「デフレ逆戻りの不安は為替の円高要因そのもの。デフレ回避の政策期待から一方的に下値を売り込むにも問題がある。」
・「IMFの厳しい世界経済への見通しは…グローバルな財政政策への期待感に繋がり…日本は金融と財政を合わせた政策が期待される。」
・「インフレ期待が低下したため…日銀が行動を起こさないという選択肢はない。」

<SMBC日興証券投資情報部:太田千尋部長>:*B
・「原油高は…米金融機関や産油企業のクレジット問題が一息つく上…産油国の財政悪化による株売りも避けられる。」
・「海外株式市場がリスクオンとなり…海外投資家を中心に日本株にも買い戻しが入りやすい。」

>>:そりゃあ、400円も上げれば弱気派に出番はないだろう…
>>:弱気派は「これぐらいの戻りは想定の範囲内」なのだが…(17000円はいくかも)

【米国株】:続伸
>NY株式13日(NY時間16:21)
・ダウ平均   17908.28(+187.03 +1.06%)
・S&P500    2082.42(+20.70 +1.00%)
・ナスダック   4947.42(+75.33 +1.55%)
・CME日経平均先物 16645(大証終比:+225 +1.35%)

▼この日発表の米経済指標…弱い内容(第1四半期の米GDPに警戒感も)
▽FRBの慎重姿勢…株式市場のサポート要因
▽JPモルガンの決算>予想(落ち込み…予想より小幅)…銀行株に買い
*JPモルガン: 第1四半期1株利益1.35ドル(予想1.25ドル)

<テミス・トレーディング:株式トレーダー;マーク・ケプナー>:*B
・「米国のデータは若干弱かったが…海外での指標が強く中国の統計は予想を大きく上回った。」
・「JPモルガンは厳しい四半期だったが…それでも予想を上回った。」
・「今後発表される企業決算が予想を上回ったとしたら…たとえ予想をそれほど大きく上回らなくても米国株は上昇する可能性がある。」

>>:上のコメントを読んで、みなさんは買う気になるだろうか…?

【NY外為】 :ドル上昇

◎ドル買い優勢

∵原油&株式市場…戻り基調…米利上げに対する「過度に」弱気な見方が後退

*ドル円*
▽109円台を固める動き…109円台維持→110円までの戻りを試しそうな気配も
▼先週の急落…トレンドは大きく下向き…110円手前では戻り売りも多い?

*ユーロドル*
▼売りが強まる…強固なサポートの1ユーロ=1.1350ドル水準を割込み1.12台まで下落

★ドル安の受け皿…円とユーロに資金集中…その巻き戻し

<ラッセル・インベストメンツ:通貨・債券戦略責任者;バック・ファンル ー>:*B
・「ドルはかなり売られ過ぎており…現行水準から反発する可能性があると考える。」
・「もっと大きな観点から言えば…ドルが新高値を付けることはないだろう。」

※ドル高継続への懸念要因
●第1四半期米GDP
・弱い関連指標
(1)小売売上高(3月)
・発表:前月比▲0.3%(予想外のマイナス)…自動車の減少
・同 コア:▲0.1%<予想(GDP算出に使用:除 自動車・ガソリン・建材・食品)
∴米個人消費の不調を鮮明に
→GDPの7割を占める個人消費は鈍化した可能性が高い。
(2)企業在庫(2月)…2ヵ月連続マイナス→在庫投資も冴えない可能性も
 ↓ ↓ ↓
・現在の市場の第1四半期のGDP予想コンセンサス…0.3%~0.4%(マイナス成長の可能性も)

>>:テクニカルに無理やりファンダメンタルズの理屈をくっつける…マーケットの常套手段であり、それが真実に変わってしまうこともよくあることだが…

>>:もう一度言っておこう…
 ↓ ↓ ↓
>>:そして…また「ギリシャ」の季節がやってくる。借入金返済時期はまた巡ってくる。そして、今年は若年層失業率49%!!という現実に移民問題が加わり、「歴史の王国」の存在意義がこれまで以上に問われるようになるだろう…

>>:つかの間の「戻り」に安堵のため息をついいている余裕はなさそうだが…
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■エリオットの波■は日経平均では…「下げの鼓動」最後の調整波にあり、その中での(下げ)→(上げ)→(下げ)→(上げ)に…戻りは短く再び長い下げに入るだろう
■エリオットの波■:加藤のチャート利用法
※mixiコミュ:「SCMTBはじめくん」に掲載!!
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※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である…突破「18000円」が想定内にも反落
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※4月13日で乖離は▲1.2%・騰落レシオは102.0%(乖離率>▲4.0%・騰落レシオ<120%…正常)
◎乖離率は「短期的な」反発に入った。

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
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<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…3回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急伸
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は106円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)…160408
  訂正前:ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ★03月01日の時点で円高目処を112.30円→111.50円→110.90円 と算出…突破!!
  ※04月08日の時点で円高目処を108.00円→106.50円→105.20円と算出
  ※現在の水準109.30円(04月14日)で上値抵抗110.0円は下値抵抗は108.21円
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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**お知らせ**
>4月24日(日) 13:30‐15:00 
・会場:小田原(おだわら市民交流センターUMECO…前回と同じです
・小田原FP事務所さんのご協力をいただいています
・小田原駅から徒歩1分)
・定員:20名(参加費:1000円…リピーター・ペア割引あり)

>5月1日~4日
・受かるぞ!!FP3級!!GW特訓(GWで4日間で一気に合格圏へ!!)
>5月開催予定
・新入銀行員のためのマーケット知識基礎講座
…両方とも「ストリートアカデミー」に詳細掲載してます。

https://www.street-academy.com/steachers/62329

※お問い合わせは…mstb2021139@goo.jpまで

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