加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【160506のマーケットから】思い込み

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第203号

**日記**
>5月6日
・GWの講師活動での熱弁が響いたのか(笑)血圧が急上昇…やれやれ
・安静にして一日過ごした…

>新興国市場(3年にわたり低迷)…動き出した外資大手(ブルンバーグ:コラム)

◎強気に転じた資産運用会社
<ブラックロック>
<フランクリン・テンプルトン>
<ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント>
<PIMCO:副アドバイザー会社:リサーチ・アフィリエーツ>

<リサーチ・アフィリエーツ:CIO;クリストファー・ブライトマン>:PIMCOのウェブサイト
・「新興国市場からの資金の大流出は新規投資の絶好のチャンス。」
・「長期投資家にとっては10年に1度の取引になる可能性がかなり高い。」
・「われわれは新興国の株・債券のポジションに自信を強めている。」

>昨年末時点
・新興国証券組み入れ比率
*PIMCOオール・アセット・ファンド*=35%
*PIMCOオール・アセット・オール・オーソリティー*=39%
※両ファンドはリサーチ・アフィリエーツの共同創業者ロッド・アーノット氏が運用
…1月末時点の運用資産合計は約290億ドル(約3兆2500億円)

・「新興国株は…MSCIのベンチマーク指数が過去3年で30%下落した後だけに『極めて割安』だ。」
・「景気循環の影響を加味して調整した株価収益率(PER):シラーPERは1月に10倍に低下。」
・「過去25年で10倍を割り込んだのは6回しかなく…その後5年の株価上昇率は平均で188%。」

>>:個人的には(為替を考えると)まだ早いかな?という感じだが、準備を始めた連中もいるということは覚えておきたい。
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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
・信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
・今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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**昨日の各市場概況**

【国内株式】:連休谷間6営業部続落
>2016年5月6日(金)15:45:00
・日経平均  16106.72(-40.66 -0.25%)
・TOPIX    1298.32(-1.64 -0.12%)
・東証マザーズ    1180.38(+47.89 +4.23%)
・ジャスダック    108.92(+0.66 +0.61%)
・東証REIT指数    1898.82(-7.04 -0.37%)

>朝方…買い先行→日経平均は寄付き直後に100円超の上昇(海外ファンド勢の買戻しだろう)
>後場…今晩の米雇用統計&来週の企業決算…調整売り→日経平均は下落に(一時16000円割る)

※東証1部:(業種別)▼23/33業種(銘柄別)↑993↓843(売買高)21億4094万株(売買代金)2兆2385億円

<第一生命保険:岩渕康哉株式部長>:*B
・「目先には米国雇用統計があり…数字が弱ければ利上げがやはりできないという見方で円高にいく可能性もある。」
・「日経平均の1万6000円割れは買いたいという投資家もいるとみるが…積極的に買い上がる材料もない。」

>>:さすがに、今日は「大人しく」していたようだ(買うに買えず…売るに売れず…だろう)

【米国株式】:後半買い戻される
>NY株式6日(NY時間16:21)
・ダウ平均   17740.63(+79.92 +0.45%)
・S&P500    2057.14(+6.51 +0.32%)
・ナスダック   4736.16(+19.06 +0.40%)
・CME日経平均先物 16115(大証終比:+35 +0.22%)

>序盤…売り先行

**米雇用統計**
▼非農業部門雇用者数(NFP)<予想…ベンチマークとなっている20万人増も下回る

*非農業部門雇用者数(4月)*
・結果 160千人<予想 200千人・前回 208千人(215千人から修正)

*失業率(4月)*
・結果 5.0%>予想 4.9%・前回 5.0%

<ダドリーNY連銀総裁>
・「本日の雇用統計は皆さんの予想よりは若干弱い内容だったかもしれない。」
・「しかし…雇用情勢の見通しに大きな変化は与えるものではない。」
・「年内の利上げは2回が適正との見方に変化はない。」

>後半…下げを取戻す
(買い要因)
☆下げ基調の週の週末…下値での押し目買い
☆商品市場…原油や貴金属堅調
☆雇用統計…平均賃金=上昇傾向→悲観的な内容でないとの見方

<LPLファイナンシャル:チーフ経済ストラテジスト;ジョン・カナリー>:*B
・「市場の最初の反応は…6月利上げの可能性は消えたというものだった。」
・「勢いはなかったものの…極めて悪い内容でもなかった。」
・「投資家の関心は週末と来週に発表される中国の統計に向かっている。」
・「世界経済の成長見通しが確認されるか否定されるかのどちらかだ。」

※企業決算:<S&P500種採用銘柄>のうち85%超が四半期決算を発表
☆利益>予想=約76%
☆売上高>予想=54%
★アナリストの予想=第1四半期決算:▲7.4%

>>:良くも悪くもないと雇用統計を判断…緩やかな利上げを好感…?
>>:企業決算はそこそこにみえるが過去からみると予想を上回った企業割合は落ちている…

【NY外為】 :米ドルしっかり
・「雇用統計の数字をどう咀嚼するか」…しばらく時間がかかるかもしれない

<USバンク:プライベートクライアントグループCIO;ウィリアム・ノーゼイ>:*B
・「利上げは年内に2回あるだろう。」
・「開始が遅くなるだけかもしれない。」
・「今回はやや軟調な統計だったが…本当に重要な要素となるのは基調だ。」
・「その基調は健全だ。」
・「ドルは上昇すると見込まれる」(円安へ)

<ステート・ストリート・グローバル・マーケッツ:北米マクロ戦略責任者;リー・フェリッジ>:*B
・「これはかなり弱い統計だ。」
・「ドルはユーロと円に対して圧迫される展開が続く見通しだ。」(円高へ)
・「しかし劇的な動きにはならず…じりじりといった動きになるだろう。」

※ヘッジファンドなど大口投機筋のドルの売り越し幅…拡大
●ドルの建玉バランス…先月に2014年以降で初めて売り越しに転じている(ドル安見込む)

>>:日銀の緩和期待で円安進行の中もヘッジファンドは「ドル売り」を続けていた…
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■エリオットの波■は日経平均(月足)では…「下げの鼓動」最後の調整波にある。
■エリオットの波■:加藤のチャート利用法
※mixiコミュ:「SCMTBはじめくん」に掲載!!
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※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である…突破「18000円」が想定内にも反落
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※5月2日で乖離は▲2.8%・騰落レシオは84.8%(乖離率>+4%・騰落レシオ<120%)

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
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<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…3回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急伸
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は106円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)…160408
  訂正前:ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ★03月01日の時点で円高目処を112.30円→111.50円→110.90円 と算出…突破!!
  ※04月08日の時点で円高目処を108.00円→106.50円→105.20円と算出
  ※現在の水準107.10円(05月07日)で上値抵抗は107.62円・下値抵抗は106.25円
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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**お知らせ**
>7月10日(日) 13:30‐15:00 
・会場:小田原(おだわら市民交流センターUMECO…前回と同じです
・小田原FP事務所さんのご協力をいただいています
・小田原駅から徒歩1分)
・定員:20名(参加費:1000円…リピーター・ペア割引あり)

>5月21日
・受かるぞ!!FP3級!! 9月試験対策講座(全8回)の体験講座:500円
…日本カルチャー協会 東村山校
>5月開催予定
・新入銀行員のためのマーケット知識基礎講座
…「ストリートアカデミー」 https://www.street-academy.com/steachers/62329


※お問い合わせは…mstb2021139@goo.jpまで


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