【思考回路:231】20180126
>昨日の要人発言
【米国】
※ドル円に買い戻し
<トランプ大統領>
・ムニューシン米財務長官の発言は文脈の問題。
・最終的には強いドルが望ましい。☆…ドル買戻し
・条件が大幅に改善されれば、TPPへの復帰も。
<ムニューシン財務長官>:昨日ドル安容認(・・?
・ドルに対する私のコメントは一貫したもの
…長期的なドル水準は米経済の強さを反映☆
…短期的には市場の流動を反映
・米国は貿易戦争は望んでいない
…中国とは非常に良い&開かれた対話の機会を持った。
…中国のオフィシャルと貿易不均衡の是正について話し合った。
…今年どこかで中国を訪問することも可能。
・税制改革は米経済に活況を与える
【ユーロ圏】
※ほぼ予想通りの内容もユーロ買い止まらず
<ECB声明>
・金利はQE終了後も相当期間にわたり現在の水準を維持。
・見通し悪化すればQEの規模拡大や期間延長をする可能性。
・QEは9月まで必要に応じてそれ以降も継続する。
・QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで続ける。
<ドラギECB総裁>
・現在の金利水準はQE終了後もしばらく継続。
・QEはインフレが持続的に調整されるようになるまで継続する。
・経済のモメンタムはしっかりと広範にわたっている。
・コアインフレは長期的に徐々に上昇する。
・ユーロのボラティリティーが不確実性を生む。
・為替レートを目標にしていない。
・為替レートは成長やインフレに重要。
・今年の利上げの可能性は非常に小さい。
【英国】
<ハモンド英財務相>
・ポンドの現行水準はとてもハッピー。
・英国はEUとの密接な関係を望んでいる。
・米国が通商問題に関心を持っていることは理解している。
・ドルの動きが米国の通商問題の助けとなることを望む
【その他】
<ラガルドIMF専務理事>
・米国の税制改革についてはドル高を誘う。
・昨日のムニューシン財務長官発言については、より詳しく説明するべき。
・欧州経済については独経常黒字は行き過ぎ。
・ブレグジット問題への警戒も依然残る。