加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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 解説します!!

【思考回路:つぶやき】20200319

今、理にかなった動きは為替だけだ。
【NY為替概況】20200319
◎ドル・円…107円28銭から108円65銭まで上昇して引け。
 ☆予想を上回った米国の2月住宅着工件数。
 ☆米国の大規模経済支援策を見込んだ米国債相場の下落。
  ▽米債利回りの上昇に伴うドル買い優勢に。
 ★株式相場の急落…リスク回避の円買いが再燃し上値を抑制。
●ユーロ・ドル…1.0985ドルから1.0802ドルまで下落して引け。
 ★伊国債の急落警戒…ユーロ売りに拍車。
●ユーロ・円…117円94銭から116円90銭まで下落。
●ポンド・ドル…1.1917ドルから1.1453ドルまで下落。
 ★英国の新型コロナウイルス対策に懐疑的見方がひろがる。
☆ドル・スイス…0.9605フランから0.9750フランまで上昇。
 <米国経済指標>
  ◎2月住宅着工件数:万戸
   ・結果:159.9>予想:150.0(1月:162.4↑156.7)
  ◎2月住宅建設許可件数:万戸
   ・結果:146.4<予想:150.0(1月:155.0)
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>米ドルが買われているのは明らかだろう。
 ・COVID19の感染拡大に対して最も抵抗力のある「国」は
 アメリカだということだ。
 ・経済上のリスク回避なら「リスク回避の円買い」となるはずだ。
 ・今は…為替参加者はCOVID19と世界の「戦争」とみているのだろう。
 ・「リスク回避の円買い」はリーマンショックあたりから言われた
  セオリーだがそれまでは「有事のドル買い」がセオリーだった。
 ・「戦争」状態に耐える通貨は「米ドル」だ。
 ・その通りに為替は動いている。
>株式市場は「何かを」狙っている。
 ・昨日(18日)…日経平均は引けにかけ突然崩れた。
 ・米国株式市場の先物が時間外で値幅制限まで下げたのが原因だった。
 ・一昨日は、踏ん張ったがあっけなく崩れた。
 ・NYも20,000ドルを割り込んだ。
 ・為替とあきらかに違う動きだ。
 ・米国株式市場はトランプ就任以来の上昇率をほぼ吐き出した。
 ・米国年金基金、各ヘッジファンドの決算を控え、もう一段下げる
 狙いをもった連中の仕掛けであり、市場の不安をうまく巻き込んで
 自分たち以外に儲かっている連中をつぶしに来ているのだろう。


 「安値に怯んではいけない!!」
 この安値にはCOVID19以外の「理由」がある。
 80を超えるボラタイルな動きは尋常ではない。


 冷静に…しばらくは市場を見ないのもひとつ。
 落ち着いたら【思考回路】がお知らせします。


 加藤

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