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「思考回路」つぶやき:20200417

16日のニューヨーク外為市場

◎ドル・円

・107円17銭へ下落後…107円84銭まで

上昇して引け。

★米先週分新規失業保険申請件数の増加

★4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数

・過去最大の下げ

★3月住宅着工件数

・1984年来で最大の下げ

⇒悲惨な経済指標⇒ドル売り加速。

☆トランプ大統領による経済活動再開

の指針発表への期待を受けたドル買い。

●ユーロ・ドル

・1.0901ドルへ上昇後…1.0817ドルまで下落。

●ユーロ・円

・117円22銭から116円56銭まで下落。

●ポンド・ドル

・1.2515ドルから1.2408ドルまで下落。

◎ドル・スイス

・0.9647フランから0.9716フランまで上昇


【米国経済指標】

●3月住宅着工件数

・結果:121.6万戸<予想:130.0万戸

2月:156.4万戸↓159.9万戸)

◯3月住宅建設許可件数

・結果:135.3万戸>予想:129.6万戸

2月:145.2万戸

●4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数

・結果:▲56.6<予想:▲32.0

3月:▲12.7)

●先週分新規失業保険申請件数

・結果:524.5万件<予想:550.0万件

前回:661.5万件←↑660.6万件

●失業保険継続受給者数

・結果:1197.6万人<予想:1326.0万人

前回:744.6万人↓745.5万人


ドルが堅調になっている。


「リスク回避」の円買いは最近の定石。

経済的なリスクに対しては為替マーケットは

経常収支の黒字国通貨買いへ動く。

円・ユーロ・スイスフランだ。

「戦争」などの「有事」に対しては古いが

強力な定石「有事のドル買い」が台頭する。

世界で最も強い国米国の通貨ドルは

最後の拠り所だ。

コロナウィルスとの戦いは「有事」であると

為替市場は読み、FRBの緊急利下げにも

拘わらず、ドル買いが進んだ。

その後、FRBの無制限緩和表明で「有事の

ドル買い」は落ち着きを見せた。

今後は米国の経済活動再開⇒米国景気の

V字回復への期待を絡めたドル買いシナリオ

の可能性あり。

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