「思考回路」つぶやき
米国経済指標〉
●小売売上高(3月):前月比
・結果 ▲8.7%<予想 ▲8.0%
・前回 ▲0.4%↑▲0.5%から修正
●ニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)
・結果 ▲78.2<予想 ▲35.0
・前回 ▲21.5
●鉱工業生産指数(3月)
・結果 ▲5.4%<予想 ▲4.0%
・前回 +0.5%↓+0.6%
●設備稼働率(3月)
・結果 72.7%<予想 74.0%
・前回 77.0%
予想はしていたものの、目の前にこれだけの
弱い数字を突き付けられるとさすがに気持ちは
萎えるのだろう。
米国マーケットは昨日の楽観ムードは引っ込んだ
形になった。
上下に大きく揺れるのに、すっかり慣れた感じ
だが、VIX指数はジリジリと低下してきており
投資家心理は弱気一色ではなくなったようにも
考えられる。
チャート的には「二番底」をつけにいくかを考える
局面だ。つけるなら一瞬、Covid19と石油価格の
ダブルパンチが重なった時とは、言われなくても
わかっているが、それがあるのかないのか…
ただ、これから、決算を迎える大手ヘッジファンドは、今回の急落でかなり儲けた。
この儲けをキャッシュ化しようとしても不思議では
ない。
一気に下げて一気に上げる荒業はあるだろう。
その際、理由は何でもいいから、今から考える
のは無駄なのだろう。
リーマンショックの時も、二番底は、世界的な
金融協調を発表した後でやって来て、一気に反発
した。
「世界の街並み」を販売した時の状況を思い出す
人も多いだろう。
Covid19のおかげで日経平均30000円は確かに
遠退いた。だが、まだ諦めてはいない。
大きく屈んだのは大きく伸びる前兆だ。
いつも「前向きexclamation ×2」。