加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路」つぶやき:20200805

●マーケットは「希望」にすがる動き

続く。

●マーケットの呼吸は短く荒い。


>そんな中で、豪中銀はいつもどおり

の毅然とした態度を示した。


【豪中銀声明】

◎政策金利=0.25%(据置)


●世界経済は新型コロナウイルスを

各国が封じ込めようという動きの

中で深刻な収縮。

・最悪の事態が過ぎたとしても

見通しは不確実なまま。

・回復は段階的と予想される。

●中国の産業活動はここ数カ月で

力強い回復を示しているが国際貿易

は依然として弱い。

●国際金融市場の動向は依然として

非常に緩和的。

・ボラティリティが低下…負債と

株式両方が引き上げられている。

・資産価格は見通しが不透明な中で

上昇。

・債券利回りは歴史的に低い水準。

◎3月決定のサポートパッケージは

期待通りに機能。

・金融システムは非常に高い流動性。

・借入金利は過去最低水準。

・豪金融機関は290億豪ドルの資金

供給ファシリティを利用。

・今後数カ月にわたって利用が続く

見通し。

◎国債市場は正常に競う。

・3年物利回りはほぼ目標と一致も

若干上回る水準。

・目標と一致するようにする。


●豪経済は非常に困難な時期を迎えた。

・1930年代以降で最大の景気後退。

・以前の予想ほど深刻ではない。

・豪州のほとんどで回復進む。

・豪州及び他の国がさらに広範囲

にわたるロックダウンを経験した

場合は生産及び雇用の両面から回復

遅れる。

・近い将来に新型コロナウイルスの

封じ込めが進んだ場合より強力な

回復が可能

●インフレは今後数年2%未満に留まる。

・直近四半期は年末までのベースで

▲0.3%に。

・この四半期中にプラス圏回復見込み。

◎豪経済かつてない緩和に支えられる。

・豪政府の様々な収入支援を歓迎。

・豪中銀理事会は完全雇用に向けた

前進が見られるまでは利上げせず。


>要人発言

<クドロー米国家経済会議委員長>

・追加経済対策の協議に進展。

・新たな都市封鎖は得策とは思わない。

・V字回復はまだある。

<デーリー・サンフランシスコ連銀総裁>

・ウイルス感染への長期の支援が必要。

・経済支援のために全てを実施し続ける。

・最大雇用を超えて経済が推移する余地。


>4日:NY外為市場

■ドル・円

・106円20銭へ上昇後105円65銭へ下落。

▽米6月製造業受注

▽6月耐久財受注改定値

→予想を上回る。

▽追加財政策を巡る交渉

<シューマー民主党上院院内総務>

・ホワイトハウスとの協議がようやく

正しい方向に向かった。

⇒ドル買いが一時強まる。

▼<ペロシ下院議長>

▼<ムニューシン米財務長官>

・交渉が依然難航を示唆。

→見通し悪化→米国債利回り低下。

⇒ドル売り加速。


□ユーロ・ドル

・1.1722ドルへ下落後1.1800ドルへ上昇。

▽ユーロ圏6月生産者物価指数>予想

→域内経済の回復期待

⇒ユーロ買いに底堅い展開。


■ユーロ・円

・124円82銭から124円27銭まで下落。


ポンド・ドル

・1.2982ドルへ下落後1.3075ドルへ上昇。

▼英国中銀による追加緩和観測

⇒上値を抑制。


■ドル・スイス

・0.9176フランへ上昇後0.9130フランまで

下落。


[経済指標:米国]

◎6月製造業受注

>前月比 +6.2%>予想:+5.0%

・5月:+7.7%↓+8.0%

◎6月耐久財受注改定値

>前月比 +7.6%>予想:+7.3%

・速報値:+7.3%


>NY株式4日(NY時間16:24)

☆ダウ平均   

・26828.47(+164.07 +0.62%)

☆S&P500   

・3306.51(+11.90 +0.36%)

☆ナスダック   

・10941.17(+38.37 +0.35%)

☆CME日経平均先物 

・22520(大証終比:-70 -0.31%)


◎序盤は売りが先行も直ぐに買い戻し。


▼不安要因

<人気動画アプリ:TikTok>

・米中対立懸念。

<トランプ大統領>

・9月15日までに米事業を売却要請。

・できなければ営業停止に。

<中国政府>

・マイクロソフトによる買収拒否。

・売却を余儀なくされた場合は

米国に対して対抗措置を取る可能性。

▼追加経済対策

・米議会での与野党の協議難航。

→法案の進展を待っている状況。



▽下値では根強い買い継続。

▽株価は底堅い動き継続。


※企業決算=中立要因

・S&P500社のうち322社が発表終了。

・約83%が予想を上回る利益。

・パンデミックで予想自体をかなり

低く見積り。

∴予想を上回る利益を発表した企業

の割合がかなり高い。


【加藤私見】

●大きく落ち込んだ後の回復を「真の」

回復と見るのか?

●為替の気迷いが加藤に強気を与えない。

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