「思考回路:つぶやき」20200826
◎好材料続く…
>2020年08月25日のニューヨーク
【経済指標】
<米国>
●S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(6月)22:00
>前年比 結果 +3.46%<予想 +3.60%
前回 +3.61%↓3.69%
●コンファレンスボード消費者信頼感指数(8月)23:00
結果 84.8<予想 93.0 前回 91.7↓92.6
◎新築住宅販売件数(7月)23:00
結果 90.1万件>予想 78.5万件
前回 79.1万件↑77.6万件
<ユーロ圏>
◎Ifo景況感指数(8月)17:00
・結果 92.6>予想 92.1 前回 90.4↓90.5
>独Ifo
・独経済の回復は多かれ少なかれ軌道に乗っている。
・回復には引き続き脆弱性がある
・第3四半期のGDP成長は約7%と予測。
・独の輸出業者は他の諸国よりも状況によく対応できている。
【要人発言】
<バーキン・米リッチモンド連銀総裁>
・市場はFRBが経済を支援していることを理解。
・いまはゼロ金利政策が正しい。
★経済の道筋はウイルス次第。
・予測は難しい。
★企業は通常への早期回復を見込んでいないと言及。
・企業は採用と投資を躊躇っている。
【通商問題】
<クドロー米国家経済会議(NEC)委員長>
>米中貿易協議について
・米国は知的財産窃盗や技術移転の強制への対応にシフト。
・ライトハイザー代表は履行状況について問題ないと認識。
・中国を巡る状況は複雑で多くの道が存在。
【NY株式市場概況】
>NY株式25日(NY時間16:22)
★ダウ平均 28248.44(▲60.02 ▲0.21%)
☆S&P500 3443.62(+12.34 +0.36%)
☆ナスダック 11466.47(+86.76 +0.76%)
★CME日経平均先物 23310(大証終比:▲20 ▲0.09%)
●ダウ平均は4日ぶりに反落。
▽寄付き…買い先行。
☆米中閣僚級の電話会談を好感。
・米国:ムニューシン米財務長官とライトハイザーUSTR代表
・中国:劉鶴副首相
→第1段階の貿易合意を巡り双方が進展を確認。
→合意の成功に向け必要な措置を取ることにコミット。
▼寄り付きの買いが一巡すると下げに転じる。
★前日まで5日続伸していたアップルが利益確定売り。
★ダウ採用銘柄の大幅入れ替え。
<S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズ>:ダウ平均算出元
・ダウ平均の構成銘柄を変更。
・除外…エクソンモービル・ファイザー・レイセオン
・採用…セールスフォース・アムジェン・ハネウェル
→過去7年で最も大幅な入れ替え。
・入れ替えは31日の取引開始前に実施。
・実質…来週から新たな構成銘柄で指数を算出。
★米消費者信頼感…予想外に6年ぶりの低水準に低下。
∴先行き不透明感から次第に上値に慎重になって来ている印象も。
【NY外為市場概況】
□ドル・円…106円24銭から106円57銭まで上昇して引け。
☆米国の7月新築住宅販売件数=14年ぶり高水準
☆8月リッチモンド連銀製造業指数=2年ぶり高水準
→米債利回り上昇⇒ドル買い優勢に。
☆米中高官協議…第1段階貿易協定の存続確認。
→リスク選好の円売りも強まる。
★8月消費者信頼感指数=予想外に悪化…6年ぶりの低水準。
→2年債入札好調…米債利回り伸び悩む⇒ドル買いも一段落。
□ユーロ・ドル…1.1803ドルから1.1843ドルのレンジ内でもみ合い。
□ユーロ・円…125円55銭から125円98銭まで上昇。
☆米中が第1段階貿易合意巡り協議…「双方が進展確認」。
→リスク選好の円売りが強まる。
□ポンド・ドル…1.3115ドルへ下落後1.3168ドルまで上昇。
■ドル・スイス…0.9107フランから0.9008フランまで下落。
【加藤私見】
昨日はCovid19、今日は米中通商問題と堅調な経済指標…
マーケットの懸念を安心させるような要因が続く。
まだまだ、「買い安心感」とは思わないが…