加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路:つぶやき」20200829

>2020年08月28日
【国内株式市場概況】
 ★日経平均株価…22,882.65 (▲326.21)
 ★TOPIX…1,604.87 (▲11.02)


 ●日経平均株価は大幅に3日続落。
  ★NHK…14時過ぎ:「安倍晋三首相辞任の意向を固める。」
   →国内政治の先行き不透明感
   ⇒運用リスクを避ける姿勢が一気に強まる。(一時▲600円超)


  ※東証1部
   ・売買代金=2兆8,251億円…6月19日以来の大きさ。
   ・売買高=16億6610万株…7月31日以来の高水準。
   ・値下がり銘柄数=1,543銘柄…全体約7割を占める。
   ・値上がり銘柄数=568銘柄・変わらず=58銘柄。


 ⇒辞めるならもと早く辞めるべきだった。
 ⇒別にいてもいなくても同じ(むしろいない方がよかった)だったので。
 ⇒やるなら「倒れる」までやって辞めるべきだろう。


 ⇒いずれにしても株式市場はこの総理を300円台の下げ(別にあんたが
  いなくても大したことじゃない)で見送った。
 ⇒重要なのは自民党が次に誰を選ぶかだ。
 ⇒個人的には菅だけはごめんだ。


【NY株式市場概況】
 ☆ダウ平均…28653.87(+161.60 +0.57%)
 ☆S&P500…3508.01(+23.46 +0.67%)
 ☆ナスダック…11695.63(+70.30 +0.60%)


 ◎ダウ工業株30種平均は3日続伸。
  ☆FRBのゼロ金利政策の長期化を背景に株式市場への資金流入が続く
  との思惑から半導体など景気敏感株を中心に買いが入る。
   <FRB>:27日:臨時のFOMC
    >金融政策のシフト決定
     ●当面の間は2%を上回るインフレ率を目指す。
      ・一定期間の物価上昇率が2%を上回ることの容認。
      →足元の低金利環境がより長期化。
      →低金利で利回りを確保しにくい債券に対して株式の相対的
       魅力が高まるとの見方。
  ★安倍晋三首相:28日
   ・持病である潰瘍性大腸炎の再発を理由に職務の継続が困難になった
   として辞任する意向を表明。
   →外国為替市場ではドル安・円高進行
    ▼米国の低金利政策の長期化
    ▼日本の政治の先行き不透明感
   →株式市場…ドル安が米国外の売上比率が相対的に高い輸出関連企業の
    収益を押し上げるとの見方が広がる。
    ▽米国の低金利環境の長期化…ドル安基調が続くとの見方は根強い。
     ∴ドル建てで取引される米国資産の割安感が強まる。
     →米国外の投資家による株式市場への資金流入を促すとの思惑。


【NY外為市場概況】
 ■ドル・円…105円20銭まで下落後105円74銭まで上昇して引け。
  ★安倍首相の辞任表明を受けた円買いで下落。
  ☆米国の消費関連指標やコアPCE価格指数>予想→ドル買い強まる。
 ■ユーロ・ドル…1.1919ドルから1.1867ドルまで下落して引け。
 ■ユーロ・円…125円60銭から125円20銭まで下落。
 □ポンド・ドル…1.3263ドルから1.3356ドルまで上昇。
 □ドル・スイス…0.9025フランから0.9070フランまで上昇。


 [経済指標:米国]
 ◎7月コアPCE価格指数
  >前年比 ・結果+1.3%>予想:+1.2%(6月:+0.9%)
 ◎7月個人所得
  >前月比 ・結果+0.4%>予想:▲0.2%(6月:▲1.0%↑▲1.1%)
 ◎7月個人消費支出
  >前月比 ・結果+1.9%>予想:+1.6%(6月:+6.2%↑+5.6%)
 ●8月シカゴ購買部協会景気指数:51.2<予想:52.6(7月:51.9)
 ◎8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:74.1>予想:72.8
  ・速報値:72.8


 ⇒すべてが米国マーケットには有利に働いて越週となった。

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