「思考回路:つぶやき」20200911
●本日は「買わせて叩く」の勝ち。
●「現実」の占める割合が増えてきている。
【金融政策】
<ECB>
・主要政策金利:0.0%【据置】
・預金ファシリティー金利:▲0.50%【据置】
・限界貸出ファシリティー金利:+0.25%【据置】
>声明
・パンデミック緊急購入プログラム:1.35兆ユーロで維持。
・PEPPは期間や資産クラスおよび国について柔軟に。
・少なくとも2021年6月末まで継続。
<関係者>:ECBはユーロ高に過剰反応する必要ないと合意。
【NY株式市場概況】
★ダウ平均:27534.58(▲405.89 ▲1.45%)
★S&P500:3339.19(▲59.77 ▲1.76%)
★ナスダック:10919.59(▲221.97 ▲1.99%)
【NY為替市場概況】
□ドル・円は105円98銭まで下落後106円24銭まで上昇して引け。
★米国の先週分新規失業保険申請件数…予想外に増加。
→米国労働市場の遅い回復が嫌気されドル売りが優勢に。
☆質への逃避のドル買いに下げ止まる。
■ユーロ・ドル…1.1917ドルまで上昇後1.1818ドルまで下落して引け。
★ECB…定例理事会で予想通り金融政策を据置。
☆警戒されていたユーロ高是正措置には踏み込まず。
☆メンバー…「ユーロ相場がファンダメンタルズに一致している。」
→ユーロ買いが再燃。
■ユーロ・円…126円46銭まで上昇後125円53銭まで反落。
★米共和党上院が提示した小規模な追加パンデミック救済策案を
民主党が却下→速やかな合意期待後退⇒リスク回避の円買いが強まる。
■ポンド・ドル…1.2994ドルから1.2782ドルまで下落。
★英国と欧州連合(EU)の通商交渉難航。
→合意ない離脱への懸念にポンド売りが続く。
□ドル・スイス…0.9049フランまで下落後0.9106フランまで上昇。
[経済指標:米国]
◎8月生産者物価コア指数
>前年比 +0.6%>予想:+0.3%(7月:+0.3%)
●先週分新規失業保険申請件数
・結果:88.4万件>予想:85.0万件(前回:88.4万件↑88.1万件)
●失業保険継続受給者数:1338.5万人>予想:1290.4万人
・前回:1329.2万人↑1325.4万人