「思考回路:つぶやき」20200916
◎少しづつ秋の気配を感じている今日この頃…
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●Covid19・米中対立・米大統領選等…様々なリスク要因を抱えながら
動くマーケット。
秋以降の見通しを独自の切り口で唸らせていただきます。
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>2020年09月15日市場動向
【豪州】:依然として慎重姿勢維持。
<9月:豪州準備銀行(RBA)>:金融政策理事会議事要旨
・完全雇用とインフレへの進展が見られるまで政策金利を据置を
再確認。
・必要に応じて非常に緩和的な金融政策を維持することに同意。
・景気の後退は当初の予想ほど深刻ではない。
…国内のほとんどで回復が進んでいるとの認識。
・豪経済の回復は均一ではない可能性が高い。
…ビクトリア州での新型コロナウイルスの発生が経済に大きな影響。
・賃金と物価の圧力は引き続き抑制され当面の間続く可能性大。
・更なる金融措置が回復をどのように支援できるかを引き続き検討。
・豪州の銀行システムは…その強力な資本と流動性バッファーにより
弾力性を維持。
【国内株式市場概況】
★日経平均株:23,454.89 (▲104.41 ▲0.44%)
★TOPIX :1,640.84 (▲10.2 ▲0.62%)
●日経平均株価は4営業日ぶりに反落。
・日経平均=7カ月ぶりの高値圏に上昇。
・自民党の総裁選終了→ひとまず材料出尽くし感。
⇒幅広い銘柄に利益確定の売り(下げ幅は一時200円超)
●東証株価指数(TOPIX)も4営業日ぶりに反落。
<東証1部>
・売買代金≒2兆1351億円 ・売買高=11億7172万株
・値下がり銘柄数=1248(全体の約6割)
・値上がり銘柄数=828 ・変わらず銘柄数=98
【中国】
<経済指標>:この数字は「良い現実」なのだろうか?
◎小売売上高(8月)11:00
>前年比 結果 0.5%>予想 0.0%(前回 ▲1.1%)
>同年初来 結果▲8.6%>予想▲8.8%(前回 ▲9.9%)
◎鉱工業生産指数(8月)11:00
>前年比 結果 5.6%>予想 5.1%(前回 4.8%)
>同年初来 結果 0.4%>予想 0.2%(前回▲0.4%)
【通商問題】
<トランプ米大統領>
・TikTokは合意に非常に近い。
・WTOに関して何か行う可能性。
<世界貿易機関(WTO)>:紛争処理小委員会(パネル)
・米国が中国製品に課した高関税はWTO協定に違反。
<米国>
・カナダからの未加工アルミに課していた10%の関税を撤廃。
<米USTR>:書面
・2020年9月1日まで遡って未加工アルミの免税扱いを再開。
【NY外為市場概況】
■ドル・円…105円30銭へ下落後105円54銭まで戻して引け。
★ハト派なFOMCを織り込むドル売り。
★8月米鉱工業生産<予想…ドル売り優勢。
■ユーロ・ドル…1.1890ドルから1.1840ドルまで下落して引け。
☆独ZEW指数=20年ぶりの高水準→ユーロ買い継続。
★オプション絡みのユーロ売りにおされる。
■ユーロ・円…125円40銭から124円76銭まで下落。
■ポンド・ドル…1.2920ドルから1.2840ドルまで下落。
□ドル・スイス…0.9054フランから0.9086フランへ上昇。
[経済指標:米国]
◎9月NY連銀製造業景気指数:17.0>予想:6.9(8月:3.7)
●8月鉱工業生産
>前月比 +0.4%<予想:+1.0%(7月:+3.5%←+3.0%)
*8月設備稼働率:71.4%=予想:71.4%(7月:71.1%↑70.6%)
【NY株式市場概況】
☆ダウ平均:27995.60(+2.27 +0.01%)
☆S&P500:3401.20(+17.66 +0.52%)
☆ナスダック:11190.32(+133.67 +1.21%)
☆CME日経平均先物:23385(大証終比:+65 +0.28%)
*ダウ平均は横ばい。
☆この日発表の中国の経済指標が好調な内容。
→景気回復に対する楽観的ムードを強め序盤は買いが優勢に。
☆FOMC開催中。
・市場は枠組み見直しに注目。
・インフレ目標2%→平均2%に変更。
→許容範囲拡大⇒FRBは低金利の長期化強調と予測。
・景気回復スピードへの懸念…米追加経済対策の協議難航。
→FRBの低金利の長期化期待は株式市場を強力にサポート。
>ダウ平均…+237ドルまで上昇する場面も。
★銀行や産業株に売りが強まりダウ平均は失速。
<銀行株>
・米連邦規制当局
●シティグループに対しリスクと管理機能に不備が残っている
として何らかの措置を講じることを検討。
<産業株>
「キャタピラー」…8月までの3カ月間の販売動向公表。
●建設機械の売上高は世界全体で前年比20%減少。
・北米での大幅な減収継続。
…パンデミックからの回復兆しが依然見られていない状況示す。
⇒底を探している投資家にとっては失望感の強い報告。