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「思考回路:つぶやき」20200929

●今日は、大阪堺のベルランド病院で

心臓の定期検診。


●やれやれ、NYはまたまた買い方が騒ぎ

出したようだ。


>2020年09月28日市場動向

【米国景気】

<メスター・クリーブランド連銀総裁>

★米経済はなお深い穴に陥っている。

・追加の財政支援策が必要。

・財政支援…可能性が低くなっている。

・商用不動産市場の回復

→しばらく 時間がかかる。

・年末時点での失業率は7~8%を予想。

・追加の資産購入が必要かを述べるのは

時期尚早。

・年末時点でのインフレは1%を若干

上回る程度を見込む。

★なお回復は脆弱。


【ユーロ圏景気】

<ラガルドECB総裁>:欧州議会で証言。

・インフレ率

→今後数カ月はマイナスが続く。

・ユーロ高

→インフレ率を下押しする見込み。

・必要に応じ全ての手段を調整する用意。

・先行きの見通しは不透明なまま。

・回復はなお、不完全かつ不透明で、

ばらつきがある。

・公衆衛生の危機は見通しに下振れ

リスクを与えた。

・PEPP(パンデミック緊急購入

プログラム)→一時的で的を絞った措置。

・インフレ目標からは明らかに遠い。

・PEPPは時間&購入する資産クラス

&権限に関して柔軟。

・低金利の相当程度の長期化は副作用を

もたらし得る。

・ECBのマイナス金利の効果は

差し引きでプラス。

・ECBはユーロの動きを極めて

注意深く監視。

・具体的なユーロ相場の水準については

コメントしない。


⇒欧米の要人は「現実」の弱さを説いている。


【NY株式市場概況】

☆ダウ平均:27584.06(+410.10 +1.51%)

☆S&P500:3351.60(+53.14 +1.61%)

☆ナスダック:11117.53(+203.97 +1.87%)

☆CME日経平均先物 

・23420(大証終比:+130 +0.56%)


◎ダウ平均は大幅に続伸。

☆IT・ハイテク株中心に買い戻しが

優勢に。

*特段の買い材料は見当たらない。


*市場

・今月に入ってからの下げは

→調整と見ている向きが多い。

・月末も接近…そろそろ調整も

一段落するのではとの期待?


☆大統領選前の追加経済対策への期待。

<ペロシ下院議長(民主党)>

・追加経済対策の成立は可能。

<ムニューシン米財務長官>

・ペロシ議長が交渉再開に同意?


▽ほぼ全面高

・一時+500ドル超の場面も。


【NY外為市場概況】

□ドル・円:105円37銭から105円66銭へ

上昇して引けた。

☆米9月ダラス連銀製造業活動指数

・予想を上回り2年ぶり高水準。

☆ペロシ下院議長

・追加パンデミック経済救済策

→大統領選挙前の合意の可能性に

言及→景気見通し改善

⇒ドル買いが優勢に。


■ユーロ・ドル:1.1680ドルへ上昇後

1.1642ドルまで反落して引け。

★ラガルドECB総裁:欧州議会公聴会

「ECBは依然インフレ目標達成には

程遠い。」

「必要とあれば全手段を修正する用意

がある。」

「ユーロ高はインフレの圧力になる。」

→ユーロ高けん制発言。

⇒ユーロ買いが後退。


□ユーロ・円:122円95銭から123円21銭

まで上昇。


■ポンド・ドル:1.2900ドルから1.2836ドル

まで下落。

☆英中銀…速やかなマイナス金利導入

観測の後退。

★欧州連合(EU)離脱を巡る通商協議

への不透明感が上値も抑制。


■ドル・スイス:0.9287フランまで上昇後

0.9242フランまで下落。


⇒買わせて売るか、売り方を締め上げるか。

⇒当面、同じような相場展開だろう。

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