加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路:つぶやき」20201007

●本日は午後から市ヶ谷のビジネス教育出版さんでFP継続教育セミナーの講義。
●家族信託についてお話させていただきます。


●さて…狂気の大統領に振り回される市場。
●ある意味、最後まで期待を裏切らない…か?(笑)


>2020年10月06日 海外動向
【米国景気】
 <トランプ大統領>
  ・追加対策の協議を大統領選後まで停止。
  ・民主党の景気対策案を拒否。
 <パウエル議長>
  ・景気対策は過剰のほうが不足よりリスクが小さい。
   ・見通しの不確実性は高い。
   ・拡大は完璧からはほど遠い。
  ・回復は予想以上に進展。
   ・改善のペースは5月~6月以来緩やかに。
   ・家計は追加財政支援が必要な公算。
   ・小さ過ぎる支援は不必要な苦難を出す。
 <ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁>
  ・回復は持続しているが停滞期の兆候が見られる。
  ・雇用は2023年までパンデミック前の水準を回復しない。
  ・見通しはウイルスによる不確実性を伴う。
  ・一部地域で感染拡大が警告されている。
  ・この先の政策対応は財政である必要。


【Covid19関連】
 <ペンス副大統領>
  ・ウイルス検査を実施し陰性だった。
 <トランプ大統領陣営>
  ・トランプ大統領は来週予定されている大統領選の第2回テレビ
  討論会に出席する意向。


【ユーロ圏金融政策】
 <レーンECB理事>
  ・低インフレの受け入れは弱い期待を定着させる可能性。
  ・インフレのモメンタム上昇のために余計な刺激を加えることには慎重。
  ・すべてのツールを適切に調整する用意。
  ・基調予想を取り巻く環境はかなり不透明。


【NY株式市場概況】
 ★ダウ平均:27772.76(▲375.88 ▲1.34%)
 ★S&P500:3360.97(▲47.66 ▲1.40%)
 ★ナスダック:11154.61(▲177.88 ▲1.57%)
 ★CME日経平均先物:23310(大証終比:▲90 ▲0.39%)


 ●終盤になってダウ平均は急速に下げ幅拡(一時▲400ドル超)。
  <トランプ大統領>
   ★民主党の景気対策案を拒否。
   ★追加経済対策の協議を大統領選後まで停止。
   ※ペロシ下院議長ムニューシン米財務長官の協議継続
    ∴市場…大統領選前の合意期待を高かった分失望感強まる。


 【NY外為市場概況】
■ドル・円…105円70銭へ上昇後105円50銭へ下落して引け。
 ☆米追加経済救済策への期待感で債券利回り上昇→ドル買い優勢。
 ★貿易赤字…14年ぶりに過去最大に拡大。
 ★8月JOLT求人件数<予想。
 ★パウエルFRB議長…追加財政支援不足時の深刻なリセッションを警告。
 →ドル買いが後退。
 ★追加経済救済策難航
  ・民主党ペロシ下院議長の譲歩や協力が得られない。
  ・トランプ大統領…選挙後まで交渉中断を共和党議員に指示。
 →景気回復期待感後退⇒リスク回避の円買いに拍車。
■ユーロ・ドル…1.1808ドルへ上昇後1.1736ドルへ下落して引け。
 <仏:国立統計経済研究所>
  ★第4四半期国内総生産(GDP)成長見通し引き下げ。
  ★パンデミックの拡大…更なる規制強化→マイナス成長に落ち込む
  可能性も警告。
 ⇒ユーロ売りが加速。
■ユーロ・円…124円73銭まで上昇後123円86銭へ下落。
■ポンド・ドル…1.2986ドルから1.2890ドルまで下落。
□ドル・スイス…0.9133フランから0.9180フランまで上昇。


[経済指標:米国]
 ●8月貿易収支
  ・発表:-▲671億ドル<予想:▲662億ドル
   ・7月:▲634億ドル↑▲636億ドル
 ●8月JOLT求人件数
  ・発表:649.3万件<予想:650.0万件
   ・7月:669.7万件↑661.8万件


⇒良識のない大統領の国はどこへ行くのか?

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