加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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 解説します!!

「思考回路:つぶやき」20201008

●昨日は市ヶ谷のビジネス教育出版さんでFP継続教育セミナーの講師。
●マーケット以外の分野を話すのは自分にとっても勉強になる。


>2020年10月07日海外動向
【米国:金融政策】
 <FOMC議事録>
  ・国債購入は将来の見直しが適切と一部当局者が判断。
  ・ガイダンスは無条件のコミットメントではない。
  ・スタッフ予測は年内の追加財政支援が前提。
  ・感染拡大は景気回復にとってリスク。
  ・現在までの財政支援では不十分。


【米国景気】
 <ウィリアムズNY連銀総裁>
  ・経済の道筋はウイルス抑制やワクチン開発に依存。
  ・経済は回復を開始。失業率は低下。
  ・経済は上向きも望ましい水準には程遠い。


【米中対立】
 >ブルームバーグ(関係者の話)
  ●トランプ政権は中国のアリババ傘下のアント・グループと
  テンセントの決済システムへの制限を検討。
  ●両社のデジタル決済プラットフォームは国家安全保障を脅かしている。
  ●措置が導入されれば…中国からの反発が警戒されるほかに最大のIPO
  企業になる可能性も妨害するリスクがある。


【Covid19関連】
 <コンリー:トランプ大統領主治医>
  「血中酸素濃度や呼吸数といったバイタルサインは全て安定しており
   正常値の範囲内。」
  「大統領は…この4日余り熱もなく…過去24時間以上経っても症状は
   現れていない。」
 <米民主党:バイデン陣営>
  ◎ハリス副大統領候補が新型ウイルス感染の検査を実施。
  ◎陰性だった。


【ユーロ圏景気】
 <バイトマン独連銀総裁>
  ・経済の回復は予想よりも速い。
  ・いますぐに追加の財政刺激策は必要ない。
  ・ユーロの上昇を過大に解釈することしない。
  ・追加利下げは可能、まだリバーサルレートに達していない。
  ・PEPP拡大を予防的に決定することに警告。


【BREXIT】
 <英政府>:ブルームバーグ
  ・10月15日までに合意の見込みなければ貿易協議をやめること計画。


【石油関連】
 *米週間石油在庫統計:バレル・前週比:(在庫総量)
  ・原油:+50.1万(4億9293万)
  ・ガソリン:▲143.5万(2億2675万)
  ・留出油 :▲96.2万(1億7180万)
 (クッシング地区)・原油:+47万(5654万)


 ●NY原油先物11月限(WTI)(終値)
  ・1バレル=39.95(▲0.72 ▲1.77%)
  
   ★新型コロナウイルスの流行が継続。
   ★トランプ米大統領…追加景気刺激策協議の一時見送り指示。
   →石油需要の下振れ懸念強まる。
    ●米経済は回復する方向にあるものの足取りとしては不十分。
    ∴追加支援が必要であるとの指摘は多い。
   ★米エネルギー情報局(EIA)週報
    ・原油在庫が増加…取り崩しが一巡したことも重し。
   ☆ハリケーン「デルタ」が米メキシコ湾岸に向かう。
    →一時的に供給が減少。
    ※メキシコのユカタン半島の先端を通過した「デルタ」は
    カテゴリー2の勢力を維持しつつ米国に向かっている。
   ☆ノルウェーでストライキ続く。


【NY株式市場概況】
 ☆ダウ平均:28303.46(+530.70 +1.91%)
 ☆S&P500:3419.45(+58.50 +1.74%)
 ☆ナスダック:11364.60(+209.99 +1.88%)
 ☆CME日経平均先物:23535(大証終比:+125 +0.53%)


 ◎ダウ平均は大幅反発。
  ▽上げ幅は500ドル超…前日の下げを取り戻す。
   >前日…引け間際に失望売り。
    <トランプ大統領>
     ★民主党の景気対策案を拒否。
     ★追加経済対策の協議を大統領選後まで停止。
   ⇔
  ▽市場は実に楽観的。
    <トランプ大統領>
     >議会に対して
      ☆1,200ドルの特別給付金や航空業界&規模企業への的を
      絞った支援策は協議するよう要請。
     >自身が再選されれば大規模な景気支援策を打ち出すことにも
      言及。
   ⇒追加経済対策への期待感を高める。
   ⇒どちらが米大統領に当選しても規模を伴った対策が打ち出される
    のではとみている様子。


【NY外為市場概況】
□ドル・円…105円85銭まで弱含んだのち106円05銭まで上昇。
 ☆トランプ米大統領…航空会社・中小企業など的を絞った財政支援策を
  支持する支持する姿勢を示す。
 ☆ムニューシン米財務長官とペロシ下院議長が協議を再開。
 →景気回復への期待感再燃⇒利回り上昇に伴うドル買いが優勢に。
■ユーロ・ドル…1.1782ドルへ上昇後1.1758ドルまで下落して引け。
 ☆バイトマン独連銀総裁:「ユーロ高を過剰に解釈しない。」
  →ユーロ買いに繋がる。
 ★ラガルド総裁…大規模緩和の維持を強調したハト派発言。
  →上値も抑制された。
■ユーロ・円…124円87銭から124円69銭へ弱含む。
□ポンド・ドル…1.2846ドルまで下落後1.2930ドルまで上昇。
 ★英国政府…離脱交渉に15日までの合意なければ交渉撤退を警告。
  →ポンド売りが加速。
 ☆関係筋…EU:バルニエ首席交渉官は英国との通商交渉が15~16日の
  サミット以降も継続することを見込んでいる。
  →ポンドのショートカバーが強まる。
□ドル・スイス…0.9160フランまで下落後0.9177フランまで上昇。


 [経済指標]特になし。


⇒高値に踊ってはいけない!!

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