「思考回路:つぶやき」20201008
●台風到来。みなさん、外出お気を付けて!!
>2020年10月08日の海外動向
【米大統領選】
<バイデン陣営>
・タウンホール形式での討論会の10月22日への変更を希望。
・15日のバーチャル討論不参加のトランプ大統領の決定を考慮。
・バイデン候補は15日を有権者から直接質問を受ける機会としたい。
・トランプ大統領は説明責任を回避できない。
【米国景気関連】
<ペロシ下院議長>
・軽量化された支援法案ではなく本格的なのが必要。
・支援に関して共通の着地点を見つけることは難しい。
・協議停止とのトランプ大統領のツイートに多くが驚愕。
・トランプ大統領はオバマケアを覆したがっている。
・包括的支援策なしに航空支援法案のみの通過はない。
・追加支援策の成立にまだ望みを持っている。
<クドロー米国家経済会議(NEC)委員長>
・回復は支援策に依存していない。
・トランプ大統領には討論に参加してほしい。
>ブルームバーグ(関係者の話)
・ムニューシン米財務長官は追加景気対策の協議再開を
ペロシ下院議長に打診。
<ローゼングレン・ボストン連銀総裁>
・パンデミック前の過剰負債は景気後退からの回復を阻害。
・特に商用不動産の業界ではリスクが高い。
・低金利の継続は長期に渡る懸念。
<カプラン・ダラス連銀総裁>
・われわれは第2四半期の深い穴から抜け出そうとしている。
・21年の米GDPは3.5%付近を見込む。
・財政支援がなければGDPの落ち込みは大きくなるだろう。
・前年よりも消費者の参画が少なく小規模企業に影響。
・追加財政支援がなければ所得も支出も弱くなるだろう。
【BREXIT】
<ミシェルEU大統領>
・英国はEUとの信頼を回復させる必要。
・合意には英国の大きな前進が必要。
・進展はあるが、まだ不十分。
【NY株式市場概況】
☆ダウ平均:28425.51(+122.05 +0.43%)
☆S&P500:3446.83(+27.38 +0.80%)
☆ナスダック:11420.98(+56.38 +0.50%)
☆CME日経平均先物:23655(大証終比:+25 +0.11%)
◎ダウ平均は続伸。
>市場には楽観的なムード漂う。
☆トランプ大統領…議会に対して1200ドルの特別給付金や航空業界
&小規模企業への的を絞った支援策は協議するよう要請
☆ムニューシン米財務長官とペロシ米下院議長は協議継続の方向で
調整されている様子。
★ペロシ米下院議長
「包括的支援策なしに航空支援法案のみの通過はない。」
→一時下げに転じる場面も一時的な動きに留まる。
>米大統領選…日々接近。
・大きな不透明要因。
・市場の一部は楽観的
「どちらが勝利しても追加経済対策は大規模なものになる。」
・11月3日の投票日で次期大統領が決まらないリスクも指摘。
★米新規失業保険申請件数…申請件数は前回から減少したものの改善
は鈍化傾向示す。
*来週の大手銀を皮切りに7~9月期の決算発表開始。
●S&P500企業の利益は前年比で▲21%の減益見込む。
【NY外為市場概況】
□ドル・円:105円94銭まで弱含んだのち106円05銭まで強含んで引け。
★新規失業保険申請件数>予想
★ペロシ下院議長…航空会社支援など個別での支援を支持する意向なし。
→部分経済救済策への期待が後退⇒ドル弱含み。
☆ムニューシン米財務長官…包括的景気対策案の協議再開をペロシ議長
に打診?…期待感から底堅い展開に。
■ユーロ・ドル:1.1769ドルへ上昇後1.1733ドルへ下落して引け。
★9月ECB理事会議事要旨…ECBメンバーがインフレ見通しに深刻な影響
を与えるとしてユーロ高に懸念を表明⇒ユーロ売り加速。
■ユーロ・円:124円72銭から124円37銭へ下落。
□ポンド・ドル:1.2900ドルから1.2949ドルまで上昇。
☆英国とEUの通商交渉の合意を楽観視する見方強まる。
⇒ポンド買戻しが優勢に。
■ドル・スイス:0.9198フランへ上昇後0.9170フランまで下落。
[経済指標:米国]
●先週分新規失業保険申請件数
・発表:84万件>予想:82.0万件(前回:84.9万件↑83.7万件)
*失業保険継続受給者数
・発表:1097.6万人<予想:1140.0万人
・前回:1197.9万人↑1176.7万人)