「思考回路:つぶやき」20201215
●12月12日新宿 13日京都 セミナー無事終了しました。
●いろいろお気遣いいただいたみなさん、ありがとうございました。
●また、Zoomのテスト実施もなんとかうまくいきましたので
次回からはZoomでの開催もやっていく予定です。
**********************************
>2020年12月14日の海外市場動向
【Covid19関連】
>米国
<ジョンズ・ホプキンス大>
●新型ウイルス感染での米国内の累計死者数が30万人を超えた。
<デブラシオNY市長>
●我々は完全封鎖が実施される可能性を認識する必要がある。
●我々は今その準備をする必要がある。
<全米で医療関係者からワクチン接種開始>
・接種開始…ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチン。
・けさから看護師や医師など医療関係者が最初に接種を受けた。
・ファイザーが13日に出荷したワクチン…翌14日早朝に全米の医療施設
や保健当局に届いた。
>英国
<ロンドン市>
●16日から警戒レベルが最も高い「ティア3」を適用する。
●パブ・レストラン・バー・屋内娯楽施設は閉鎖される。
<ハンコック英保健・社会福祉相>:会見
●英国内で新型ウイルスが突然変異した新種1000例余りを確認。
・新種は既存のウイルス変形よりも感染が急速に拡大する。
・新種が既存種よりも重症化につながるor予防ワクチンが効かないと
考える理由はない。
・英政府は世界保険機構(WHO)に通知。
★再びCovid19との闘いが始まる。
*************************************
【NY株式市場概況】:NY株式14日(NY時間16:21)
★ダウ平均:29861.55(▲184.82 ▲0.62%)
★S&P500:3647.49(▲15.97 ▲0.44%)
☆ナスダック:12440.04(+62.17 +0.50%)
*CME日経平均先物 26690(大証終比:0 0.00%)
●ダウ平均は反落。
▽序盤は買いが先行(一時+279ドル高まで上昇)。
▼原油相場が一時急速に利益確定売りに押される。
→株式市場もエネルギー株を中心に戻り売りが強まる。
※序盤の上げ要因
☆米追加経済対策
・米議会は先週末に1週間のつなぎ予算案を成立。
→政府機関閉鎖をひとまず回避。
→今週中にも与野党が何らかの妥協案を見出すのではとの期待。
☆英とEUの貿易交渉
<フォンデアライエン欧州委員長>と<ジョンソン英首相>
・13日の会談で協議継続で合意。
<バルニエ首席交渉官>:EU加盟国の大使との非公開の会合
・英国との通商合意に週内にも達する可能性がある。
☆ワクチンへの期待(米でも接種開始)
※不安要因
★足元の感染拡大は依然として収束の気配を見せず。
★米国における累計死者数は30万人超え。
<デブラシオNY市長>:完全封鎖の可能性に備えるべきだ。
●来週のクリスマス休暇を控える中で米経済にとっては不安要因。
▼徐々に売りが強まる中でダウ平均は3万ドルを割り込む展開に。
【NY外為市場概況】
*ドル・円:103円51銭まで下落後104円10銭まで上昇して引け。
★欧州通貨高に対するドル売りに下落。
☆米国内で新型コロナウイルスワクチン接種が開始。
☆追加経済対策がいずれ成立するとの根強い期待。
→景気見通しが改善⇒ドル買い・円売りに繋がる。
★NY市が再びロックダウン入りする可能性を警戒し伸び悩む。
■ユーロ・ドル:1.2177ドルへ上昇後1.2123ドルへ反落して引け。
☆英国とEUの通商交渉で週内の合意期待…一時ユーロ買いが強まる。
★域内の最大の経済を持つ独…新型コロナウイルス感染者の急増対処で
クリスマス期間ロックダウンを強化する計画
→景気見通し悪化に伴うユーロ売り再燃。
□ユーロ・円:125円92銭まで下落後126円52銭まで上昇。
■ポンド・ドル:1.3418ドルから1.3310ドルまで下落。
☆英国とEUの「BREXIT」を巡る通商交渉
<バルニエEU首席交渉官>:週内の合意成立の可能性を示唆
→一時ポンド買いが加速。
★新型ウイルス感染者急増対処
<ロンドン市>:最も厳格なロックダウン実施を発表
→回復停滞懸念にポンド売りが再燃。
□ドル・スイス:0.8851フランから0.8889フランまで上昇。
[経済指標]・特になし
*************************************
どちらに動くか?
チャートは「下」っぽいが・・・ https://kabutan.jp/stock/chart?code=0800