「思考回路:つぶやき」210122
●「期待」を込めた「様子見」が続く。
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>2021年01月21日の海外市場動向
【NY株式市場概況】NY株式21日(NY時間12:57):前場
●ダウ平均:31146.34(▲42.04 ▲0.14%)
〇ナスダック:13500.15(+42.90 +0.33%)
●CME日経平均先物:28570(大証終比:▲160 ▲0.56%)
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●ダウ平均は小幅に反落。
・前日に最高値を更新…本日は上げ一服といったところ。
・下押す動きもなく上向きの流れは続いている様子。
☆バイデン新大統領就任
◎ワクチン接種のペース加速
・地方政府へのより多くの資金提供
・国防生産法を使用…多くのマスクと機器を作る10の大統領命令発表。
☆力強い企業決算
→株式市場は今年下期の景気回復への期待を強めている模様。
※企業決算本格化
☆いまのところネガティブな内容は少なく無難に通過している印象。
<S&P500企業:2020年利益見込み>:▲15%(減益)
・2021年(予想):+24%(増益)
【NY外為市場概況】
〇ドル・円:103円40銭から103円66銭まで上昇し引け。
☆米12月住宅着工件数…14年ぶりの高水準。
☆1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数…1年ぶりの高水準。
☆週次新規失業保険申請件数…予想外に減少。
→債券利回り上昇⇒ドル買い・円売りが優勢に。
●ユーロ・ドル:1.2173ドルへ上昇後1.2136ドルへ下落して引け。
☆<ECB>
・市場の予想通り政策金利【据置】。
・必要に応じて緩和措置を修正する準備。
☆<ラガルド総裁>
・ワクチンの普及を歓迎
・見通しの下方リスクが軽減したと楽観的な見方示す。
→ユーロ買いが一時優勢に。
★<ラガルド総裁>
・ユーロ高によるインフレへの影響を警告。
★ユーロ圏1月消費者信頼感指数…予想以上に悪化。
→ユーロ買いが後退。
〇ユーロ・円:125円60銭から125円97銭まで上昇。
●ポンド・ドル:1.3740ドルから1.3704ドルまで下落。
●ドル・スイス:0.8874フランから0.8848フランまで下落。
[経済指標:米国]
◎12月住宅着工件数:166.9万戸>予想:156.0万戸
・11月:157.8万戸↑154.7万戸
◎12月住宅建設許可件数:170.9万戸>予想:160.8万戸
・11月:163.5万戸
◎1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:26.5>予想:11.8
・12月:9.1↓11.1
◎先週分新規失業保険申請件数:90万件<予想:93.5万件
・前回:92.6万件↓96.5万件
◎失業保険継続受給者数:505.4万人<予想:530.0万人
・前回:518.1万人↓527.1万人