加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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【思考回路】つぶやき:20210218

●都合の良い理屈の構築合戦が続く。
●世界主要各国の経済支援策は
・あくまで潜在力を下回っている経済に刺激を加えるためのもの。
●これをしっかりと胸に刻んでおくことだ。
●高値に踊ってはいけない。
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>2021年02月18日海外市場動向
【NY株式市場概況】NY株式17日(NY時間12:36):前引け
●ダウ平均:31512.47(▲10.28 ▲0.03%)
●ナスダック:13883.26(▲164.24 ▲1.17%)
●CME日経平均先物:30255(大証終比:▲345 ▲1.14%)
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●ダウ平均は小幅に反落。
 ▼IT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まる。
  ・特に悪材料が出たわけではないが売りが優勢。
  ★このところの上昇で買い疲れが出ているものと思われる。


 ☆米小売売上高
  ・前月比で5%超上昇全業種に渡って増加)。
  ・12月に実施した600ドルの直接給付の効果。
  ・現在協議されている追加経済対策
   ・1,400ドルの直接給付盛り込む(3月には実現しそうな気配)。
  ∴本日の米小売売上高の結果…春以降のさらなる個人消費の盛り上がり
  を期待できる指標との認識も。
 ★インフレ期待高まる(米国債利回りも上昇続く)。
  ・米10年債…一時1.33%まで上昇。
  ・長期金利上昇…銀行株は別にして株式市場にはネガティブ要因。
  ・FRBは慎重姿勢を強調。
  >市場
   ▽リフレ取引は回復を巡る楽観論にけん引
    …株式市場にとってはポジティブ。
   ▼早すぎる長期金利上昇…センチメントは急速に悪化。
  >インフレ上昇
   ・バイデン政権の大規模な追加経済対策への期待が主因。
    ・あくまで潜在力を下回っている経済に刺激を加えるためのもの。
     ∴支出は数年に渡って分散化。
     →短期的にインフレが上昇する可能性はあるが…それ以上に
     FRBの金利据え置きが期待されるとの指摘も。
【NY外為市場概況】
●ドル・円:106円21銭へ上昇後105円78銭へ下落して引け。
 ☆予想を大きく上回った米1月生産者物価指数(PPI)&小売上高。
  →景気回復期待⇒債券利回り上昇に伴うドル買い加速。
 ★インフレを警戒した株安に連れ債券利回りが伸び悩みドル買い後退。
 ★リスク回避の円買い優勢。
 ★FRB公表の1月開催のFOMC議事要旨
  ・目標達成には程遠く金融緩和の持続が適切との見方が再確認。
●ユーロ・ドル:1.2067ドルから1.2023ドルまで下落して引け。
●ユーロ・円:128円00銭から127円31銭まで下落。
 ★株安に連れリスク回避の円買いが優勢に。
●ポンド・ドル:1.3867ドルへ上昇後1.3830ドルへ下落。
〇ドル・スイス:0.8953フランから0.8992フランまで上昇。
[経済指標:米国]
◎1月生産者物価指数(PPI)
 >前月比 +1.3%>予想:+0.4%(12月:+0.3%)
 >前年比 +1.7%>予想:+0.9%(12月:+0.8%)
◎1月生産者物価コア指数
 >前月比 +1.2%>予想:+0.2%(12月:+0.1%)
 >前年比 +2.0%>予想:+1.1%(12月:+1.2%)
◎1月小売売上高
 >前月比 +5.3%>予想:+1.1%(12月:▲1.0%←▲0.7%)
◎2月NAHB住宅市場指数:84>予想:83(1月:83)
◎1月鉱工業生産
 >前月比 +0.9%>予想:+0.4%(12月:+1.3%←+1.6%)
◎1月設備稼働率:75.6%>予想:74.8%(12月:74.9%←74.5%)

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