【思考回路】つぶやき:20211124
●昨日。
●山武市でやっと今年の落花生の新豆入手。
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>2021年11月23日の海外市場動向
【石油備蓄放出】23日
<米:ホワイトハウス権>:発表
「新型コロナウイルス禍からの景気回復
を支えるため…」
「緊急時に備えた<戦略石油備蓄(SPR)
の備蓄量6億バレルの約8%に相当する
5000万バレルを放出する。」
・市場への供給量増→価格を引き下げ。
・日本&中国&韓国&インド&英国など
主要な石油消費国と協調して実施。
⇒価格抑制目的の国際的石油備蓄放出は
極めて異例。
※日本…国家備蓄の一部を放出。
・2011年の東日本大震災など
→石油会社などに義務付けている民間備蓄
を放出。
⇒国家備蓄の放出は初めて。
※原油価格
・コロナ禍からの景気回復に伴う需要の拡大に
供給量が追いつかず高騰中。
・指標となる米国産標準油種(WTI)
・1バレル=80ドル超
・14年以来7年ぶりの高水準。
・ガソリン価格も上昇。
⇒車社会の米国ではバイデン大統領の支持率低下。
・バイデン政権
・OPECとロシアなどでつくる「OPECプラス」
に原油増産を要請。
・OPECプラス
・11月の会合で減産規模の追加の縮小見送り。
⇒主要石油消費国に石油備蓄の放出を要請。
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【NY外為市場概況】
◎ドル・円
・114円84銭から115円10銭まで上昇。
☆パウエルFRB議長の再任
→2022年の利上げ確率上昇。
⇒債券利回りの上昇に伴うドル買いが強まる。
◎ユーロ・ドル
・1.1240ドルから1.1271ドルまで上昇。
☆独・ユーロ圏
・11月マークイット製造業PMI速報値
>予想
⇒ユーロ買い優勢に。
◎ユーロ・円
・129円25銭から129円60銭まで上昇。
◎ポンド・ドル
・1.3350ドルから1.3389ドルまで上昇。
☆英中銀のベイリー総裁:議会証言
・中銀がパンデミック下の景気刺激目的で
導入された量的緩和(QE)
→いずれ解消する必要がある。
⇒金融正常化を織り込むポンド買い強まる。
◎ドル・スイス
・0.9317フランから0.9344フランまで上昇し。
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[経済指標:米国]
*11月製造業PMI速報値:59.1
予想:59.1(10月:58.4)
●11月サービス業PMI速報値:57
予想:59.0(10月:58.7)
●11月総合PMI速報値:56.5(10月:57.6)
*11月リッチモンド連銀製造業指数:11
予想:11(10月:12)
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【NY株式市場概況】23日(NY時間15:16)
◎ダウ平均:35768.45(+149.20 +0.42%)
●ナスダック:15736.34(▲118.42 ▲0.75%)
●CME日経平均先物:29655
(大証終比:▲135 ▲0.45%)
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◎ダウ平均は続伸。
※FRBパウエル議長続投。
・米長期金利が一段と上昇。
▽利ざや改善期待から金融株買われる。
▼相対的な割高感が意識されやすい
ハイテクなど高PER銘柄に売り
→相場の重荷。
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●金利上昇でドル高は「真っ当」。
●米国の基幹産業は「金融」か「ハイテク」か?
●マーケットはこの問題に答えねばならない。