【思考回路】つぶやき:20220204
●チャート上もぎりぎりの攻防。
●勢い振幅は大きくなるだろう。
●市場から「ノー天気」が消えたのは確かだ。
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>2022年02月03日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
◎ドル・円
・114円95銭へ上昇後114円73銭へ弱含むも
底堅く推移。
☆予想上回る経済指標
・米10-12月期非農業部門労働生産性速報値
・1月ISM非製造業景況指数
☆予想以上の減少
・米先週分新規失業保険申請件数
☆英国中銀の利上げ
☆欧州中央銀行(ECB)のタカ派姿勢
⇒金利上昇に伴うドル買い優勢に。
◎ユーロ・ドル
・1.1276ドルから1.1451ドルまで上昇。
・ECB:定例理事会
・政策金利【据置】(予想通り)
☆ラガルド総裁:会合後の会見
・インフレ見通しリスクが上向きに傾斜。
・経済もECB中期の目標達成に近づいている。
・年内の利上げの可能性は少ないとの言及
せず。
⇒年内の利上げを織込むユーロ買いが加速。
◎ユーロ・円
・129円50銭から131円54銭まで上昇。
☆ECBが年内の利上げも除外しない姿勢に。
⇒欧日金利差拡大観測に伴うユーロ買い・円売り
が加速。
◎ポンド・ドル
・1.3560ドルへ弱含んだ後1.3620ドルまで上昇。
☆英中央銀行(BOE)
・市場の予想通り主要政策金利を12月に続き
引き上げることを決定。
・金融政策委員会(MPC)メンバー9人のうち
4人は50BP利上げを主張。
⇒ポンド買い強まる。
★ベイリー総裁
・追加利上げのプロセスを巡り慎重にアプローチ
をしていく方針を示す。
⇒ポンドド買いが一段落。
●ドル・スイス
・0.9230フランから0.9170フランまで下落。
★ウクライナ情勢緊張で安全通貨としてのフラン
買いが継続。
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[経済指標:米国]
◎10-12月期非農業部門労働生産性速報値
>前期比年率 +6.6%>予想:+3.9%
・7-9月期:▲5.0%↑▲5.2%)
◎先週分新規失業保険申請件数:+23.8万件
<予想:24.5万件(前回:26.1万件↑26.0万件)
●失業保険継続受給者数:162.8万人
>予想:162万人(前回:167.2万人↓167.5万人)
◎1月サービス業PMI改定値:51.2
>予想:50.9(速報値:50.9)
◎1月総合PMI改定値:51.1>速報値:50.8
●12月耐久財受注改定値:前月比▲0.7%
>予想:▲0.9%=速報値
*12月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値
前月比+1.3%=速報値:+1.3%
◎1月ISM非製造業景況指数:59.9>予想:59.6
12月:62.3↑62.0)
●12月製造業受注:前月比▲0.4%=予想
11月:+1.6%
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【NY株式市場概況】3日(NY時間14:46)
●ダウ平均:35190.92(▲438.41 ▲1.23%)
●ナスダック:13951.39(▲466.16 ▲3.23%)
●CME日経平均先物:27075
(大証終比:▲125 ▲0.46%)
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●ダウ平均は5日ぶりに反落。
▼IT・ハイテク株に再び売りが強まる。
・メタ・プラットフォームズ<FB>:急落
・同社を組入れのファンド…ポジション調整。
>明日…米雇用統計発表。
・非農業部門雇用者数(NFP)予想:+15万人
・前回よりも増加幅縮小見込み。
・オミクロン株感染拡大…労働者の活動鈍化。
・ADP雇用統計…予想外の大幅減少。
⇔
・弱い内容だったとしても一時的な現象?
∴FRBのタカ派姿勢後退には繋がらず。
>本日
・ECBと英中銀…金融政策発表。
・両中銀とも市場の予想以上にタカ派な雰囲気。
・ECBは年内の利上げの可能性が浮上。
⇒各国の国債利回りが上昇。
⇒株式市場にとっては圧迫要因。
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